パトリオットのレビュー・感想・評価
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メルがやりたい役がありきで製作されたような
どっちかというと、メル・ギブソンの活躍より、歴史のお勉強のような要素が強い映画。それでも、ずいぶん史実と違う描写が多いようで、モヤモヤが募りました。もう少し老けた俳優が演じていれば、愛息を亡くした状況をうまく表現できたんじゃないかと思います。役どころの割に、メルが若すぎる印象でした。
この頃、実年齢にふさわしい役をいろいろ模索していた印象が強いですね。メル・ギブソンは、アクション俳優よりも、普通の父親の役がやりたかったのかな。
大砲の弾丸が飛んでくる描写はド迫力で、本当の戦場にいるような臨場感でした。
愛する者を守るため、命をかけて闘う男たちに胸を打たれる!
英国から米国を勝ち取るため、
戦う男たちの姿がカッコいい!
反面、戦争には犠牲がつきもの。
愛するものの命が奪われていく様を
見るのはツライ…
脚本も素晴らしいが、
それを演じる俳優たちも素晴らしい!
頼れる父親、そして、百戦錬磨の戦士に、メル・ギブソン。
若きヒース・レンジャーがその息子役に。
最初は、父親に反発するものの、
守るべき大切なものができ、
父親とわかり合うところはいいね!
ジェイソン・アイザックスの悪役非道ぶりには震えます!
見所、いや、感動の泣き所がいっぱい!
家族愛、夫婦愛、そして、愛国心に
心打たれる映画です!
愛国心
『インデペンデンス・デイ』での最悪な映画を撮ったあと、『デイ・アフター・トゥモロー』では見事な社会派パニック映画を撮ったエメリッヒ監督。その中間の時期に撮った大作だ。タイトルからしてもアメリカ愛国心を養う映画であることは間違いないと思っていた。
しかし、歴史に基づくドラマといった意味以外に何も訴えてこない。最初に、勇敢な息子を失い、戦争中に長男を失う。家族を守るために、誇りを守るために戦った男。そういった感じ。ラストの突撃は絵になるなぁ・・・
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