劇場公開日 2004年5月1日

「_φ(・_・バチ当たっても良し!世界は騙されてる。」パッション(2004) おにっち弐号さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0_φ(・_・バチ当たっても良し!世界は騙されてる。

2020年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

『サン オブ ゴッド』と連続二本見ての感想。。

『サンオブゴッド』はキリストが疑いなく私を信じろと、、、なんだか強迫的な感じがしました。『パッション』は幾らか人間的な解釈でキリストを描こうとしていているのですが手品のような奇跡は変わらず。最後に復活した時にハリツケの時の杭で穴が開いているのには笑うし、どちらの映画もそれが描かれています。人間としてのキリストを描いた作品はないものなのか?
キリストはある種の手品師だったのでは。自分の宗派を広めるために民衆の前で奇跡(手品)を見せ自分を信じさせ布教を強化したのでは?究極は磔刑になった後の復活。おそらく別人が刑に処されたのでしょう。そしてキリストやアブラハムなど多くの預言者たちが神の声を聞いたというフレーズ。おそらく大嘘か精神疾患だったのではないかと思いますよ。キリストが神の声を聞いたという確証はあるのか?あるはずがなく、多くの弟子たちのたわいもない解釈が現代でも引き継がれているわけです。神は一つという宗教の存在で多くの戦争と虐殺が行われてきました。神はいるかもしれないし正直私もいて欲しいと思うのですが、キリストをはじめとする預言者たちが本物かという確証はないに等しい。キリスト教原理主義者は恐ろしく本当に信じちゃっているから怖い。海外ではダーウィンの進化論なんか全然信じちゃいない奴らがいるそうな。いい加減このトリックに世界が気づくべきでしょう。だからといって唯物論に極度に傾倒するのではなく、ほどほどに宗教と向き合うべきだと私は思います。お正月には神社行って、人が死んだらお寺、ハロウィンはみんなで仮装、クリスマスはみんなでケーキを食べる日本人で私は良かったと思います。

おにっち弐号