オールド・ボーイ(2003)のレビュー・感想・評価
全72件中、1~20件目を表示
題名や宣伝写真のイメージとは全く異なる内容です
金槌を振り上げたボサボサ頭の宣伝写真から、てっきり狂人のバイオレンスな話かと思っていたが、、、全然違った!
「正しい質問は“なぜ監禁したのか?“じゃない。“なぜ解放したのか?”だ。」
・・・ なるほど。
宣伝写真で損してるよこれ。
みなさんも先入観もたずにぜひ一見すべし。
※
「私の男」のレビューでこの映画の題名がでていたので、「“私の男”ってそんなにバイオレンスやったかなあ」と思っていたが、、、。
こういうつながりだったのね。
大筋は面白いはずなのだが…
そこに至るまでの設定の荒さ、意味不明から来る退屈さがなかなか苦痛。原作は読んでないけどボクシングが強くなった設定とかいる?廊下の格闘シーンとかまじで意味不明で冗長だったし、衝撃的とされる暴力シーンもなんかもっと説得力のある状況の作り方とかできなかったのかと思う。なんなら暴力シーンで「精神的に」怖く強くなった描写で良かったんじゃないの?
ラストの謎解きの展開は眠気を吹き飛ばしてくれるほど面白かっただけに全体的に面白かった印象からは程遠くて残念。
個人的にはリメイク版の方が好み。
僕の場合まず米国版のリメイクを観て、その後このオリジナルを観た訳だが、いずれにせよ土屋ガロンという漫画家はこの映画を見なければ一生知らなかっただろう。米国のリメイクと比べると韓国版はきつい(グロい)シーンが多く、戦闘シーンは迫力に欠ける。少数意見かもしれない、そして観た順番から来ている部分もあるかもしれないが、僕は米国版の方が面白かった。
口は災い元とはまさに…
冒頭酔っ払いオヤジが警察署内で暴れてて、なんならちょっと可愛げのある顔したオヤジがまさかのこのパッケージの斧持ってるオヤジと同一人物⁇!!まずこれで一本取られた気分です!
前半はまあそれなり可もなく不可もなし、あれ⁇なんでこれ高評価なんだろうと気を抜いてたら、謎解きがじわじわと分かってきた辺りからもう心臓バクバク、恐ろしい復讐でした、あんなやり方ある意味天才奇才!!
監禁ビジネスって実際ありそうな…。
あの強烈なデスの謝罪シーン、あんな行動までしたのに失笑するウジンの顔が私の身体全身に鳥肌立ててくれました…
バッドエンディングの神のような作品
散々監禁されて自由になって理由を探すというミステリーなんですが犯人が完全勝利する上に勝利する手口のエグさがミストのオチやセブンのオチに匹敵するくらいヤバくて最後に事実を主人公に突きつけるシーンはあまりにも衝撃的過ぎてうわーってマジで劇場で声出してしまいましたよ!
しかもそのあとはある意味ハッピーエンドと言う無茶苦茶な終わり方で これ以降韓国映画にどハマりして母なる証明とか殺人の追憶とか親切なクムジャさんとか見まくる事になって韓国パイセンパネエとなった次第です。
【非常に難解だが、良く見ればすべてが分かる作品構成に唸らされる作品。パク・チャヌク監督の剛腕が炸裂した哀しきバイオレンス&復讐映画でもある。】
■平凡な人生を送っていたオ・デス(チェ・ミンシク)は、誘拐されて理由も分からず15年間も監禁されたが、突如解放される。
若い女性・ミド(カン・ヘジョン)の助力を得た彼は、監禁した相手の正体解明に奔走。 すると2人の前に謎の男・ウジン(ユ・ジテ)が現れ、互いの命を賭けた「ゲーム」を提案する。
◆感想
・パク・チャヌク監督作品なので、近作「別れる決心」を面白く鑑賞したが、今作も相当に入り組んだ作品であろうと思いながら鑑賞。
で、その通りであった。
・今作は”身に覚えがない監禁生活を送った”オ・デスの復習譚の様に展開するが、実はウジンの復習譚である事が、明かになる後半の展開が面白い。
<今作は、入り組んだストーリー展開に翻弄されつつも、哀しき復習譚が炸裂する作品である。>
監禁ビジネス
依頼を受けて人を監禁することをビジネスにするなんて、すごい発想。
訳もわからず連れてこられて15年も監禁されたら、どうかなっちゃいそう😭いきなり解放されてもそれはそれでどうしていいやら。
この映画の怖いところは監禁はもちろん、その理由や、監禁後の復讐方法が怖い。
監禁された側が復讐しようとしたけれど、結局は過去の自分の発言等が恨みを買い、同じ状況に追い込まれる復讐をされるなんて、口は災いの元だな。
アメリカのリメイク版も観てみたい。
バイオレンスな映像とショッキングなストーリー
バイオレンスなのは察しがついていたけど、ストーリーもなかなかパンチが効いていた。
映像も黒と赤と白を基調としていて、映画の雰囲気と上手い調和がとれていた。
チェミンシク氏の濃い演技もこの映画のキャラクターにピッタリ。
また観たい映画です。
うわあ、またキツいネタ放り込んできて
2003年劇場公開時鑑賞。原作未読。
知らずに観たので、もうびっくりですよ。パク・チャヌクを覚えたというか覚えさせられたというか刻み込まれた。バイオレンス物かと油断してた。鈍器でぶん殴るのかなあって油断してた。
精神的には鈍器でぶん殴られる以上の大ダメージだった。
あれれ!?
わざわざ立川まで行って4K観たけど、途中寝落ち💤
初めて観た時はぶっ飛んだし、やっぱりネタは日本でも韓国映画スゴいと思った………のに
こんなつまらなく思って…
記憶の中に留めて置けば、⭐4.5だったのにーーー
2度観なくてもって、映画っことですね(^^;
美化したままが良いこともあります
2人の復讐モンスター。
あのオールド・ボーイが4Kリマスター版で劇場復活です。そら行くしかないでしょう。当時余りに良くできた脚本と演出と音楽と圧倒的存在感のチェ・ミンシクと、その全てを凌駕する最悪最強の胸くそ不愉快結末に映画館で震え上がりました。同時に韓国映画ってこんなにおもしろいんや!すげえな!って思いました。久々に観てもやっぱりおもしろかった。
15年間監禁され、ある日突然解放された男オ・デスと共に真相に迫ってゆく疾走感が半端じゃないです。誰が?何のために?いや、違う。思い出せ。大切なことはなぜ今、解放されたかだ。謎の男ウジンの言葉に隠された過去。人はただ忘れる。口は災いの元とはよく言ったもんで、本人にそのつもりがなくても噂は尾ひれをつけて広がってしまう。真実なんて置いてけぼりで。
カンヌでグランプリを受賞した時に「言いたいことは監督が言ってくれたので僕はグランプリをもたらしてくれたタコに感謝する」ってチェ・ミンシクのコメント大好きです。
窓ガラスは内側に割れないんだぜ
当時からすごく評価の高い映画だったんですね。とにかく予定調和と言うか「多分こんな感じにお話しは進んで行くんだろうなー」という私の浅はかな予想の悉く上をいかれました。今回、何の予備知識も持たず観られた幸運に感謝します。
韓国映画の中でも最高に好きな作品
以前にDVDで鑑賞済みだった。
その時の感想はあまりにも壮絶なグロシーンに圧倒された感じで、強烈なインパクトだけが残っていた。
今回、映像がより鮮明になったとのことで、ちょっと怖かったけれどどうしても映画館のスクリーンで観たくて行ってみた。
結果、本当に良かった。
グロいシーンはもちろんしっかりグロいし、暴力シーンも迫力ありだけれど、それ以上にこの映画のストーリー展開に最後まで気を抜けなかった。
復讐する謎の男の正体、復讐劇の全容、そしてラストシーンに至るまで、想像を超えた話に圧倒された2時間だった。
狂ってる
パク・チャヌクもチェ・ミンスクも、この映画好きな自分も狂ってる。
あの酔っ払いから、誰がその後の展開を想像できたろう。
エロ、グロ、ユーモア、音楽のセンス
胸糞だけどカタルシスも感じることができる
劇場の大きな画面で観ることができてよかった。
同じパク・チャヌク監督の「お嬢さん」も面白かった。
こうだったこうだった
昔、DVDで観たけれど内容は忘れていて、タコとシャツを丁寧に着ているシーンやハンマーの横移動だけ覚えていた。
どんな内容か思い出しながらで、近親テーマになってから一気に白けてしまったのも思い出した。昔から、この手の近親テーマって苦手で惹かれない。事実を明かされて衝撃が走るという展開があるけれど、そんなの動物的にわかるはずで、分からないとしたら動物の勘が鈍りすぎている。だいぶ、おっさんに優しい。確かに映画的面白さはあって、青年期とおっさん期が入り交じる映像や餃子口元かと思ったら、引きで橋の隙間を通り抜けるなんて楽しい。でも女優が可愛かった。
全72件中、1~20件目を表示