「(古い映画のリマスター版なので)公式HPの説明が丁寧なほうが良いかなぁ。」オールド・ボーイ(2003) yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
(古い映画のリマスター版なので)公式HPの説明が丁寧なほうが良いかなぁ。
今年135本目(合計409本目/今月(2022年5月度)12本目)。
お話の内容としては、そもそも20年も前の映画のリメイクだし、ホラー映画に分類されて当時はR15(当時の基準)、今回の4Kリマスターで鮮明になったことでR18にされたようです。と同時にホラーもの。
最初はストーリーがわかりにくくて「この人誰だろう?」「この描写いるのかな?」という部分はありますが、後半になるにしたがって「なるほどね」と収束していきます。なのでホラーものという一面がありつつミステリー部分も持ち合わせているところがあり、うかつにネタバレになるようなレビューがしにくいです。
この映画は独自の評価論点があるかな…という気がします。
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(減点0.3/公式HPの説明不足) 今回「4Kリマスター」としてリバイバル放映されたことで、その「グロテスクな部分の鮮明さがあがって」R18となったわけです。しかし、この映画自体がマイナーで、日本第二の都市といわれる大阪市でも上映が少なく、ミニシアター中心で、そのために「当館では2Kでの放映」という扱いのところが多いです。
しかし「2K」と「リマスター」は違う一方「4K」とも違います。このような場合、レーティングがどうなるのかというのが不明で(本当に特異な論点。今回のR15→R18が4Kリマスター版だからそうなった、ということに対して、映画館が2K施設しか持っていない場合、どうなるのかというのが、関連する法律を見てもよくわからず…)、さらにミニシアター中心なので「リアルで4Kでリマスターの最高の体験」ができる映画館は少ないのでは…と思えます。
もちろん、R15とR18といってもその差はグロテスク表現であり、まかりまちがってもこの映画に「大人の営み」やらなにやらを求める方が珍妙だし、「鑑賞料金は変わらない」のは事実ですが、ここは各自のホームページ(私の場合、シネリーブル)で案内する以上に「ここは4K、ここは2K、だけど映倫の扱いとしては2K上映でもR18ですよ」ということはしっかり書いておいて欲しかったです(R18になった経緯が特異という事情)。
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