きみに読む物語のレビュー・感想・評価
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メチャクチャ憧れはするけど、とても共感は出来ない。
主人公のノア、イイ男がすぎる。
若い頃に一目惚れからの、死ぬまで一人の女性を愛し続けてる。
こんなん女性からしたら理想的でしかないでしょう。
「自分にはこの人しかいない」
ってずっと思い続けられるような、大恋愛がしたくなります。
レイチェル・マクアダムスの笑顔爆発!
7月25日(木)
恵比寿ガーデンシネマで「トノバン」を観たら、次の回は再上映中の「君に読む物語」。引き続き鑑賞する。
「ノッキング・オン・ヘブンズ・ドアー」の時にも書いたが、20年、25年前の映画を再上映してくれるのは、映画は映画館で観る事を基本としている身としては誠に有り難い。見逃していても縁のある映画は、いつかこういう映画館で観られるチャンスが巡って来るのだ。
この映画のノアとアリーが7年後に再会出来るように。
施設で暮らす認知症の女性(ジーナ・ローランズ)にある男(ジェームス・ガーナー)が物語を読み聞かせる。読み聞かせる物語の内容と現在の二人が交互に描かれる。
その物語とは、1940年代の話だった。
家族で避暑に来ていた17才のアリー(レイチェル・マクアダムス)に一目惚れしたノア(ライアン・ゴズリング)は猛アタックしてアリーとのデートにこぎつけ(二人で行った映画「リル・アブナー」にバスター・キートンが出ている!)、二人は恋に落ちる。
しかし、木材加工職人のノアと東部から夏の間だけ避暑に来ているアリーの身分の違いから夏の終わりに別れがやって来る。
アリーを忘れられないノアは365日手紙を書き続けるが、母親は手紙をアリーに渡さない。音沙汰の無いノアをアリーは諦め、大学を卒業して金持ちのロンと結婚する事になる。あれから7年が過ぎている。
結婚を前にして新聞でノアの記事を見つけた。夢だと語っていた家を買取ってリフォームしたのだ。7年前の想い出が蘇る。
アリーは想い出の地へ走り、ノアと再会する。リフォームされた家には絵を描くアリーのためのアトリエも作られていた。想い出の家で二人は結ばれる。
母親がやって来る。アリーに渡さなかったノアの365通の手紙を持って。母親もかつてはこの地の男と恋仲だったが富豪の男を選んだのだ。アリーに手紙を渡し昔の話をして悔いの無い選択を、と言い残して去る母親。アリーの選択は…。
物語はノートブックに書かれた二人の話で、物語を読み聞かされていたのは現在のアリーだった。読み聞かせていたのは夫のノアで、アリーは自分の物語だったのを想い出すが、5分後には忘れてしまう。ノアは心臓を病んでいて病院に運ばれる。
病院から戻ったノアは、アリーの部屋に足を運ぶのだが…。
「ファーザー」のレビューにも書いたが、私の母は認知症で、施設に入っている。5分後に忘れてしまう事も、言動が攻撃的になる姿も見ているので、ジーナ・ローランズの行動には納得だ。
それにしてもレイチェル・マクアダムスの笑顔の素敵なこと。惚れてまうやろ〜。
「アバウト・タイム」を思い出したが、レイチェル・マクアダムスの新作が観たくなってしまった。
美しい王道のLOVE STORYです!
上映中の何か良さげな映画はないかなと物色中、2005年の再上映という今作に出会いました。
採点が高く、泣けるラブストーリーということ、しかも今日で上映終了ということで急遽見に行ってきました。
監督はジョン・カサヴェテスとジーナ・ローランズの息子、ニック・カサヴェテスが務めています。
なるほど、映像が美しく、王道のラブストーリーでした。
こんな映画があったなんて全然知りませんでした。
ストーリーは、療養施設で年老いた女性(ジーナ・ローランズ)に物語を聞かせる老人(ジェームズ・ガーナー)という形で、その物語が映像として映しだされていきます。
裕福な女性アリー(レイチェル・マクアダムス)と貧しい青年ノア(ライアン・ゴズリング)の出会い、そして急速に距離を縮める二人の恋。
当然ながらアリーの両親はノアをアリーの相手としてふさわしくないと判断する。
そしてアリーの大学進学に伴い、二人は離れ離れになる。
戦争を経て、故郷に戻ったノアはアリーに宣言したとおり古い屋敷の改修に没頭する。
一方アリーはボランティアをしていた病院で裕福な弁護士ロンと出会い恋に落ちる。
結婚を前に、偶然新聞でノアのことを目にした彼女は過去を清算するためにノアの元を訪れる。
そして昔の恋が再燃するのだった。。。
果たしてアリーはノアを選ぶのかロンを選ぶのか…
途中、何度か現在の療養施設で読み聞かせている場面に戻るのだが、女性が認知症であるということがわかり、結末はある程度予測できます。
そして二人にとって幸せなハッピーエンドを迎えることとなります。
ただ、ここから少し不満な点を書かせてもらうと、みんないい人なんです。
ノアの父親(サム・シェパード)は息子思いでアリーを認めてくれる良い父親であるのはいいとして、アリーの両親も決して憎たらしい毒親ではなく、母親(ジョアン・アレン)もノアからの365通の手紙を隠しはしたけれど、焼かずにとっておいてくれたし、本当にアリーのことを心配する普通の両親として描かれています。
アリーの母がかつて駆け落ちした男が肉体労働してる姿をアリーと物陰から見つめる印象的なシーンがあります。
結局ノアからの手紙をすべてアリーに渡し、娘の選択に任せる理解のある母親。
ノアの恋敵ロンも決して嫌な奴には描かれず、アリーのことを本当に愛する紳士として描かれています。なのでアリーに振り回され男として同情を禁じ得ないが、彼は裕福なのでいくらでも素敵な出会いが待っていることだろう。
そしてノアも当然ながら紳士で、誰一人暴力的だったり憎たらしい利己的な嫌な奴が出てこないのです。
そしてハッピーエンドな結末。
美しい、あまりに美しすぎる。そこがこの映画の良きところでもあり、映画としての面白みに欠く点でもあると言える。難しいものですね。
療養施設にお見舞いに来た多くの子供や孫の姿から、二人が幸せな家庭を築いたことがわかるのですが、生活の苦労はなかったのだろうか。
裕福ではないノアを選んだことによる生活の苦労が何一つ描かれていないので、その点がおっさんにはリアリティーに欠けると感じました。
邦題の力
リバイバル上映で初鑑賞。
『The Notebook』を『きみに読む物語』と訳したことは傑作だと思います。
吃音だった主人公はポエムを読むことで、話せるようになり、365通の手紙は読まれることがなく、離れ離れになり、認知症の最愛の人には、物語を読んで思い出させて。
まさに「読む」ことをテーマにドラマチックな物語でした。
感動のラブ・ストーリー。強い愛の絆が起こした奇跡の物語。この邦題がいい!
未見だった有名な小説、映画を劇場で観る機会があり、ついに鑑賞。
とてもとても感動的でドラマチックなラブ・ストーリーでした!
原作小説の原題が「THE NOTEBOOK」という超味気ないものなれど、同じくその小説の邦題が「きみに読む物語」とはなんとロマンチックな名訳か。
この点だけでも素晴らしい。
養護施設の年老いた女性に、同年代の男性が読み聞かせる激しい愛のラブ・ストーリー。
女性は話に引き込まれ、聞いたことがある気がするという。
恋に落ちては引き離され、そして再開する物語のシーンはとても不ドラマチック。
たびたび現実の世界に戻りつつ、二人の様子が少しずつ明かされていく展開がいい。
中盤早々、先がある程度予想できますが、別にミステリーやサプライズを期待しているわけではないので、予想した展開もまた良し、むしろ期待通りになるのかドキドキします。
そして迎える奇跡の結末は、感動的なれど、少し残酷。
先日「大いなる不在」を観て「ファーザー」を思い出したばかりだったので、ロマンスより残酷な現実の方が心に刺さってしまう。
主演のライアン・ゴズリング(「ラ・ラ・ランド」「バービー」)よりも、
老いた男を、「大脱走」「グラン・プリ」「スペース・カウボーイ」のジェームズ・ガーナーが演じていてびっくり!
自分にとっては、ドラマ「ロックフォード氏の事件メモ」(最初は「氏」がついてて、途中からなくなった)の主演、名古屋章の声で毎週楽しみにして観てましたから、その後、このような名作でお目に書かれて嬉しい限りです。
若い時を演じたレイチェル・マクアダムスも魅力的。
老女のジーナ・ローランズ、その父サム・シェパードなど俳優陣も豪華で見ごたえがありました。
劇場で観れて良かった!!
君はどうしたい❓
こないだリバイバル上映に急いで行ってきました🎬
DVDで鑑賞したことはありましたが、やはりスクリーンで観ると格別です😀
20年前だから当たり前ですが、ライアン・ゴズリングもレイチェルのマクアダムスも若い❗
簡単にあらすじを書かせて頂くと、材木置場で働くノアと金持ちの令嬢アリーは夏のお祭りで出会います。
ノアは最初はつれないアリーにめげずにアタックし、やがて2人は恋に落ちます🙂
しかしアリーの両親はそれを良しとせず、2人は離れ離れに。
ノアは1年間毎日アリーに手紙を書きますが、返事はなし📩
やがて彼は新しい人生を送ることを決意します。
一方アリーは看護師の仕事をしていて、患者だったロンに口説かれます⋯。
わりとベタな展開が続くものの、色褪せず魅力的に映ります🙂
結末も現実離れしてますが、まあ映画なのでね🤔
ライアン・ゴズリング演じるノアが途中やさぐれる時期があり、その時の容貌の変化は注目です😀
アリーを演じたレイチェル・マクアダムスは、服装や仕草がとてもチャーミングです🙂
いつ見ても彼女は可愛いですね🫡
私はタイタニックよりも、こちらのほうが好きです🙂
まさに珠玉のラブストーリーといえるでしょう👍
そのジャンルが好きな方には、自信を持っておすすめします🖐️
しっかり恋愛映画を観たい方におすすめ!
なんと言っても、若かりし頃のゴズリング!
ハンサムすぎる!とてもカッコ良い!!
1週間限定で映画館上映と聞いて。
ストーリーはあやふやだけど、すごくよかったことだけは覚えてて映画館へ🏃♀️
最初の遊園地のシーンとても印象的だった。
とてもカラフルでキラキラしていて素敵💓
とにかくずっと、ノアとアリーが可愛くて素敵。
髪型も洋服も素敵。
貧乏であまりおしゃれじゃないような格好でもなんでも着こなす(そしてかっこいい)ゴズリング。
確かに純情、一途。
あんなに好きになれて、別れた後も毎日手紙を書いてくれる人いないよ〜。
けどその別れ際もなんだかアリーの自分勝手さを少し感じた。あのカップルが成り立っていたのは、ノアの寛大さとアリーにゾッコンだったからじゃないかな。
でもでも、きっと1番一途だったのはロンだよねー!
ちゃんと見てるよ〜ロン〜!
包帯が取れて、改めての登場シーンかっこよかったよ!
だって、婚約してて最後の気持ちをスッキリさせるために旅を許したのに、元カレのところに行って気持ちも持っていかれたなんて、悲しいよ😢
それなのに、「どれを選択しても、僕は君と別れないといけない」なんて理性働きすぎているよ、、。
(タイタニックのキャルとは大違いだよ、、。)
アリーの病室にこっそり行こうとしているノアに、私はコーヒーを入れるために少し席を外すからねと、粋な計らいの看護師さん素敵です。
(そのあとちょっとコーヒーマグを覗くノア、可愛かったです笑)
何にせよ、自然と涙が出てくるということは物語の美しさがあるのだろうと感じました。
映画館もすごくすすり泣きの音が聞こえた!
せっかくならエンドロールの音楽まで聴いて欲しいですね。
改めてとても素敵な映画だと思いました。✨
女性だけどノアに感情移入しました
女性ですけど、前半までのノアに感情移入して鑑賞しました。
今私はノアの立場で、相手の男の子がアリーの立場です。
だから、ノアが最初にアリーを手放した時の痛くて苦しい気持ちは、私の身にも沁みました!
30過ぎ高卒コンビニ店員の私に、ゼネコン新入社員で将来現場監督になる青年と続けるはありませんでした。
次の工事現場で僻地に行かされるから、連絡先を交換したいと言われたけど、できなかった。
だから、この映画を見たあとの今になって思う。なぜ私は連絡先交換を断ってしまったのか...するべきだった。
しょせん私は、ノアほどの覚悟を持てなかったヘタレです。
幸せな二人
一人の女性を全身全霊で愛したデュークが
お話を読み聞かせる、そのお話とは。
1940/6/6両親と避暑に来ていたアリー17歳。
地元で暮らすノアが一目惚れしてナンパするが無視され、
観覧車で体はって必死にデートに誘い、
やっとデート❤️にこぎつける。
『リル•アブナー』をフィンたちとダブルデートで観る。
アリーは、教育熱心な両親の元で育ち、
サラ•ローレンス大学目指している身らしい。
二人で道路に横たわろうと、アリー従う。
ノア、アリーを試したのだろうか?
アリーがどこまで自分について来てくれるか。
ダンス ♪ILL BE SEEING YOU♪
💕現在
二人べったり、キスしまくり、二人乗り、
幸せいっぱい
ノアの家先で父とノア
『ホイットマン』の詩朗読、
アリーが来て絵をプレゼント。
💕釣り合わない恋だった、
彼女は前途洋々、彼には何もない。
ダンスしたり水遊びしたりターザンごっこしたり、
運転を教えたり
💕二人反発し合う時もあるが愛し合っていた。
日曜、アリーの家に招待。
ノアの仕事を聞かれ給料も聞かれる。
母親がイケズそうな顔して夏が終わったらどうするの?ポート遊びを見る両親、一夏の恋だから様子見。
廃墟に行き、 改築する? したいね。
床に敷物敷いて裸になり愛し合う二人。
フィンが来た。
アリーの両親がノアをはみ出しアリーを部屋へ、
父、母、ノアと会うな、あなたにふさわしくない。
父も母も罵り、クズ呼ばわり、
いたたまれないノア、
たまらず出て行く彼を追いかけるアリー。
ニューヨークに一緒に来てそばにいて、と。
様子を見よう、うまく行きっこない、とノア。
アリー腹立ち紛れに、別れる、別れないよね。
💕帰ってしまったの?
翌朝、家に帰る。
アリー一目会いたいとノアの元へ、
フィンが終わりにしろ、とアリーに言う。
ノアおいかけるが、
💕流れ星ににている。
ノア必死に手紙を書くが、母が処分。
アトランタへ行くも
戦争が始まりノア、フィンも兵士に。
フィン戦死してしまう。
アリーは従軍看護士に志願して
ロン•ハモンドと出会い
ケガが治った彼と恋に落ちた。
あのケガで誘うなかなかな奴。
しかも大金持ち、ロンはプロポーズした。
両親が反対する筈が無い。
喜びつつノアを思い出すアリー。
ノア、帰還すると大喜びで迎える父。
父の提案で、ウィンザー農園を買って改築しようと。
改築許可も出て父と住む。
町でアリーを見かける。
追いかけるが、恋人といるのを見て帰る。
幸せそうなアリー。
だが、アリーを取り戻したいノアは考えた。
あの思い出の家を完全に建て直し、呼び戻そう。
💕二人でランチ、
父が亡くなったが、家は完成した。
売りたくないのに広告を出す。何が目的か?
未亡人と付き合うが、心は⁉️
結婚準備のアリーが
ノアが新聞に売家広告出していたのを
偶然見かけ、心がざわつく。
意を決してロンに会い、出かけて来ると言う。
シーブルックにアリーが来た。
髪をカールしてオシャレバッチリ。
早とちりして気が動転したアリーは車をぶつけるが、
ノアが家に入るよう誘う。
💕いい、前に聞いた気がする。
アリーはピアノを弾く。楽譜は?覚えているのだ。
認知症だが。
ノアは心臓の病気で苦しんでいた。
恋人の話を喜んでするアリーを見て夕食に誘い
頭の中でどんな作戦で行こうか考えているノア。
まさかのあの部屋だった。思い出の部屋。
本物だったわよね、私たち。本当に愛し合っていたわよね。と確かめるアリー。
明日の朝も約束する。
💕ノア、再びアリーを失うなんて⁉️
アリーは面会に来た子や孫たちを完全に
忘れてしまっていた。
父ノアに家に戻るように言う子供たちに、
ノアが言う。ママが我が家なんだよ。
ロンから電話がかかって来たがうまくかわす。
翌朝ノアの家に来たアリー。
二人でポート乗る。 白鳥の数凄すぎ。
元いた場所に帰るんだ。
家ちゃんとできただろう。 遠雷。大雨。
なぜ手紙くれなかったの? と聞くアリー。
365通書いた、愛してる、と、ノア。
二人💕❤️💕❤️💕❤️💕❤️
翌朝、未亡人が来た。アリーのこと察する。
アリーは超ご機嫌、とまどうノア。
未亡人もいい人。
アリーは二人がキスするのを見ていた。
アリーは幸せいっぱい。
ロンのこと忘れきっている?アリー。
アリーの為に作ったアトリエを発見して
感動するアリー。
アリーが一人でいる時に母が来てしまった。
母が昔話をして泣いてしまう。
母は、正しい選択をしてね。と言い、
手紙を渡して帰って行く。
ケンカする二人。
何でケンカする?
責任感で帰らねばと思うアリー、
君はどうしたい?
僕たち努力しないと無理だ、努力したい。
私は帰る。もっとうまくできないか。
ノア、君の思うようにしろ。
車の中で手紙読むアリーだが帰る。
💕愛してる、また会おうノア、
ホイットマンの詩、
アリー、知ってる気がする?
部屋にディナー、
幻想的な夕陽が落ちる景色。
どっちを選ぶの、
ロンが愛してる、僕だけを見てくれ、と必死に言うが。
心変わり
ここが正念場。
•••••••••••••••
💕そして、二人は幸せに暮らしました。
💕そうだわ。はっきりと思い出す、
私たち、ね?ノア、と言うアリー、
抱き合いダンスする二人、思い出の曲で
子や孫のことも聞く?
今夜あの頃に戻ってドライブしたい。
まもなく元に戻ってしまったアリー、
取り乱し叫ぶアリーを見て泣くノア。
アルバムを見るノア。
ノアは心臓発作で緊急搬送、入院。
アリーは認知症専門の部屋へ。
ノア、抜け出して帰って来た。
ステキな心遣いの看護師、目の前にコーヒーがあるのに、
アリーの元に行くノア、
ノアと気づくアリー、
一緒に死ねるかしら?
先のこと不安がるアリーに
愛に不可能は無いと安心させ、
ベッドに入るノア。
朝、看護師が部屋に入ると‥‥⁉️
どこまで相手に寄り添えるのか。
観終わった時に,とても静かに2人の想いに寄り添える映画だった。これほど深く人を愛することができるのか。
過去と現在を行き来しながら,少しずつ本当の今が見えてくる脚本も良かった。ノアの家族が現れて,あー,そういうことだったのかと。
認知症になってもアリーのそばにずっとい続けるノア。こんなに愛されて幸せだなぁと世の中の女性はみんな思うね。そして、ノアの語る物語と思っていたら、実は,という展開。婚約者のロンには気の毒だったけれど、彼女の相手はやはりノアだったんだと思う。ロン、お金持ちでめちゃいい男。きっとぴったりの相手に巡り合うよってことで、久しぶりに素敵な恋愛映画を観たと思った。
ノア役のライアン・ゴズリング,かっこよかった。恋愛映画はやっぱりイケメンじゃないとねー。
忘れてはいない
療養施設にいる認知症の女性のもとに足繁く通う老紳士。彼はその女性にある物語を読み聞かせに来ていた。
それは、材木置場で働く青年ノアと、夏の間だけ都会から来ていた裕福な娘アリーとの出会いから始まる。
出会った2人はすぐさま恋に落ち、毎日のようにデートを重ね、毎日のように喧嘩もした。だが何よりも愛し合っていた。しかしアリーの両親はひと夏の遊びだと2人を認めず、無理矢理2人の仲を引き裂く。愛し合ってはいたが分不相応な恋だと突き付けられたノアは傷つき、大喧嘩の末 アリーのもとを後にする。
一方アリーの方は
、母親から突然家帰ることを告げられ、喧嘩を修復出来ないまま連れ戻されることに。
若い2人の話はまだまだ続くが、このストーリーはまさに老紳士ノアと認知症のアリーの人生を綴ったものだった。
時にアリーが思い出し、戻ってきてくれることがあると、それを希望に根気よく読み聞かせをするノア。子供たちや孫のことも忘れてしまったアリーは、周りの医師や子供達にも諦められていたが、ノアといる時に突然その時はやって来る。ふとこのストーリーは自分たち夫婦の物だと気づき、ノアと抱き合う。だが、ものの数分で、つい今さっきのことが分からなくなる。何故、なぜこの老紳士と抱き合っていたのかも分からなくなり、パニックになりスタッフたちに取り押さえられる。
根気よく読み聞かせ続けたノアは、やっとアリーが戻ってきたときの感動が、一瞬して凍りつく。それでも、何度でもアリーに逢いたかったのだろう。
若い2人のストーリーの続きになる。無理矢理引き裂かれたノアとアリーはそれぞれ別の人生を歩始めたが、あることをきっかけに再開する。時既に遅し 他の男性と婚約を果たしていたアリーだったが、ノアと離れられなかった。
アリーの母親はそれを諌め、アリーを連れ戻しに来たのかと思われたが、そのアリーの母親もまた、若かりし頃に諦めた恋があった。故に、アリーに正しい選択をするように言って立ち去る。夏に2人を無理矢理引き裂いたのは、アリーの人生を台無しにしたくないからこそだったのだが、アリーのノアを思う気持ちも十分過ぎるほど分かっていたのだと思うと本当に目頭が熱くなる。
そんな大恋愛を果たした2人の最期は、まさしく奇跡。涙がボトボトと落ちて、何度でも観たくなる作品。
映画館で3度ほど鑑賞したが、リピーター割引きがあったのを覚えている。
生まれて初めて映画で涙出た。
恋愛映画で生まれて初めて涙がでました。
最初の方は、ノアの一般常識の無さに引いてた為、あきてれながら観てました。
アリーにひとめぼれして、デートを誘うために小さい二人乗りの観覧車に男と二人で乗ってたアリーが乗ってる観覧車までジャンプして、回ってた観覧車事態を止めてしまう自己中な迷惑行為。
他にもたくさん観覧車乗ってる人いるにもかかわらず、また三人乗りではなく二人乗りと従業員に注意されてもシカトして、デートしてくれるまで口説いていたこと。
真夜中に全く車が動いてないからとはいえ、道路に大の字で寝そべた行為、またアリーにも道路に寝させたこと。
最終的には車が一台通ろうとして、ブザーならされ、あやうく事故にあいそうになった。
ノアが、一般常識なさすぎて、ドン引きしながら中盤くらいまでアクビしながら観てました。
後半になるにつれ、少しづつ話に引き込まれていきました。
あれだけノアと付き合うのを反対してたお母さんが、若い頃はノアみたいなタイプの彼氏と付き合ってた。
最終的には、ロンみたいなお金持ちと結婚した。ってのが、びっくりしましたね。
最終的にノア取るのか、お母さんみたいにロンを取るのかも気になりました。
おじいちゃんが、おばあちゃんにずっと本を詠んでましたが、読まれてる方はアリーとわかりましたが、読んでる方は、ノアなのかロンなのかどっちか全くわからなかった為ハラハラしてました。
最後、認知症のアリーは、本を読んでくれてたのがノアだと思いだし、認知症から覚めたとき、涙がでました。
ノアが書いた本を、その本読んだのがノアだったとずっと思ってたら、アリーが書いた本をノアが読み聞かせてた。
最後の最後までノアが、とにかく一途でしたね。
物語が紡ぐ究極の愛のかたち
若かりし頃の情熱的な恋と、晩年の静かで深い愛との対比に心動かされる作品だった。
最初の老人ホームの場面で、ノアが偽名を名乗っていたから、何で?と思っていたが、
物語の「これを読んでくれたら、わたしはあなたのもとへ」で納得。
物語をきいて、自然と2人の思い出が記憶から呼び起こされることを望んでいたから。
最初はどちらかとういとノアからアリーへの愛が大きいように思ったが、物語の著者がアリーだったのもいい。お互いこの上なく愛しなっていたんだなぁ。
アリーの記憶は5分ともたない。さっきまでダーリンと呼んでいたのに、突然記憶を失ってノアを拒絶するシーンは胸が苦しくなった。
短い人生で、果たしてこんなに自分を愛してくれる人と出会えるだろうか。
また人生で誇りに思えるほど一途に愛せる人に出会えるだろうか。
愛の究極の形を見た気がする。
自分が真実の愛を見つけたときにもう一度見たい作品。
白鳥の池のシーンが素晴らしい
いい話で、結構引き込まれて見入ってしまいました。ただ、認知症というあまりにも現実的すぎる展開でしたね。最後は、(映画だったら)奇跡が起きるのではないかと期待していたのですが・・・
認知症が治るのは非現実的なのでしょうか。それなら、最後、無理心中じゃないようなのに、一緒に死んでしまうほうが非現実的なような気がします。いや、もしかしたら死んだのはノアだけだったのかもしれない。看護師が脈もみて死んだと思ったのはノアのほうだけだった。心臓の持病があるノアがいつ死んでも不思議ではない。それならかなり現実だが、もっと面白くない映画になってしまう。
かつて、たくさんの白鳥が湖面を埋め尽くしている湖を二人がボートに乗って進んでいくシーンがあったが、夢のようで言葉にできないくらい美しかった。最後も夢のような展開がほしかった。
あと、戦争未亡人のマーサとのエピソードは不要だ。主人公のアリーに対する一途な思いに水を差すエピソードと言える、また、主人公にとって、マーサは本命ではないので、ちょっとマーサがかわいそうだ。特にマーサの性格は良さそうなので、余計にそう感じてしまった。
胃もたれしてしまった。
良かったんだけど上がった期待値を超えなかったかな。ただ合わないだけなら良いんだけど、歳なら悲しい。綺麗すぎる恋愛映画は少し胃もたれ。
最後もちょっとやり過ぎかな。
確かに経済的格差等の垣根を越えて愛を貫く2人の姿には思うところもあった。アリーが婚約者とノアの間に揺れ、ノアを選んでから年月が流れ、アリーが認知症になってからも必死に自分が何者かを伝え続ける姿を見て自分には無理だなと笑
湖のシーンはとても良かった。
音楽も相まってアートのような演出だった。
最初のシーンでお婆ちゃんがアリーだと勘づいてしまったのも悪かったか。知らずに明かされる中盤で気づけばまた変わるのかな。というわけで、
自分はこの世界観にハマりきれませんでした。
映画の内容まとめています、とても良い映画でした(※ほぼネタバレしてます。)
認知症の年配の女性に対して、同じ施設に暮らす年配の男性が本の読み聞かせをするシーンから映画は始まります。
本の内容は、貧しいが自由に生きるノアと裕福で美しいが縛られた人世を送るアリー、2人の恋の物語。
ある日、ノアはアリーに一目惚れし猛アプローチをする。アリーは最初、見境もない行動をするノアを理解できず距離を置こうとするが、徐々にノアの生き方に惹かれていく。
その後、家族ぐるみの付き合いとなり2人の関係も深まっていく。
しかし、アリーの両親はノアが貧しい家の出身だという事を良く思わず、アリーを連れ突如NYへ引越す事となる。身分の違いによって2人の恋は急遽幕を閉じる。
ノアは毎日1年間、365通もの手紙を送るが、返事はこず。2人はそれぞれの道を歩み始める。
ノアはアリーの事が忘れられず、その後もアリーを思い生きていくが、偶然街ですれ違ったアリーは既に新しい恋をしていた。ノアはアリーの事を忘れようと仕事に打ち込み始める。
一方、アリーの新たな恋は順風満帆に進み、恋人からプロポーズを受け、婚約まで至る。ウェディングドレスの試着中、ふと新聞を見たアリーは、ノアの記事を見て失神してしまう。そう、アリーはノアの事をまだ覚えていた。結婚式前アリーはやり残した事をしたいと婚約者に伝えノアに会いに行く。そして遂にノアとアリーは数年越しに再会し、今でも2人が愛し続けていた事に気づく。
2人は2日間愛し続けるが、その街にアリーの母親と婚約者が迎えに来る。母は娘に判断を間違えないよう伝え、過去にノアがアリーへ送っていた手紙を渡す。
~ここのシーンでの母親の心理はとても複雑で、娘の気持ちに寄り添い、誠実さを感じました。~
しかし、結局アリーはノアではなく婚約者を選び、物語はめでたしめでたし。
再び時は現在に戻り、認知症の女性は読み手の男性に伝える。「誰がめでたしなの?…これは私達の物語だわ」と。
アリーの記憶が一時的に蘇り、2人は再び強く抱き締め合う。ここで、実際には物語の内容とは異なり、アリーは婚約者ではなくノアと結婚していたことがわかる。
~このシーンはこれまで見てきた映画の中でもとても感動的なシーンでした。ノアがアリーに思い出してもらう為にわざと物語を変えたのか?それともアリーが執筆中に認知症となり、結末だけを意識的に変えたのか?色々な憶測ができとても良いシーンです。~
数分後、アリーの記憶は再びなくなり発狂します。ノアはその後、心肺停止となり生死を彷徨います。容態が安定した夜、ノアは施設内のアリーが眠る部屋へ向かいます。ノアがアリーを起こすとアリーの記憶は戻っていました。二人は手をとりあい、再度お互いの愛を確認し、覚める事のない眠りにつきます。
きみに読む物語
タイトル回収に鳥肌が止まりませんでした
語りと同時進行に進むこの映画は、ラストに語りと過去の映像の切り替わりがいいタイミングで泣かせに来てます、ずるいです。
ただ、主人公のノア視点で感情移入して見てみると、どうも辛く寂しく、いくら最後結ばれたとしても素直に心から喜べませんでした。でもきっとノアはそれでも嬉しく、最後の最後まで彼女を愛し続け、幸せとなりました。うーんノアの愛の深さは素晴らしい、こんな一途な男性になりたいと思いました。
泣いた
一目惚れからはじまる恋。
その愛は永遠に続く。
しかし、どこか寂しくもある描き方。
純愛物語だが、現実を突きつけられ常に切ない気持ちで観ていた。
ダンスし、幸せを感じているところで突然自分を忘れてしまった愛する人。
激しく拒絶される。
何とかしようとなだめ、抱きしめようとするが、拒絶。
興奮し、激情する愛する人の姿を見て涙する主人公。
切なすぎて涙なしには観れなかった。
ラスト。
主人公と愛する人は幸せだったのか。
私は最高に幸せだっただろうと思う。
愛することとは何か忘れてしまいかけてる人にぜひ観てもらいたい。
パートナーをより大切に、幸せにしたいと思わせてくれる作品であった。
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