「物語が紡ぐ究極の愛のかたち」きみに読む物語 リタさんの映画レビュー(感想・評価)
物語が紡ぐ究極の愛のかたち
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若かりし頃の情熱的な恋と、晩年の静かで深い愛との対比に心動かされる作品だった。
最初の老人ホームの場面で、ノアが偽名を名乗っていたから、何で?と思っていたが、
物語の「これを読んでくれたら、わたしはあなたのもとへ」で納得。
物語をきいて、自然と2人の思い出が記憶から呼び起こされることを望んでいたから。
最初はどちらかとういとノアからアリーへの愛が大きいように思ったが、物語の著者がアリーだったのもいい。お互いこの上なく愛しなっていたんだなぁ。
アリーの記憶は5分ともたない。さっきまでダーリンと呼んでいたのに、突然記憶を失ってノアを拒絶するシーンは胸が苦しくなった。
短い人生で、果たしてこんなに自分を愛してくれる人と出会えるだろうか。
また人生で誇りに思えるほど一途に愛せる人に出会えるだろうか。
愛の究極の形を見た気がする。
自分が真実の愛を見つけたときにもう一度見たい作品。
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