劇場公開日 2006年7月15日

日本沈没のレビュー・感想・評価

全22件中、21~22件目を表示

4.0宇宙人の出てこない『インデペンデンス・デイ』

2010年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作も前作の映画も見ていません。

雰囲気としては、宇宙人の出てこない『インデペンデンス・デイ』という感じでしょうか。群像劇であり、超人的なヒーローが出てこない感じも似ています。
近年、局地的な自然災害が多数発生しているせいか、沈没はしないまでも、全国規模で災害が起れば似たようなパニックがきっと起るだろうと、妙に説得力がありました。

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ringo

1.0これほどひどいとは

2010年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

自ブログより抜粋で。
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 前作が大ヒットした当時は物心つく前なので知らない。けど、小松左京大先生の原作にははまった口。そんな自分から一言「ふざけんな(怒)」。
 世間の評判が芳しくないことは知っていた。クライマックスが天地がひっくり返るほどの改悪されていることも前情報で知っていた。しかしこれほどひどいとは。

(中略)

 目の前で起こっていることをいちいち字幕で説明するのが説明過剰でうっとうしい。映画なんだから文字で説明すんなよと思う。
 一方で悲壮感を煽るために、ことあるごとに子供の姿を絡めるのが安易で白々しい。特撮の派手さとは裏腹に演出的にはすべてが幼稚なのよ。

 日本の国宝を国外に持ち出す首相代行を悪役としか描いていないところも、この監督&脚本家は原作の心をまるで汲み取っていないんだと怒り心頭。
 この原作は、日本沈没という絶対的に回避不可能な絶望の淵で日本人はどういう行動をとるかを紡いだ、SFの器を借りたシミュレーション群像物語だったはずなのに、派手な特撮で飾り立てたハリウッド産のパニック映画の安っぽいパクリ映画でしかない。こんな内容だったら最初からこの傑作SF小説を原作としないでいい。

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かみぃ