モンスター(2003)のレビュー・感想・評価
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シャーリーズセロンが南アフリカ出身ですが、日本人が南アフリカで名誉...
シャーリーズセロンが南アフリカ出身ですが、日本人が南アフリカで名誉白人だそうで、南アフリカがアパルトヘイトがあった地で、一般にアフリカ大陸が黒人が多く暮らす場所ですが、その地で少数の白人がその南アフリカという国をどのように治めていたのかと疑問に思いますが、白人が大地主で黒人とまったく接触もないのではと考えてしまいますが、その白人が地主以外の土地が一般に公園か所有者不明の土地でも自治体の土地になると思いますが、多数を占める黒人が白人が地主の土地以外のその狭い土地に暮らしてたのではないかと考えますが、また芸能雑誌にシャーリーズセロンが、南アフリカで暮らしてた際に母がその母自身に暴行をするその母の夫を、シャーリーズセロンから見たら父ですが、銃殺をしたそうで、それが正当防衛と思いますが、当映画が過去に実際に米国であった女性の殺人犯の実録の映画ですが、シャーリーズセロンがその役で車で来た男性に買われ、売春のサービスを強要されて、その男性を射殺し、財布を奪って逃げますが
普通の生活に憧れた悲しい女性たちの話
最高の演技が見れる犯罪伝記映画
ずっと見たかった映画。
シャーリーズ・セロンの演技が凄すぎた。
クリスティーナ・リッチの愛らしい残酷さも良い。
シリアルキラーの彼女に同情せざるを得ない。
セルビーの気持ちを考えると辛すぎて涙も出ない。
殺人鬼の愛だけが本物だった。
やりきれない。切なすぎて心が痛くなる。
私が裁判員として担当することになった裁判の被告としてこのリ―が現れたら、私はどうするのだろうか?
実際に会ったら「なんて身勝手な」と怒ってしまうのだろうな。
だのにセロンさんが演じるリ―を観ていると、少年法を適応したくなっちゃうよ。中年だけど。
歯をむき出して、怒った時は体を硬直させて脅す以外のコミュニケーションしかとれないリ―なのに、映画が進むにつれ、リ―が愛おしくて手を伸ばして抱きしめたくなる。殺されそうになった時の恐怖感。その後の攻撃は最大の防御というのも、うん、わかる。なのに愛しい人は理解してくれない。ああ。
そんな風に演じたセロンさん。脱帽。
ただ愛して愛してくれる人が欲しかった。”人”として遇して欲しかった。道具じゃなく。
それだけなのに。
リーとセルビーの恋愛だって、 ごっこ遊びにしか過ぎない。それすらも手に入らない。その違いもわからずに「本当の」と思いこむ。それほど飢えていた。愛を知らなかったリ―。
愛する人に認めてもらいたくって、自分をバカにした世間を観返したくって、自分を大きく見せようとホワイトカラーを望むリ―。学力が無くって事務ができないのを知られたくなくって、事務仕事をバカにして虚勢をはるリ―。そんなリ―をうすら笑う人々に囲まれていたら、本当に自分ができることに向き合えないよ。
今自分ができる最低限の努力を認めてくれる人に出会えていたら変われたのかもしれないのに。世間は世間の尺度を押しつける。当該人物に取って、そのハードルがどんなに高くても。
セルビーの方が悪女に見えたよ。
性的志向ゆえに、居場所をなくしているとはいえ。
ただ、一緒に遊ぶ友達が欲しかっただけ。一人は寂しい。リーと同じに孤独を知っているとはいえ。
自分のことしか考えていない。どこにでもいるバカな女。
やってもらうことしか考えない。そればっか。自分で動けよ。
「私は巻き込まれただけ、知らなかった」と被害者になっちゃうんだろうな。「稼いできてよ」それが何を意味するかなんて考えない。
残酷な10代。自分のやっていることの本当の意味・社会での位置づけが見えない。実際にことが起こってから恐れ慄くだけ。
セロンさんが整形して(歯並びを変えて)まで、プロデューサーもやってまで、やりたかった役。リ―の痛々しさが切なくて切なくて。
最後の犠牲者と最初に会っていたら人生変わっていたのかもしれないと思うとやりきれない。
冷たいことを言えば、このような生い立ちながら、しっかり人生を歩んでいる方は多い。何が違うのか。
セロンさんには自分を守ってくれるお母様がいた?
繰り返すけど、最後の犠牲者と最初に会っていたら?
人との出会いが人を変えるのだと信じたい。
タイトルなし
劇場公開時鑑賞。
誇大妄想
2022年2月24日が悲しい日になりました。この作品を観ながら、ふと、プーチンのことが思い出されました。実在したアイリーン・ウォーノス(シャーリーズ・セロン)は、どう考えても不幸な境遇で、同情の余地もなくはないのですが、思考回路に大きな問題がありますよね。いつか有名な女優になるとか、弁護士になって大邸宅を建てるとか…。楽観的なのはいいけど、楽天家はいけないと何かの本で読んだことがありますが、そういうレベルを遙かに超えて、とても危険で、実際にモンスター化してしまいます。「自分は被害者」、「防衛のための攻撃」という身勝手な理屈で自己完結していて、相手を受け入れる余力が完全に欠失してしまっています。その結末は悲劇にならざるを得ないという物語は、とてもリアルで見応えがありました。
久々の号泣!
体重を13キロも増やして体当たり演技で殺人鬼アイリーン役に臨んだC・セロン。同性愛のために家族から、社会から疎外感を感じている孤独な女性を演ずるC・リッチ。ともに演技は最高でした。説明調の前置きも少なく、実際の事件についても予備知識がほとんどないという状況においても、二人の演技(特に表情)が運命的な出会いを見事に演出していました。“娼婦”であることにたじろがず、職業への貴賎に対しては全く純粋なセルビーに心を開く様子。最初の殺人の後にセルビーを呼び出したシーンもよかった。堅気の職業に就こうとする彼女に対しても「そんな受け答えじゃダメだよ」とスクリーンに向かって叫びたくなったほどです。
セロンの演技は随所に光りました。特に印象的なのは第2の殺人を犯すときの表情です。金のため、女を買う男への憎しみ、“変態野郎!”と叫びたくなる心境、そして殺人が快楽へと変わる瞬間の殺人鬼特有の目に変化する過程なのです。一度人を殺すと、歯止めがきかなくなるということをも表現できていました。
ラストでの電話~法廷シーンも奥が深かったです。途中で、声のトーンを変えながらもセルビーは関係がないんだということを伝えたくなるほど機転が利く彼女。このくらい感性が鋭いもの持ってるんだから、堅気の商売でも通用したはずだ(決して生まれながらの落伍者なんていないということも伝わった)。その才能は、セルビーへの愛を貫いてセルビーに迷惑のかからないように自分一人で罪を償うことに注がれました。これほどまでにセルビーへの愛を信じて涙するアイリーンに対し、セルビーが徐々に甘えん坊みたいに演じ、最期には冷たく指差す行為も対照的に描かれていましたので、余計アイリーンに対して泣けてくるんですよね。
エンドロールに再度流れるジャーニーの“ドント・ストップ・ビリーヴィンDon'tStopBelievin'”がアイリーンの台詞に使われていることに感動し、また涙が溢れてきた。
【2004年10月映画館にて】
シャーリーズ・セロンが演じてるからこそ泣ける(のだと思う)
実話を元に作られた映画
アメリカ史上初の女性連続殺人犯の実話。主演のシャリーズ・セロンは4...
アメリカ史上初の女性連続殺人犯の実話。主演のシャリーズ・セロンは40ドルの安い売春婦(殺人鬼)を演じる。バーで知り合った少女セルビーと惹かれあい関係を維持するために殺人を犯していく。
アカデミー賞主演女優賞を受賞
娼婦だって同じ人間だよ
実際にいた連続殺人鬼をモデルにした話。レイプされそうになったから殺しちゃって、そっから客としてひっかけた人を殺していって深みにはまってく女を描いた話。
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劇中に出てくるお母さんのように、私達は娼婦とかいわゆる水商売系の仕事をしてる人達を、その選択をしてしまった堕落者として見がち。だから客からも奴隷のような扱いをされたりする。
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でもその選択しかなかった人だっているんだよね。体を売るなんて誰もやりたくないことは普通。やりたくてやってるわけじゃない。
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女性の犯罪を描いた点では『ハスラーズ』と同じものを感じた。夜の世界から女性が抜け出して真っ当な仕事につくのがいかに難しいか。
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この役でシャーリーズ・セロンはめちゃくちゃ体重増やしたらしく、ほんとあのキレイな原形がまるでなかった。すごいねえ、太って眉毛なくすとみんなブスになるんだねぇ。
愛されたい、生きたい
悲しい殺人犯
あまりに哀しすぎる
ストーリー
もう序盤から結構ダメだった。というのも貧しい環境から娼婦という商売しか出来なくなった女性の生きる術がこういう形しか無かったというのが非常に現実味を帯びていたからである。就職しようと努力したもののああいう結果に陥ってしまう主人公の不器用さ非常識さ。
キャスト
シャーリーズセロンの映画ですよね。そりゃ見た目も凄いですよ、でもそこだけじゃなく仕草や目線ひとつひとつも作り込まれている。しかも断片に美しさが見えたりする。すごく不思議な人物となる。クリスティーナリッチも珍しくボーイッシュなかんじで、たぶん役作りでちょっと太ってるよね?ギプスで洗面台を叩くシーンでは、洗面台を壊し自身の腕にアザを作ってしまったらしい。
監督
女性監督だからオシャレで美しいものに仕上げまであるかと思っていたがそんなことはなかった。人工的なものは排除されより現実的で、実際にどこかにこんな女性がいてこんな人生があると思わされた。さらにこれは愛のために殺人を犯すという結構シンプルなストーリーだが、彼女の娼婦という仕事やバックグラウンドを映し出すことで作品に重みを与えた。彼女は娼婦を仕事の1つとして考えているし、彼女の性格も魅力として捉えている。だからこれほどに彼女の宿命が悲しい。
彼女たちはアイリーンの不幸な環境にも関わらず希望を持って生きたことを尊敬しているようだったし、同情している。シャーリーズセロンも自身がアイリーンになりきることで、彼女がその容姿によって受けた差別を思い知った。
「殺人も売春もしないという人たち。環境が変わればありえないことじゃない。自分は違うという傲りは愚かしい」
とことん胸糞悪い映画
連続殺人を犯した実在の女性をシャーリン・セロンがなりきる様、あとク...
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