みんなのいえのレビュー・感想・評価
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面白いの基準は人それぞれですからね。
他の方たちのレビューを読んでたどり着いた
過去に2度鑑賞したが
まったく面白いと思わないのでレビューしていなかった
田中直樹と八木亜希子が演じる夫婦
念願のマイホームを建てることにした
奥さんの希望で設計はインテリアデザイナー(唐沢寿明)に依頼
施工は奥さんの父親(田中邦衛)に依頼
ところが最新のデザインにこだわるデザイナーと
旧来の工法に拘る大工がことごとく対立する
という物語
この映画
設計と施工の役割分担が一部おかしいのではないか?
っていうか、
施主の意向を無視する職人って何様だよ
主人公夫婦含め出てくる人物全員バカ
ハッキリ言って1回見たことを忘れていた
まだ見ていないと思って録画した
評価ゼロ
芸人の小遣い稼ぎの映画だ。
伝統的工芸士と建築士は別物。
流石、旧国営放送の看板番組を手掛ける脚本家。
でも、コメディじゃなかったか?
差し迫った緊迫感が無いし、具体的な事だが、デザイナーの元ネタと変更点が分からない。
お互い張り合う意味が分からない。また、見た事のある役者〔芸人など)がたくさん出ているが、その人物設定が分からない。経費をかけた効果が不明。
ここまで来ると、鬼才による実験的映像って事になる。若しくは、芸人の小遣い稼ぎの映画だ。
見るのは勝手だが、私は二度と見ない。
建築学講座
モダニズム対頑丈な家。大黒柱が無い、内開き、トイレは北側。色々と勉強にもなる。尺貫法については、建てるすんでのところでインチとの対立ってのは遅すぎる。こんな調子での棟梁とデザイナーの対決が延々と続き、やがて双方が日本の伝統建築を重んじていることがわかり、妥協点どころか最終的には仲良くなるお話。
妥協、こだわり、様々な思いのぶつかりあい。徐々に家が建てられる様子は金がかかってるな~という気分にさせられる。南大門の墨壺の話題なんかも面白いし、専門用語が飛び交う脚本にはよく調べたな~と感心するばかり。だけど、『ラヂオの時間』ほどは笑えない。「おとぼけマンション」の脚本家・・・ゴジラとか火星人とか出てくるの・・・要らない。
お決まり
お決まりのドタバタ劇でした。
ちょっと苦手な方が出てたので評価は低め。
デザイナーとお父さんのバトルが見物。
そして、デザイナーとお父さんが意気投合してからの旦那の挙動不審が三谷幸喜さんらしい。
人間の
小さな所、
気にしいな所、
嫉妬、
自己主張。
人間らしさが全面に出てた。
田中邦衛さん、職人ですね。
家造る役、ピッタリです👍
自分の作品に誇りを持つ
三谷幸喜のラジオの時間でも語られたテーマである、自分の作品に誇りを持つということ
この作品でもそのテーマははっきりと語られる
作者の作品はその周辺の人々の意見などにより、徐々に違う作品に変わっていってしまうが、
それでも作者は自分の仕事、物、作品を愛し、誇りを持つことに意味がある
作中、終盤、海外のデザインに憧れを持ち、古くて手間のかかるものでも、自分のデザインを愛し、こだわりたい設計者と
工期を守り、最後まで作品を作り上げることが自分の役目だという大工(職人)のコミュニケーションは、どの仕事にも当てはまる普遍的な話だ。
最後に設計者は屋根裏に、創造的な絵や線を書くペンを置き、棟梁は正確かつ素早く線を引く墨壺を置く
三谷監督自身の作品に対する愛情やバックボーンがはっきりと伝わる、忘れられない作品となった
風はばかにできねぇぞ、風はよ
映画「みんなのいえ」(三谷幸喜監督)から。
ストーリーは、全体を通してコメディなのだが、
その合間、合間に、私をくすぐる台詞が満載だった。
特に、家を建てるとなると、十人十色のアドバイスをしたがる。
「家(うち)は頑丈なのが一番なんだよ」
「内開きのドアなんて聞いたことがねぇや」
「風水ではね・・・」などなど・・
その中で、一番気になった台詞は、田中邦衛さん演ずる父親役
大工の棟梁・長一郎さんが、呟いたアドバイス。
「風はばかにできねぇぞ、風はよ」
家を建てる場所を見に行って、若い夫婦に助言したシーン。
どんな家がいい、和風だ、洋風だ・・そんなことより、
建てる場所に吹く風の強さは大事だぞ、といいたげだった。
基礎よりも大切なこと、それは自然とどう向き合っていくか、
そんなことを教えていただいた気がする。
この台詞は、監督・三谷幸喜さんが
この映画で伝えたかったこととは違うかもしれないけれど、
ゴルフに夢中の私には、聞き逃せないフレーズだった。
「スィング、飛距離、正確さ」より「自然とともに・・」が
一番大切なことかもしれないな、と苦笑いさせられた。
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