みんなのいえのレビュー・感想・評価
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タイトル通り
家を建てるのは、たくさんの人が関わる。こんな家を建てるんだ!という強い意志がない限り、人の意見に左右され、揺れる。竣工するまでのいきさつを、コミカルに描く。三谷幸喜らしい味。
BS松竹東急の放送を録画で鑑賞。
三谷ワールドのハッピーエンド
家を建てるには、大勢の人の力が合わさっている事を再認識した。
いろんな立場で最善を提案するから、纏める人の気量を問われていた。仕事も同じですね。
家族の形が時代時代で変わっていく事を考えると、私は賃貸でいいかなぁ〜
雨降って地固まる
三谷幸喜の監督2作目。
相変わらずのドタバタコメディ。
前作「ラヂオの時間」は、放送局内のワンシチュエーションだったけど、今回は場面が増えて世界が広がった印象。
キャストも超豪華で、さらにカメオ出演も、明石家さんま、香取慎吾、真田広之など豪華。
前作「ラヂオの時間」のキャラクターも登場。
ストーリーもわかりやすく、楽しく見れるけど、ちょっと無理矢理笑わせようとするようなシーンが目についたかなぁ~
あと、田中直樹と八木亜希子のメイン2人の素人演技が、やっぱり気になります(^_^;)
【”良い家になったなあ・・。アーティストVS頑固な大工職人”けれども、良い家を建てるという想いは同じ。注文建築を立てる楽しさ、大変さを描いた作品。】
ー 今作を観たのは、若かりし頃である。
家を建てる多変さを欧米様式に拘る欧米アーティスト(唐沢寿昭)と頑固な大工職人(田中邦衛)との対立と、徐々に真に良い家を建てたいという思いが通っていく様をコミカルに描いた作品である。-
◆感想(我が家の建築の思い出とともに・・。後、映画の感想になってません・・。)
ー 最初に敢えて記載するが、私が注文住宅を建てたのは、29歳の時である。大都会に住む方は重々承知だと思うが、家は土地の値段が2/3であり、上物は大した値段ではない。
私は、マンションで十分だと思っていたが、家人から“庭が無ければ嫌だ!”と言われ、渋々承知した。結論から言うと、庭付き一戸建てにして、良かったと思っている。
何故なら、春夏秋冬、家人は庭で野菜やハーブを育て、美味い料理を供してくれるからである。
【但し、35年ローンである。色んな書類に判を押しているうちに、気持ち悪くなってしまった事は今でも覚えている。】ー
■家の間取り問題の数々
・今作でも描かれているが、私は6畳で良いから畳の部屋が欲しかった。で、設計士と相談し作った。ついでに、掘りごたつも作ったが一度も使わず・・。痛恨の極みである。頑固な大工職人を得んじた田中邦衛さんが拘った畳の部屋であるが・・。
どーも、我が家では機能せずに来客が有った際に使用するのみである。時代の流れであろう。
・私の書斎問題
私は、蔵書が可なりあるため、8畳を要求したが、設計士から軽く却下された。ついでに言われたのが、【書斎何て、昭和の発想ですよ!。】
けれども、ここは踏ん張って作って貰った・・。家人の冷ややかな視線を背に受けながら・・。
・子供部屋問題
当時、子供は一人で小さかったので、”一部屋で良いんじゃないか”と言ったが見事に、却下。夫の意見は完全目視。
但し、子供の部屋を鍵付きの部屋にしてはイケナイとは思っていたので、そこのみ採用・・。
・トイレ問題
今作でも、触れられているが、私が強く主張して、1.2Fに設置。珍しく容認。矢張りWCは二つは必要である。
・家の動線問題
設計士から、子供は帰宅したら必ず、親のいる居間を通って部屋に行く方が良いとアドバイスを受け、レイアウト変更。お陰で、我が家は子供が幼い頃は走り回る事が出来るようになっている。
・台所問題
家人が、居間を向いて料理したいと提案。で、食卓と台所を繋いで熱々を提供出来るように設計。これは、大正解。
・縁側問題
私は濡れ縁は欲しかったので、提案したが、これもアッサリと却下。
<マア、何が言いたいかと言うと、家とは男の求めるモノではなく、家族”みんなのいえ”が如何に快適に過ごせるかを、設計時に良く考える事が大切なんだよなあ、という事である。
それにしても、繰り上げ返済をしてきたが、完済までまだまだである。
結局、男は黙って金を稼ぎ、ローンを粛々と返済するのみなのである。
けれども、それが男の家族の為にすべきことは分かっている。故に厳しき日々を送るのである。
今作は、そんな一軒の家を作るために奮闘する人々の姿をコミカルに描いた作品である。
初見時には、まさか自分が主人公みたいな経験をするとは思わなかったなあ・・。>
大御所のオンパレード
今観ると、田中邦衛、野際陽子を始め、ちょい役にも
真田広之や明石家さんま、中井貴一が出てたり超豪華。
見てるだけでワクワクするのだけど、
脚本の方はと言うと、ラヂオの時間が面白すぎたので
物足りないような気がしました。
テンポもあまり良く感じなかったのは、主演の二人が
役者さんじゃないからなのかな?
唐沢寿明と田中邦衛の相反するだけど、
お互いの性格は似てて仲悪いなりにも認めて行く
と言う縦軸はとても良かった。
和室はちょっと広すぎた。わかってたんだぁ。全ては設計から
内容は、新築を建てようとする飯島家の夫TVドラマの脚本家と妻憧れの後輩インテリアデザイナー柳沢と妻の実父大工棟梁の岩田を中心に繰り広げられる人間模様のモノを造る事を仕事にする人を様々な角度から見る事が出来る笑あり涙ありのコメディドラマ。好きな言葉は『くそっじじぃ』です。最後に新築を望む小高い丘のベンチに座り棟梁と柳沢の本音が垣間見える長年モノづくりに携わって来た人の邂逅の言葉。愛らしくお互いを認め合うシーンは心の絆を再確認とバトンタッチの様で嬉しくもあり悲しくもあるシーンは最後に相応しかった様に感じます。『職人とアーティストは相反するモノでは無い。職人は愛情が無ければオートメーションの機械と同じだし、アーティストは作品が売れなければ只の変人だ。問題は何処で折り合いをつけるかだ』長い台詞の中に当時の監督の思いが伝わる様で面白かったです。『当たり前のモノがこの国には無さすぎる。手間を掛ける事はそんなに無駄な事でしょうか?』大工の棟梁とこの一言で理解し合う矜持が幸せな気分を運んでくれました。それに嫉妬する家主の飯島夫との構図は関係性の変化が如実に分かるも何度もくどい表現に若さを感じて面白かった。好きな場面は屋根裏に棟梁が墨壺を納めるシーンでそれを見て柳沢がホントに?!いいんですか??と驚きと寂しさと将来の自分を見ている様な表現は胸が苦しくなりました。同じ方向を向いている2人(棟梁と柳沢)が立場の違いからぶつかり合い罵り合い其れでも諦めず最後に新築を完成させて、新築を望む小高い丘から隣同士で同じ方向を向いて会話する構成は目頭を熱くさせます。細かい演技も拘りが強くやりすぎな部分も踏まえて分かりやすく造られた素晴らしい作品だと思います。本当に新築を建てるときは離婚を覚悟するぐらい揉めますし達成感もあるのは事実ですが、二十畳の和室はやり過ぎです。集会所以外見た事ないです。
マイホームを建てるためインテリアデザイナーに設計を、妻の父親に工事...
マイホームを建てるためインテリアデザイナーに設計を、妻の父親に工事を依頼。どちらも頑固者なので衝突。さらに周囲の家族まで口を出してきて。まさに、みんなのいえといった感じ。
間であたふたする夫婦も観ていておもしろいし、個性的なキャストの我の強さに笑える。 田中邦衛が最高でした。
つくり手のプライドも感じる。
ほのぼのする作品で良かったです。
田中邦衛さんを偲んで
三谷幸喜監督の代表作
何度か観た
脚本が良い
コメディーの傑作
面白い
特にエゴとエゴのぶつかり合いが笑える
伊丹監督の『お葬式』みたいに実体験を元にしたのだろうか
どんな家ができるのか不安になってくるがそれがまたワクワクして面白い
2001年の作品だから今から20年前
10代の人たちはリアルタイムで観ていないからだいぶ前の作品
山ちゃんが珍しく顔出しで映画に出ている
若い
出演者のなかで1番変わったような気がする
2度の離婚で気苦労も多かったのかシワが増えたような気がする
元フジテレビ女子アナでフリーの八木亜希子の抜擢は当時驚いたけどそういえば野際陽子も元局アナ
中井美穂だって局アナ時代にフジテレビの連ドラに本人役ではなくレギュラー出演していたっけ
田中邦衛作品といえば『ウホッホ探険隊』や『タスマニア物語』だが残念ながら今はなかなか気軽に観ることができない
『みんなのいえ』は田中邦衛の代表作
昔気質の頑固な棟梁役にピッタリ
バラエティー番組で小堺一機がモノマネしてたけど悪ノリしすぎて共演していた八木亜希子が珍しく半ギレしていたことを思い出した
田中直樹演じる脚本家飯島直介の「アーティストは作品が売れなきゃただの変人だ」という名言はズシンときた
「しゃくり」と「しゃくれ」をかけているのかなと思ったが考えすぎかな
三谷幸喜作品では珍しく女性のヌードあり
チョイ役でいろんな人が出演している
チェックするのも面白い
「駄目だ」「自分の問題ですから」
キャラクター的には真田広之演じる拘り過ぎるバーテンダーが1番おかしくて好き
エンドクレジットも楽しめる気配り
三谷幸喜映像だわ
西洋風建築知識のデザイナーが設計、棟梁は純和風の考え方の双方がぷつかり合う棟梁の娘も婿の新たな一軒家を建てる騒動を面白くおかしく三谷幸喜映画として作られた映画。
途中までお互いはソリご合わず、西洋風デザイナー唐沢寿明は昔のタイルも知っていて、そこから少しずつ純和風の棟梁田中邦衛もお互い尊重出来るようになる。
唐沢寿明が運んでいた西洋箪笥を純和風棟梁の知恵と技術で修復し、完全にお互いの溝が埋まる。
その新しい屋根裏に棟梁が引退記念として墨壺を置き、デザイナーの万年筆も置く。
中々のストーリーですっかり映像に出なくなった田中邦衛さんのお元気な姿を観られて良かった。
あー面白かった
田中邦衛さんがお元気で、大工の棟梁役を演じておられて、とってもステキなキャラクターでした。
いちいち面白い会話があって、
それぞれのキャラクター設定が面白くて、
建築学のお勉強もはさみつつ、
2時間弱たのしみました(^_^)
テンポはいいし、棟梁(田中邦衛)とデザイナー(唐沢寿明)のやり取りは、お互いのポリシーのぶつかり合い。
そしてそこへ入ってくる、婿殿。(田中直樹)
それぞれのキャラクターがイキイキしているのがとてもよかったぁ。
なかなか面白い
伝統的な日本大工の田中邦衛とアメリカかぶれのインテリアデザイナー唐沢寿明のバトルが面白い。笑えた。
そして、あるきっかけで仲良くなる2人。1流の職人同士がおなじものづくりを土台に通じ合う、感動的だった。ココリコ田中もいい味出してた。
三谷幸喜の作品をひととおり、全部みたが、みんなのいえが一番面白かった。
三谷幸喜を絶賛までする気持ちには到底想像が及ばないが、みんなのいえは唯一面白いと僕にもいえる。
頑固者同士が織りなすドタバタ建築コメディ
夢のマイホームの建築に乗り出した飯島夫妻。
妻の民子の提案で設計を彼女の後輩で建築デザイナーの柳沢に、施工を父親で元大工の棟梁であった長一朗にそれぞれ依頼することになるが、、。
正反対の拘りだらけの2人が繰り返す爆笑だらけの衝突とそれを収めようと奔走する夫の直介を描いたドタバタコメディ。
よくある、正反対の性格の2人が衝突を繰り返しながらも互いを認め合っていく的展開を家の建築というテーマで描いた今作。
横文字だらけの建築法で近代的な家を提案する柳沢に対し、日本の家は木でなきゃいけねぇと昔ながらの職人気質で強引に施工を進めていく長一郎の戦いは、頑固さ強引さ歳の差(ンマイ)の面で折れない長一郎に対して柳沢が匙を投げるという展開で進んでいき、結構笑える笑。
お互いの建築に対する確かな腕と想いを互いに悟り、静かに認め合う中で仲介役として絶え間なく2人の間に入っていた夫の直介が彼らの関係の変化にやきもちを抱く構図が笑える。
ココリコの田中は普通に演技がうまいなぁと思っていたら超端役の遠アングルでココリコ遠藤も出演していて三谷作品は芸が細かいなぁと思った笑。
ほっこり
やっぱり大勢の人と仕事をするのは大変。特に職人気質同士だから、また大変。
それでもだんだんと互いを理解していく姿はかっこよかった。
真面目そうな夫のお母さんがキャバレーのようなところで働いていたり、ちょっと面倒くさい親戚がいたり。いろんな人が同じ家にいて、みんな各々楽しんでいる姿がよかった。
家にDVDがあった。嫁が八木アナのファンだったからのよう。確かにか...
家にDVDがあった。嫁が八木アナのファンだったからのよう。確かにかわいいが(笑)
みんな若い。唐沢君がかっこいい。田中邦衛もまだ元気だ。
職人どうしのぶつかり、協力、そして邂逅。
ところどころは面白いが、どこか平坦。もっと大きなヤマが欲しかった気がする。
いろんな人たちが総出演、的な感じが一番笑えるかも。玄関は外開きだろ(笑)
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