劇場公開日 2003年6月21日

「動機づけに弱いのでは」ミニミニ大作戦 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0動機づけに弱いのでは

2023年4月5日
PCから投稿

強盗団の一人が仲間を裏切り、分け前を独り占めっていうところからおかしい。
独り占めじゃなく、別の仲間を使って強奪する。
分母が多少変わっただけ。 取り分はいくら増える?
そして別の仲間に奪われる危険性は考慮しなかったのか。

また、リベンジする時にも違和感あり
腕利きの金庫破りだった親父が裏切り者に殺されたからって、娘が親父の元仲間に
参加して盗み返すのに手を貸すって、敵討ちとしてはゆるい気がする。
殺されたのに金を取り戻すだけ?

元仲間が金を取り戻そうとするのはわかる。 仇を取っても自分たちのメリットは
あまりない。 金が第一。
でも裏切り者を抹殺してからゆっくり探す方が王道では?
相手は組織でなくて、個人。しかも仲間を裏切るような はみ出し者。
銃撃戦というリスクを回避するために ばれない様に窃盗、など考慮する必要は
感じない。

ま、単に怪盗物の映画にしたかっただけなんでしょうけど。

ビン棒