劇場公開日 2002年7月6日

「【第1作の面白さを維持しつつ、恋愛要素を織り込み洗練度がアップしたシリーズ第2作】」メン・イン・ブラック2 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【第1作の面白さを維持しつつ、恋愛要素を織り込み洗練度がアップしたシリーズ第2作】

2020年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

〈今作の魅力:第一作との相違点〉

■普通の人になっているエージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)の姿
 ・郵便局員、ケビンになっている。しかも、半ズボン。可笑しい。あれ、あの恋人とはどうなっちゃたの?(後から、サラッと”J”から語られる・・)

■恋愛要素
 ・エージェントJ(ウィル・スミス)がエイリアン同士の殺人事件を目撃したピザ店員のローラから”記憶から消えるのって、哀しいわね‥”と言われて、(で、多分恋をして)”ピカッ”をやらない・・。で、後半明らかになるローラの真の姿。
 ・エージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)とロラーナ王女の関係。詳しくは語られないが・・・。だが、ロラーナ王女の話で涙するK"俺のミスだった・・”(え、ローラのお父さんって・・)

◼️ぶっ飛び物語設定はそのままに・・・
 地球人の中にはエイリアンが沢山、姿を変えて"普通に"暮らしている・・。
(エージェントMはマイケル・ジャクソン・・・)

◼️オフ・ビートな掛け合いも宜しく・・
 エージェントJが”偉く”なっていて、前半、気に入らない相棒をニューラライザーで記憶を消してしまうが、エージェントK(トミー・リー・ジョーンズ)には敵わない。
 尚、今作では少しだけエージェントKの微笑みが見れる。涙も見れる。

◼️魅力的なガジェットの数々
 デニューラライザーのポンコツさ

■様々なエイリアンたちの造形は洗練されている。
 前作はかなりグロク、クリーチャーと呼びたい位であったが、今作の最大の敵、カイロス星人のサーリーナは”最初に見た雑誌の美形のモデル”を真似したので、美形である。

ー ラスト、ローラを見送る切なくも、ほっとした表情の”K”と”J”が印象的であった。ー

<マイケル・ジャクソン役は絶対ソックリさんだと思っていたら、エンドロールを観て、ビックリした作品。だって、ホワイトニングが凄く進んでいたから・・。(合掌である。)>

〈2002年8月 劇場にて鑑賞〉

〈2020年4月28日 再鑑賞〉

NOBU