「2003年の東京」ロスト・イン・トランスレーション neonrgさんの映画レビュー(感想・評価)

4.52003年の東京

2016年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

知的

外から見た東京(あるいは日本)の違和感を上手く描いてます。
知らない街に一人でいる孤独、自分は誰ともわかりあえないのではという不安。
2003年といえばつい昨日のことのようですが、当時の東京の雰囲気
(例えば代官山のAIRとか)が封じ込められてます。
音楽も懐かしい物が多く当時はエレクトロニカが強かったのが思い出されます。
家の中にいると自分の匂いはわからないが、他人の家にいるとそれに気づける。
さらに同居人とも実は違うと気づく。
自分はどこにいるのか彷徨うビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソン。
そしておそらくソフィア・コッポラも・・・。
92点。

neonrg