リトル・ダンサーのレビュー・感想・評価
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少年の夢は家族を一つにした
観終わった後、すがすがしい気分になれる作品です。炭坑町で汗と泥にまみれるお父さんとお兄さんは最終的には11歳のビリーの夢を応援してくれます。決してやさしくはないけれど、ビリーの才能を見つけ出し手助けしてくれたウィルキンソン先生も然り。
ぶっきらぼうでも少年を認め、意思を尊重してくれた大人たちの存在がどれほど彼の背中を押してくれただろうか。ありがたいですね。そして、何よりビリー少年を演じたジェイミーくんの踊りがとてもよかったです。心が後ろ向きになった時にぜひ、見たい作品。
(4.2点)
うん、最高!!
ここまで心の温まる映画は久しぶり。
ふと応援したくなるビリー君は最高でした。
炭鉱の町に住むビリー君は父親にこっそり隠れてバレエを始めるが、一度バレてバレエ教室に通う事を禁止されてしまうが、そこから彼の反撃が始まる。
ビリー君の反撃は何か良くわからないけど最高でした。
そしてジェイミー・ベル。とにかく最高!!
私は彼の作品を観たのは2作目だったのですが、どれにも増して反抗心があらわになっていてよかったです。
素敵でした
その時心に強く残ってもずっと残るものは少ないのですが、久しぶりに良い映画に出逢えたという感じです。
あまり古い映画を観たりしないのですが評価が良かったのでレンタルして観ました。
とても良かったです。
映像はもちろんのこと音楽が素敵でした。
また観たいです。
本当の話を基にした作品、ではないそうです
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
男臭い田舎の炭鉱町で、ボクシングではなくバレエに興味を持ってのめり込んでいく少年と家族の姿を描く。まるで本当にあった話を映画化したような作品。しかし単純に少年の夢を追う物語というよりも、不況に苦しむ炭鉱の町の住民の生活が詳しく描かれていてその描き方が上手い。
だがその部分の印象が強くて、少年の踊子としての成長もかなり省略されていて、少年の夢の部分が弱くなってしまって主題がぼやけてしまった印象。要はバレエよりもこの荒んだ町に突然変異で生まれた少年と家族の物語になっていて、バレエをするためにどれだけ障害を乗り越えるかが大切になり、古い価値観の頑固な家族の少年に対する態度と関係の変遷が見どころ。でもバレエでの成長の物語を期待していたため、あまり自分にはのめりこめなかった。
何度観てもどの立場で観ても良い物は良い。
一度目は10年前10代の頃、神戸のアサヒシネマで当時の彼女と、二度目は嫁と父親になり観たのだけど、一度目はビリーに感情移入し二度目は父親に。
どの立場で観ても良い物は良い。
三度目は子供たちと。
反抗期の少年による最高の反抗映画だと思います。
怒りや悩みをダンスで表現し、
父親に認められるためにも暴力に訴えるのではなく
ダンスを見せつけるシーンは鳥肌がが立つし、
そこからの展開は最高。
親父のキャラ付けは完璧でスト仲間を裏切ってまで、ビリーのためにスト破りをするシーンは涙なしでは見られない。兄貴もまた最高である。
ゲイ友だちに対するビリーの優しさも性格が出ててとても好き。狙ってない美しさがある。
炭鉱しかない街、ストライキに忙しい兄貴と親父。ボケたおばあちゃん。亡くなった母親。そこにダンスの好きな主人公とゲイの友だち。タバコをふかしながら教える先生。
設定が完璧。音楽もパーフェクト。絵も美しい。
未来に向かってバスに乗って走り行くビリーと未来もないのに炭鉱に降りて行く父と兄。
そして最高のファイナルカット。
見る度に好きになって行く映画。
ザ人間物語
一瞬、コメディかと思ってしまった自分を呪いたい。
すんげー良いヒューマンドラマじゃないか…。
若干社会派っぽいものも混ぜ込んでいるけれど、
とりあえずなかなか、シンプルな話ではあった。
とにかくこの家族が愛らしくなる。
終わり方も、不自然がない。大抵唐突の時の流れはうん?となるけれど、とてもすっきりしていたなあ。
変に演技を魅せる訳ではなく、とにかく人間物語を中心とした内容でした。フランクに見る事ができます。
すいません。ノンフィクションかと思ってました。。。
ブラスとはまた違うんだけど、イギリスの貧しい炭鉱街の話。
凄く思ったのは、この映画に出てくる大人はまともな感じが
するんだけど、子供がませすぎている。
それなりに涙あり、笑いあり、家族の愛あり、友情ありで
いろんな項目を網羅できている作品なんだけど、
これがノンフィクションじゃないってところにがっかりしたのは
私のエゴでしょうか。。。。
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