「スクリーンで観る価値がある」リトル・ダンサー コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
スクリーンで観る価値がある
素晴らしすぎて鳥肌モノでした。
デジタルリマスター版で拝見、スクリーンで観る価値がありました。
初公開の2000年ころは仕事が忙しくて劇場に行く暇や気持ちの余裕がなく、テレビ画面でしか観たことなく、スクリーンでは初でしたが、観てよかった。
バレエダンスを踊るビリーの生き生きした表情と、全身からあふれる喜びがすごい。
ビリーを演じた子役の体幹のよさ、表情、演技すげーなー、と改めてしみじみ。
そういえば、このビリー役のジェイミー・ベル、最近は何やってんだろ?と調べたら、エルトン・ジョン自伝映画『ロケットマン』で作詞家バーニー・トーピン役だった、あのおっさんか!(時の流れは無情)と驚いたり。
ストの起きた社会背景や問題点も、この頃の英米の新自由主義を日本が真似て、40年近くかけて経済的にも文化的にも没落していった今ならわかるし。
このタイミングで鑑賞できてよかったです。
コメントする