「ブギを踊ろう!」リトル・ダンサー night runnerさんの映画レビュー(感想・評価)
ブギを踊ろう!
公開当時観て,すごく「いい映画」だったです.
絶対に観る!と決めて映画館に行った(車で5時間かけて(笑)).
(しかも,DVD持っていたけど,もうずっと前になくしてしまったし…)
こんなにいい映画だったんだあ… が一番の感想.
こんなに涙が出るるんだね… っていうくらい涙がでました.
たからもの.
ビリーの中では今も一緒にいてくれる(フレッド・アステアが好きだった)お母さん,
不器用だけどビリーをかけがえなく思っている父親,
実は見守ってくれているお兄ちゃん,
しっかり抱きしめてくれる(ダンサーになるはずだった(笑))おばあちゃん,
淡々としてるけどアツくて優しい先生,
いじらしい親友,
おませでかわいい女の子,
みんな,みーんな素敵.愛おしい.
荒涼とした町 Durham,閉塞した社会の中で,ビリー,(これがまた!)自然と身体が動き出して,リズムにのって踊りだす.
少年の心の中に蕾が芽生え,純粋な花が咲こうとしているようだった.
「先生,僕に気があるんですか(にやり)」.ビリーはニヤリが似合う.
炭鉱街の道を踊りながら走り抜けるシーン,踊らずにはいられない!「ルックバック」のよう.
そして,“白鳥の湖”を聴いたらアビゲイルが出てきそう(笑)
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