「ビリーの父は、ボクシングファンで、息子にボクシングを習わせて、体を...」リトル・ダンサー モッチさんの映画レビュー(感想・評価)
ビリーの父は、ボクシングファンで、息子にボクシングを習わせて、体を...
ビリーの父は、ボクシングファンで、息子にボクシングを習わせて、体を鍛えて逞しく育ってほしい、と願っている。
父自身、厳つくて強面の炭鉱夫。
そんな父が、ビリーがボクシングをサボって、バレエ教室に通っていることを知って、激怒👊😡💢する。
父 「男がバレエなんかやるなー!」
父 「男なら、フットボールやボクシングをや
れ!」
と怒鳴る。
するとビリーは、
「何で男は、バレエをやっちゃダメなの?」
と聞いてきた。
父 「それは!わかるだろ!ぶん殴るぞ!」
と、しどろもどろになった。
おそらく、この父と私は同年代だと思う。
このやりとりを観て思ったのは、「私もすっかり同じことを言っていたと思う!」だ。
そんな父も、ビリーが一心不乱に踊る姿を目の当たりにして、才能を確信して、スト破りの列に並ぶ。
これを見て激怒👊😡💢したのが、長男のトニー。
詰め寄るトニーに父は、こう言った。
「俺達に未来はあるか?」
「無いだろ!」
「だが、ビリーはまだ11歳の子供だ!」
「未来がある!」
「俺はビリーの望みを叶えてやりたい!」
涙脆いおっさんは、この短い言葉を聞いて号泣😭😭😭💦
ビリーの学費を稼ぐために、父と兄トニーが揃って炭鉱の仕事に向かう姿が、めちゃめちゃ格好良く見えた。
強面で堅物の親父が、実は子供のことを真剣に考えている、子煩悩な親父であった、というギャップにとっても感動した「リトル・ダンサー」だった。
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