リンダ リンダ リンダのレビュー・感想・評価
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今20代の世代の人にも共感できる作品だとうれしいですが
主演の4人が扮する女子高生が、文化祭直前にバンドを組むことになって、準備期間もほとんどない中練習して、文化祭でライブする話。
損得勘定抜きにした、4人の素晴らしい友達関係に惹かれる人が多い作品なのだろうと思います。
現実には、いくら高校生世代であってもそんなにうまくいくのは難しいはずですが、観客にそんなのフィクションだとはあまり思わせない見せ方ができているところが優れているポイントなのかもしれません。
とはいえ、最初の公開から20年たってのリバイバル上映です。当時リアルタイムで見ていた世代には、この作品に懐かしさや共感を感じる人も多いとは思いますが、
つい最近高校生時代を通過した今の20代くらいの若い世代でもそう感じるのか。どうなのかなと疑うくらいには年月がたってしまいました。
2025年の今は、この作品で描かれているほどには社会が寛容ではないような気がします。すると、今の若者には共感しづらい内容になってしまってはいないか、どうしても気がかりに思ってしまいます。
the・青春!!
きっかけ
今日は休み。前日ダラダラ過ごしたせいか、起床時間は14:00…一週間前から続く腰もまだ痛いので、遅い朝食を食べベッドでごろ寝。寝るつもりはなかったものの寝てたみたいで起きたら19:00…
完全にやらかした気分↓↓
気分を晴らすべく最近映画が観れてなかったので観に行くことに。
で、こっから映画を当サイトでディグる。
そしたらあったのがこの映画。
タイトルを見て中学時代を思い出す。ちなみにこの時はまだリバイバル映画とは気付かず。
あらすじ
多分、北関東のどっかの高校。即席軽音楽部の女子4人組のバンドのお話。
もともと、5人組の軽音楽部のバンドメンバーで結成されていた。
ところがバンドメンバーの萌が指を骨折し、さらに凛子と恵が方向性の違いで仲違いし、凛子は一時バンドを抜ける。文化祭まではあとわずか。ボーカルも発表の曲も決まってない。
そんな折、韓国から留学生としてきたソンさんをノリで誘いボーカルに。
果たして、文化祭本番までにバンドは成功するのか??っといった内容。
感想
マジで懐かしい気持ちになった!!
2004年に高3と言うことはオレと同い年!!
もーこの時点で色々懐かしいーーと思った。
高校は男子校で、なおかつちょい陰キャだったんでこういう青春は味わえんかったけど、もし味わえてたら楽しかったやろーなと思いながら観てた。
昔、中1だった頃。この話と同じように中3の先輩が女子ガールズバンドを結成し文化祭でTRAIN-TRAINを歌ってた。ボーカルが2人やったんやけど当時の僕には衝撃的過ぎてその2人がメッッッチャ格好良くみえた。
そこから、THE BLUE HEARTSが好きになり何やかんやで聴いてた事も思い出した。
本当にエモい気持ちにさせてくれる映画でした☆
ただ、良くも悪くも少し単調やなと思った。
起きる事件もまー少なく2時間女子のわちゃわちゃを観てる感じで少し疲れた。90分でも良かったんしゃないのって思った。
あと、映画内で松山ケンイチがソンさんを好きになったキッカケが、ゴミを焼却炉に出すところと言っていたが、当時でももー環境が問題視され学校での焼却炉はなかったよな~と言うのは気になった。まぁ、どーでもエエことですわ。すいません🙏
まとめ
かなりキュンキュンなれる青春甘酸っぱい映画。恋人同士で行くんが間違いなくエエと思いました。
今の子らはこれ観てどー思うんやろ。その辺りもメッチャ気になるそんな映画でした!!
皆さんも是非~
誰もが経験し、経験出来なかった青春
青春映画の全て
振り返って青春と呼ばれる時間A time that, in retrospect, we call youth
その時代を永久に保存した
まさに、その時代に撮られた
色褪せない瑞々しい映画。
日常は
手の届く範囲
見える範囲だった。
その範囲で、
特色のある友達、知り合いが居て
ある意味狭い世界で
生活が成り立っていた。
面白いこと
誘ってもらったことに
夢中になり、その時間もある
振り返って青春と呼ばれる時間。
女子高生がバンドを組み演奏しても
エモーショナルな
ブルーハーツの曲は凄いなと。
最後の方、演者の演奏の後
ブルーハーツのオリジナルが被っても
色褪せない。
そのどちらも良いのは
やっぱり凄い。
観終わった後、
イヤホン付けて
ブルーハーツを聴いてしまった。
僕はチョロいのだ。
A film that permanently preserves that era,
shot precisely in that time,
fresh and vivid, never fading.
Daily life was within reach,
within sight.
In that range,
with unique friends and acquaintances,
life went on in what was, in a sense, a small world.
The fun things,
the invitations we received,
the moments we got absorbed in —
those are what we now call youth when we look back.
Even when high school girls form a band and perform,
the emotional power of The Blue Hearts’ songs is undeniable.
Near the end, after the performers play,
the original Blue Hearts track overlaps —
and yet it doesn’t fade.
Both are good,
and that’s truly remarkable.
After watching,
I put on my earphones
and listened to The Blue Hearts.
I’m easy to sway like that.
青春映画のお手本
2005年公開の青春映画の4Kリバイバル上映でした。高校の文化祭でブルーハーツの「リンダリンダ」を演奏することになった4人の女子生徒を中心とするお話でしたが、恋愛要素あり、友情物語あり、喧嘩あり、国際交流ありとまさに青春ど真ん中を描いていました。そうした要素から、下手をすると極めて青臭いお話になりそうですが、所々に差し込まれるユーモアや笑いが絶妙な香辛料になっていて、非常にバランスがいい作品に仕上がっていました。流石は青春物の大御所山下監督!
登場人物では、韓国からの留学生ソン役を演じたペ・ドゥナの存在が良かったです。彼女のユーモラスな仕草が可愛らしく、また片言の日本語でバンドメンバーをはじめとする同級生との間でミスコミュニケーションがありながらも、ラストの「リンダリンダ」のボーカルとして徐々に成長していく姿は神々しくさえありました。
そんな彼女に恋心を抱いた槙原裕作を若き日の松山ケンイチが演じていたり、ブルーハーツの甲本ヒロトの実弟である甲本雅裕が先生役で登場したり、憧れのバンドマンとしてピエール瀧が本人役としてちょっと顔を出したりと、今観てもキャスティングが素晴らしく、その辺も楽しめました。
またストーリーも、ラストに向けて数々の布石を打っており、それをきちんと回収しているところが心地よかったです。特に4人が寝坊して文化祭本番のステージに遅刻した際に、怪我でメンバーを抜けた子がアカペラで歌ったり(これがまた上手)、屋上で酒を煽っていた姉御系の子がギターの弾き語りをしたりして(こちらも上手かった)時間を繋ぎ会場を盛り上げて、最終的に4人が「リンダリンダリンダ」で最高潮に達する流れは、実に印象的でした。
そんな訳で、本作の評価は★4.6とします。
これぞガールズ青春譚!
4人のガールズたちが文化祭で「リンダリンダ」を演奏するに至るまでの青春譚。
実にリアルな高校生を演じているぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織の
みずみずしい演技が秀逸。
高校生らしい青春エピソード、恋愛やら仲間とのすれ違いやら、
バンド仲間における一体感に至るまでの紆余曲折やら、どれもこれもリアルというか
ありそうな感じなのが実に良い。
そして4人の髪型なんかも当時は流行っていたよな〜と懐かしく感じたし、
彼女たちの独特のゆるさ(会話がなかったり、間が長かったり)も当時の空気感をよく表現していると思う。
特にぺ・ドゥナ、私は今まで認識していない俳優だったのだが、実に素晴らしかった。
目力というか、目の演技がすごい。
今もなお一線で活躍していると知って、うれしかった。
やっぱりラストの演奏シーンは感無量。
ここに至るまでの約2時間なわけだから、カタルシスが半端ない。
本作を観て少しばかり気持ちが若返った自分がいた。
ザ・青春映画
2025年劇場鑑賞223本目。
エンドロール後映像無し。
リバイバル上映ということで、これまで観たことなかったけどなんとなくタイトルは耳にしていました。20年前って結構な年数だと思うのですが、なんかみんな今と変わんない人ばかりですが、ペ・ドゥナだけすごく芋っぽいというか、まさかクレジットのトップと思ってなかったくらい地味なヴィジュアルでした。韓国の美容の恐ろしさを逆に見た気がします。
内容はもうほんと高校生の青春!という感じですが、基本仲いいですよね。発端は喧嘩なんですが、それが理由で別グループができてからはあんまり揉めない。なんかちょいちょいそんな大人おらんやろみたいなキャラは出てくるのですが、高校生自体は普通の子ばかりなので素直に見られました。松山ケンイチとかピエール瀧見つけられなかった・・・。
70点ぐらい。20年後を描いた続編を希望。
リンダ・リンダズ経由で、この映画が観たくなり、20周年記念だからか?のリバイバル4K上映で観ました。
観る前にネット記事で、20年ぶりにキャスト4人が揃ったという舞台挨拶の様子を読んだんですが、
ペ・ドゥナが言った「20年の時を経て再上映されることが本当に嬉しい。心から愛する映画で私たちの輝ける若き日が収められています」だとか、
公開後も4人の交流は続いていたとかの記事を読み、リアルに仲良しなんだなと思いながら観てました。
それもあってか、終わり方は、え!ここで終わるの?と感じて、この後この仲間たちは、どうなっていったのか知りたい。
リアルに20年ぶりに4人が揃ったということだし、4人の20年後を描いた続編を希望!!
ちなみに、ペ・ドゥナのキャスティング理由は、監督が『ほえる犬は噛まない』を観て、彼女に惚れ込んだそうです。
僕は『あしたの少女』を観てペ・ドゥナを知り、存在感あって演技うまいし、気になる存在になった。
ハリウッド作品にも出てる彼女ですが、本作では、まだ初々しくて、日本語を話し日本語で歌ってるのは不思議だし親近感わいた(笑)
彼女いわく「海外で仕事をしても、この映画のファンだという人に、たくさん出会う」だそうです。
もう1回言うけど、4人の20年後を描いた続編を希望します。
マジ観たい(笑)
映画の真髄!!
この作品はごくごく普通の日本の高校の文化祭の物語。しかしこの作品はその格別何か大きな出来事が起きるわけでもない物語を約2時間も映像のみで惹きつける。自分は完全に惹き込まれました。
自分自身も高校時代に文化祭でバンドをやった経験から、限られた時間での練習風景、徐々にメンバーとの演奏が上達していく高揚感、そして本番時のオーディエンスが盛り上がったときの多幸感。加えてメンバー宅での中学校の卒アルや校舎屋上での雑談、緊張しながらの家電話、、どれもこれもどうってことのない青春時代の光景ですが、まあ〜自身の記憶に突き刺さるシーンでした!
あと、どしゃ降りの雨の演出は抜群!!
私が中2の時の体育祭での経験。校長先生の閉会宣言のタイミングで雨がどしゃ降りになった。生徒たちは全員びしょ濡れ。それが皆ハイテンションにさせて、まるでライブコンサートのような閉会式になった!
なので、この作品の生徒達がぞろぞろと体育館に集まりはじめて彼女達のライブで一気に盛り上がるというクライマックスのシーンはたまらないぐらい共感出来ました!!
それら学生時代の日常や感情を観客を惹き込む映像に作り上げた山下監督は本当に上手いよな〜〜思いました。
やっぱり主人公のぺ•ドゥナの演技力は素晴らしいと思いました。彼女をヴォーカルに設定したことも大正解!
正直10代の時は好きではなかったブルーハーツですが、彼女達がブルーハーツのコピーを選択したことも大正解!!
映像だけで物語る、これぞ映画。
個人的な邦画のベスト作品の一つです!!
香椎由宇が美しい
地方都市の高校で文化祭を目前にしたある日、軽音楽部の5人組ガールズバンドのギタリストが指を骨折したのと、内輪揉めによってボーカルも脱退してしまった。残された3人のメンバーは文化祭に出るかどうか決めかねてたが、成り行きから韓国人留学生ソンを新しいボーカルとし、4人でブルーハーツのコピーバンドを結成した。文化祭最終日の本番に向けて日々練習を重ねていき・・・さてどうなる、という話。
公開20年記念の劇場再公開を鑑賞。
若い時の香椎由宇がめっちゃ綺麗。水着姿でプールに浮かんでる時から観入ってしまった。
前田亜希は可愛いんだろうけど、この中じゃ普通。面白系で良かったけど。関根史織のベースは上手いなぁ、と思ってたら、本物のベーシストだった。節約術に長けたお姉ちゃん、という感じで存在感あった。
ペ・ドゥナは最初歌下手、って思ってたが、あれわざとだったんだろう。ラストの歌唱は良かった。
あと、松山ケンイチも若い!
4人の内3人は恋バナが有ってそれもよかった。
20年前の作品で、映像に荒さは有ったが、ストーリーも良かったし、高校生役の俳優たち、みんな良かった。
面白かった。劇場での再上映に感謝です。
青春を詰め込んだ映画
ブルーハーツが心にしみる
ペ・ドゥナを観に行った
20年ぶりのリバイバル4K公開。
あーいい映画だな。
20年前の演出とは思えないノリとリズム感。
ブルー・ハーツはもちろん良いのだけれど、今日はペ・ドゥナを絶対スクリーンで観たくて観に行った。
ペ・ドゥナは、今や韓国では大女優らしい。最初に観たのは是枝裕和の『ベイビー・ブローカー』(2022)の刑事役で、クールな雰囲気と佇まいがあの国の映画俳優にしては?珍しかった。
そこで、同じ是枝の『空気人形』(2009)をアマプラで視聴し、なるほど、これは是枝監督が使いたがるわけだ、と納得。
『リンダリンダリンダ』でもコメディエンヌ的な側面とともに独特の空気感があって、他のメンバーたちとの関係性を際立たせていた。エンドロールのキャストでもトップに登場しているから、じゅうぶん主役級である。
恐らく日本映画での出演実績ではシム・ウンギョンが最多だろうけれど、ペ・ドゥナにももっと出演して欲しい。
しかし、この映画は韓国でも公開されたことはあるのだろうか。あるとすれば、あの松山ケンイチの告白シーンは場内大爆笑に包まれただろうことは想像に難くない。
20年経っても色褪せない青春バンドストーリー
全151件中、81~100件目を表示
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