劇場公開日 2025年8月22日

リンダ リンダ リンダのレビュー・感想・評価

全178件中、81~100件目を表示

5.0好きな要素がいくつも詰まっていた

2025年8月28日
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鑑賞方法:映画館

本作を観たような気になっていたのだが、全くの記憶違いだった。たぶん「スイングガールズ」を観ている記憶と混同していたのかも。
楽器は全くやっていないし、バンドも組んだことはない。でも、みんなと一緒に何かをやろうとすることの尊さはわかる。この映画が素晴らしいのは、試合とかコンクールとかではなく、文化祭で演奏することが目的なところだ。優劣を決めるものではないから、ある意味ゆるい。でもそのゆるさが高校生っぽくていい。
韓国からの留学生ソンの存在が素晴らしい。同じ学年であまり交流のない人をバンドに入れる違和感を、留学生であることでうやむやにする。さらに言語の問題をうまく使いつつ、ソンちゃんのそれまでの孤独とバンドメンバーとの交流の落差をうまく際立たせた脚本。この設定が本当に秀逸だと思う。
彼女たちは何かを成し遂げたわけでもなく(文化祭で演奏はできたが)、彼氏ができたわけでもなく、大人になっても続く関係を作れたわけでもない(作れたかもしれないけど)。ただ、文化祭の時期を切り抜いたかのような映像はとても尊かった。あのとき雨に降られたよねーなんて笑いながら飲む大人になっていてほしい。
細かいところで言えば、20年も前の映画だから、軽音部の部室に貼ってあるポスターも時代を感じるものばかり。The Musicのポスターとかちょっと嬉しくなってしまった。ヒロトの実弟・甲本雅裕が出演しているのも意外と粋な演出。個人的には武道館のステージから見たラモーンズはめっちゃ笑えた。本当にブルーハーツ愛、ロック愛に溢れた映画だった。素晴らしい青春映画だ。

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kenshuchu

3.5鑑賞動機:20年経っても残ってる名作らしい8割、ブルーハーツ2割。

2025年8月28日
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鑑賞方法:映画館

甲本さんが出てるの、ちょっと微笑ましい。松ケンはまだ売れる前か。
冒頭のずーっと横移動で長回しするとこ好き。ソンさんのちゃんとしてるのかちゃんとしていないのか、よくわからないところが魅力。ゆるい感じが良くもあり悪くもあり。これ数日(3、4日?)の出来事だよね。
「これが青春だ」とまでは思ないが、「これも青春だ」とは思う。

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なお

1.0あれ?

2025年8月28日
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単純

興奮

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な

4.5等身大な高校生活の一コマ、だからやけにノスタルジック

2025年8月27日
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文化祭直前にメンバーの怪我と内輪もめでボーカルがいなくなったガールズバンド。ひょんなことから留学生ソンを加えてブルーハーツを演奏することになる。
文化祭前の非日常な高校の雰囲気、バンドのごたごた、ちょっとした恋心が描かれていて、延々と自然体なところがいい。これ、ソンが最強ボーカリストとかクセ強先輩がギターで参加とかそういう展開かなと思ったらそうじゃなくて、あくまで文化祭のためのバンドっていうのが、普通の高校生活を思い起こさせるような、等身大な映画。だからこそ、どこかノスタルジックさを感じる人が多いんじゃないかな、自分もそう。
ペ・ドゥナの、まっすぐな瞳がいいし、香椎由宇のクールな大人っぽさも魅力的。甲本雅裕さんが先生役なのも心憎いキャスティング。
こんな高校生活いいなって憧れたり、自分に高校生活を思い出して浸ったりできる作品。若さのキラキラ感が圧倒的!でもそのキラキラって、特別な行事だけではなくて日常に潜んでたよね?

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ターコイズ

4.0あの3年間って誰にとっても特別なんだな

2025年8月27日
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泣ける

幸せ

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hide1968

4.0映画の題名のほうが楽曲名より「リンダ」がひとつ多いのがちょっと可愛い 青春映画のド定番

2025年8月27日
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鑑賞方法:映画館

🎵ドブネズミみたいに美しくなりたい 写真には写らない美しさがあるから
と始まって

🎵リンダリンダリンダリンダリンダ……
とリンダの連呼へ。ここは破壊力抜群で客席を総立ちにさせる魔力があります。高校の文化祭にはもってこいの名曲だと思います。

もう50年以上の前の話になりますが、私の高校のクラスメイトで地味で目立たなかった男が文化祭のワンステージで男女問わずクラス一の人気者になった例があります(ほんの一瞬の人気ではありましたが)。
曲の前半の歌詞は省略しますが
🎵たよりの自分は睡眠不足で だから
ガンバレ みんなガンバレ 月は流れて東へ西へ
ご存知の方もいらっしゃることでしょう、井上陽水の『東へ西へ』です。ステージ上の彼は 🎵ガンバレ みんなガンバレ のところで手を挙げて腕を振ってボディアクション、客席の我々も立ち上がって🎵ガンバレ のところは大合唱…… こういうのって文化祭あるあるで、そんなのは1-2日もたつと、もうみんな普通の高校生の日常に戻っているわけです。

青春とひとことで言ってみても、とことん打ち込める何かを持っている一部の人たちを除くと、みんな若さを持て余し気味でだらだらと日常に流されて過ごし、生きる目標も見いだせず、元気があるはずなのになんだかだるい、そんな時期だったような気もします。そんな中であのガールズバンドの4人は3日間だけだったけど、ステージに立って演奏を披露するという目標を持ち、それを達成して、まあ充実した時間を過ごすことができたのではないでしょうか。時間のマネジメントには大いに問題はありましたが。

彼女たち4人、暑苦しくもなく、かと言って爽やかでもなく、適当に緩くて、なかなかいい雰囲気でした。韓国からの留学生のソン(演: ペ•ドゥナ)はある意味、とばっちりというか、巻き込まれて関わったバンド活動でした。それまで日本では小学生の女の子しか友だちがいなかったみたいですが、同世代の女の子とバンド活動を通して友だちになれました。彼女が本番前夜にひとりで会場に行ってステージに立ち、無人の客席に向かってメンバーを紹介するシーンにはじーんと来ました。

さて、本番のステージが終わった彼女たちに声をかけますか。

「ドブネズミみたいに美しかったよ」

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Freddie3v

3.5カラオケ行こ!

2025年8月27日
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山下監督はぶれないな
劇場で初見でした
青春映画はいつ観ても
素敵ですね

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たつじ911

4.0高校生 文化祭

2025年8月27日
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笑える

楽しい

幸せ

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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

4.5冒頭の前田亜季が校舎内を歩く姿を横移動でワンカット長回しのシーンは、まるで溝口健二。

2025年8月27日
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泣ける

笑える

興奮

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mac-in

4.0なんでもない至福

2025年8月26日
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劇場では初見。
特別なことはなにも起こらないが、特別でない日々こそが素晴らしいんだ、というそういう映画。
どっかで見たような、文化祭前夜の教室の様子を廊下を歩きながら見られるのが「なんでもない至福」でなくてなんだろうか。
新進女優の香椎由宇、韓国の実力派ペ・ドゥナにチャイドルからのキャリアがある前田亜希、ホントのバンドマン関根史織というまったく異なる出自の4人をキャスティングした時点でもう本作は成功していたのかも。そのくらい素晴らしい空気感。
甲本ヒロトの実弟の甲本雅裕が先生なのも良い…
そして「リンダリンダ」のもたらすカタルシスたるや…

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ぱんちょ

4.5青春映画の金字塔、奇跡の一本。その通り!

2025年8月26日
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初公開から20周年を記念しての上映だという。舞台は2004年、公開は2005年。
当時、僕は二度目の転職をしたばかりで下北沢に住んでいた。コインランドリーの前のお好み焼き屋、その壁にこの映画のポスターが長いこと貼られていたのを覚えている。だが結局観なかった。ブルーハーツはすでに懐かしのカラオケソングだったし、キラキラした青春映画を観ようと思う気持ちが動かなかったのかもしれない。

それが今日、60歳になってはじめてシニア割引で観る映画として選んだのがこの作品だった。久しぶりに訪れた渋谷、駅ビルの2階から上がら消えていてびっくり。

映画は予想に反して、地味で控えめだった。青春映画にありがちな友情や挫折やケンカなどで、ドラマを盛り上げようとせず、演技も演出も抑制されている。普通なら「ここを描くだろう」という場面も、場面転換して見せない。
言葉がわからないから、なんとなくバンド参加への誘いを「はい」と引き受けたペ・ドウナがブルーハーツをヘッドホンで聞かされている場面。背を向けた彼女は全く動かないで実は泣いていた。ブルーハーツに感動してしまったのである。心が動いたらやらないわけにいかない。
主人公が目的に向かって動機づけられる重要な場面でも、監督は彼女の顔を映さない。それなのに、いやそれだからこそなのか、こちらも訳もわからず泣かされてしまう。

感情が爆発するのはラストの「リンダリンダ」演奏シーン、そこだけでいいと決めたのだろう。
本番前夜、ペ・ドゥナがひとり会場を訪れる場面はまるで『ロッキー』のようで印象的だった。とにかくこの映画は出来る限り気持ちの昂ぶりを直接描かない。しかし、その周辺にある、その時にしか写せないであろう風景・情景を印象的に挿入する。それによって「いま、ここ」の一回だけの取り返せない瞬間の物語であると感じさせるし、逆説的だけど、だからこそ普遍性を獲得していると思う。

学園祭のわずか三日間に、この年代の輝きのすべてが凝縮されている。それは僕自身の高校時代とも何も変わらない。だからこそ、20年ぶりにスクリーンに甦ったこの作品は、さらに輝きを増しているのだと思う。

ベースを弾いていた関根史織は、これが最初で最後の映画出演だという。撮影の数年前、バンドBase Ball Bearの小出祐介に誘われて、ベースを触ったこともなかったのに、1年少しの練習でステージに立ったのだそうだ。脇役でありながら、とても魅力的だった。
また、物語の中心に韓国人留学生を置くという設定も大胆で、結構な冒険だったのではないか。そこにペ・ドゥナは見事にハマっていた。
青春映画の金字塔という今回のセールスコピーは、見事その通りですと認めるしかない。監督も自称する奇跡の一本は本当に素晴らしかった。

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nonta

5.0どぶねずみみたいに

2025年8月26日
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楽しい

幸せ

過ぎていく時間 何よりもやさしい 何よりもあたたかい 「リンダリンダ」ヤッパリ名曲ですね 未完成は美しい あまりにもキレイ もう一度あの頃に戻りたい

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DnaH

5.0偉大なり!ブルーハーツ!

2025年8月26日
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楽しい

カワイイ

ブルーハーツが一番嫌いそうな言葉でごめんなさい🙇‍♂️

でもさ、やっぱりブルーハーツは最&高!

令和の今だって、、否、色んな意味で格差だ!亀裂だ!溝だ!って云ってる令和だからこそ、

ブルーハーツは殊更光輝く!✨️

«リンダリンダ»も«終わらない歌»も«僕の右手»も、

世の中から、爪弾きにされて、居場所の無い、虐げられてきたモノや誰からも見向きもされず愛されてこなかったモノへの、

哀悼歌であり、鎮魂歌でもあり、応援歌だと私は思う。

そんな詩を、青春真っ盛りのJK四人組バンドが熱唱する!

それすら最早理不尽な皮肉🤣🤣

でもね、二十年前だろうが、青っ臭い若者共が思い悩む事なんざ、大して変わらない!

オトナになった今なら、思い返して顔から火が出る様な、
クッソしょ〜もない事を、真剣に・深刻に・真面目に苦悩したからこその、

大切な今が在る、確かに在る!

世間一般に二十歳を過ぎれば否が応でも【大人】として扱われ、後は老いていくだけの人生で、

思い返せば、暗闇でも、たとえ僅かだったとしても、確かに煌めいていた青春と云う刹那。

振り返れはしても、二度とは戻ってこない惨たらしい現実を、思い知るには最高の作品です😊

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デブータ

4.0音楽できるっていいな

2025年8月26日
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楽しい

幸せ

カワイイ

登場人物全員それぞれの不器用さがあって、それが可愛くて愛おしかった。描かれている出来事やハプニングは、高校生だから許されることで、今の私たちが同じようなことをしてもこんなに輝けないし、許容されない社会に生きている。そう思いながら観ると少しの寂しさや羨望も生まれた。同じことはできないけど、同じ気持ちは味わえた作品だった。

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✭

5.0文化祭前日に組んだガールズバンド、本番までの3日間! オフビートな青春だからなおさら輝く二度とない日々!

2025年8月26日
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楽しい

興奮

幸せ

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ITOYA

4.0終わらない歌

2025年8月25日
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20年前観たと思ってましたが主役の韓国の方とオダギリのカミさんの顔しか覚えていませんでした。今思えば、あの頃の自分はなかなかのドブネズミでした。金のないのは一緒ですが病気はなかった。何でも出来る可能性があると信じていました。
ストーリーもそうですが20年経っても色褪せない原石の俳優さんのキャスティング、そしてブルーハーツ。
今になって深く刺さる映画です。

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立丸

2.5中盤のテンポ感以外は最高

2025年8月25日
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興奮

幸せ

カワイイ

高校生を丁寧に作り込んでいて、青春を感じられる素敵な映画でした。ブルーハーツのカバーもすごく良くて、見終わった余韻がしっかりとありました。ただ中盤の謎の間が大量にあって、60分くらいで描ける気がしました。普段から効率とか結果とかを求めすぎてるから、こういう映画を素直に楽しめなくて悲しいです。

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タベ

3.5後半じわじわくる

2025年8月25日
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飾らなくて素な感じが面白い。

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チャーリー

4.0青春って良いもんですねー

2025年8月25日
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楽しい

作品は知ってはいたが20年前は映画館にいく習慣が無かったからスルーしてました。
この4K再上映のタイミングで見たら、すごい面白い。
本編中でも突っ込まれてたけど、ペ・ドゥナ演じるソンさんの適当な受け答えと、恋バナに首を突っ込みたがるところが楽しい。
そして、そのソンさんに告白する松山ケンイチも初々しい。

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だっちょ

4.5なんで

2025年8月25日
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楽しい

興奮

カワイイ

なんで観てなかったのか
こんな名作
20年前かー
その頃、映画そんなに観てない時期だったな
気だるい女性の青春友情ものがなんでこんなに好きなのか
青春って熱いのもあるだろうが
だりーものでもあるからかなー

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むーらん