リンダ リンダ リンダのレビュー・感想・評価
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2回目
4kリマスター版、2回目鑑賞。
リマスター版公開の初日にも見たので、どうしようかと迷ってましたが、今後、配信やDVDで見ることはあるだろうけど、映画館の大きいスクリーンと音響で見る機会があるかわからないので、上映最終日に行きました。
1回目では、あまり気にならなかったけれど、バンドのメンバー、わりとソンさんに冷たくない?
わからないにせよ、ソンさんに韓国語で話しかけようとするシーンはなかったよね。
松山ケンイチさんが紙に書いて、想いを伝えるくらい?
バンドのメンバー、学園祭中にしょっちゅうスタジオとかと出入りがあって、学校的にそれはありなんだ。
青春映画として捉えがちなんだが、フツーに高校生の生活を映画にして、たまたま、学園祭前後で、バンドだったという感じ。
青春青春していないのが良かった。
でも、よく20年後にリバイバルしてくれた。
関係者の方々に感謝したい。
奇跡のような映画
ソンさん⇨ソンちゃん⇨ソン!
2005年公開作品
当時もそれなりに話題になっていたけど映画館では観ていなかった
一昨年に新宿武蔵野館で初鑑賞
公開時に観ていなかったことを深く後悔
フィルムではなくDCP上映でした
(2005年はまだフィルムのはずなのでその後にDCPにしたのかと?)
昨年は早稲田松竹、シネマート新宿でも山下敦弘監督特集で観る機会に恵まれました
そして今回の全国4kリバイバル上映が5回目の劇場鑑賞となりました
ストーリーは単純です
ガールズバンドが高校の学園祭に急遽新編成でブルーハーツをやるというだけです
ペ・ドゥナさん演じる新入りのボーカルが仲間から「ソンさん」から「ソン!」と呼び捨てにされるまでの約3日間のお話
そこに小ネタが色々あって笑えたりもします
とにかくペ・ドゥナさんのブルーハーツはクセになりますね
(本当にどうでもいいこと🙇♂️)
序盤のカラオケボックスでの飲み物の注文を巡る「店員」vs「ソン」の笑い話?
どちらが勝った?のか気になっていたのですが今回テーブルにコーラ?があることに気がつきました
普通に考えたら「店員」の要求に負けて「ソン」が注文したのかとは思いますが、練習に熱中し持ち込んだミネラルウォータが空になって喉が渇いて結果的に注文した可能性もあります
観といて良かった
素晴らしい故に
気持ちの良い雑味
4kリマスターによる2025年再公開で初見。評判に違わぬ青春映画の佳作でした。1987年発売のリンダリンダは映画の舞台の2005年当時でもクラシック。87年に就職したマタゾウには時代感覚がバグる、携帯後スマホ以前の青春。ペドゥナも香椎由宇も出演者は皆若々しい。前夜の練習を廊下側から映したシーンが皆楽しそうでそこはかとなく嬉し可愛らしい。見に行って良かった。韓国人の留学生がメンバーに加わるが、何の軋轢も生むことなく溶け込むのも心地よい。そして香椎の夢想の誕生日、妙に力の入ったプレゼント、クレジットの原口智生にも笑えた。
公開当時は香港在住で邦画は概ね欠落しているのだが、すでに老後、機会があったら取り返していかねばと思った次第。
追記:「何も起きない日常」というレビューも見られますが、かなり色々な非日常的な仕掛けが何気なさそうに(故意に)並べられているというのがマタゾウの感想です。
丁寧な演出と、奇跡のようなキャスティング
この映画の一番の特徴は、バンドの練習を頑張っているショットよりも、その結果として居眠りをしてしまったりボーッとしているショットのほうが多いところ。何かと「キラキラしてる」とか表現されがちだが、実際にはキラキラしているシーンは数少ない。
そして、メンバーそれぞれの主観はなるべく直接描かないようにしている。カメラは常に引いているし、4人のショットはなるべく均等な大きさになるようにしている。
クローズアップは本当に少ない。メンバーの感情を、顔やセリフで分かりやすく表現することを極力避けている。典型的なのは、ソンちゃんが初めてブルーハーツを聴いて泣くショット。ソンちゃんの表情は一切映さない。声も出さない。他のメンバーが騒ぎ出すことによって、我々はソンちゃんの茫然自失を知る。
この辺りはとても丁寧に演出されていて、余計な説明ショットや説明セリフがない。なので、我々は彼女たちの行動をひたする見守るように作品に没入し彼女たちに感情移入できる。
客観的なショットの積み重ねがあるからこそ、我々の感情が爆発する。ソンさんが深夜の体育館で1人でメンバー紹介するシーンで、ずぶ濡れになった本番の演奏で。我々はスクリーンの中に入り、バンドのメンバーになったような感情に揺さぶられる。
客観的な視点に、ときおり甲本雅裕の視点が挟まることも良かった。彼がバンドの練習を優しくのぞき見るショットは、我々の視点でもあるので立体的に共感できる。
丁寧な演出と、奇跡のようなキャスティング。時代を超えた幸せな映画。
現在青春製造中。キラキラしていて眩しかった。
主人公は文化祭の前日に急きょバンドを結成した軽音部の女子高生たち。文化祭最終日に舞台でブルーハーツを演奏するためにがむしゃらに練習に励むというストーリー。青春ど真ん中の彼女たちはまったく気づかないけれど一生における宝物が現在進行中で製造されている真っ最中を見させてもらってる気分でした。とっても眩しかったです。
登場人物で最も目を見入ってしまったのが韓国からの留学生ソンちゃんです。ひょんなことからボーカルとなるが、とにかく魅力がたくさんつまった役柄でだいすきになりました。彼女は語学勉強中のため日本語が飛び交う会話のスピードについていけないことは多かったがいつも分からないことを笑顔で誤魔化すことはなく、スンとした表情でいて芯の強さが感じられてかっこよかったです。また、練習を重ねてメンバーと打ち解けていくと本来の茶目っ気のある性格が見えてきて作中での変化も楽しみのひとつでした。
作品の演者同士の沈黙や間の取り方は最近の作品より長めに感じ、20年前だけあって感覚の違いはあるのかなと思いましたが、公開した頃には知らなかった作品、リバイバルで気になり出会えて良かったなと思える作品でした。
洗面所のトイレットペーパーの積み方が気になった
何か起きそうで何も起こらない。そんな演出がほのぼのしてて良かった。
(バンドしたいな)と思ってメンバーを集めて、みんなで大きい音を出す、それだけで最高なんだよな、ホントに。
映画の序盤で、初めての音合わせの時ドラマーの子が「(ウチラ)下手くそやな〜」みたいなことを嬉しそうに言ってる場面を観た時、そのことを強く感じた。
あのときを封じ込められたなら
女子高生と文化祭とブルーハーツ
若者たちの特権
2000年代最高レベルのオールタイムベスト青春映画
それってやる意味あるのかな。
いやー、やっぱり大きなスクリーンで見てよかったわ。
抑えた演技のなかでも表情のかすかな変化が見てとれたし、
【見てなかった】ところにも【見えてなかった】ところにも気づくことができた。
初見はいつだったか、どのサブスクでみたのかも覚えていない。
ただ、思いっきりハマった。
特典のブックレットも読みたいからと限定初版DVDをオークションで落とし
(もちろんDVDも1~2年は繰り返し見た)、
脚本家向井康介の手によるシネマノベライズもブコフで探し当てて買った。
(小説には脚本家が思っていたパーランマウムの4人の後日談がある)
DVD鑑賞時代に気に入っていたのは、この映画の空気感。
それをカタチづくったのは演出・音楽・映像トーンもあるが、
キーとなったのは4人を中心とした演者さんたちの演技だろう。
声の大きさだけで感情を表現する青春映画と違う。
で、その印象はそのままに、今回、初めてのスクリーンでの映画鑑賞。
スクリーンの大きさと真っ暗な環境だからに映画に集中できるからだろう、
全身&五感集中で映画に没入。
たとえば冒頭に書いた表情だけでなく、
ソンと恵が初めて一緒に座るバス停でのカバン2つ分の2人の距離感。
(ソンさん→ソンちゃん→ソンと呼び方が変わる4人の関係の第一歩)
最初は一番後ろから3人についていっていたソンが
3人を引っ張るように先頭になっていった心理の変化。
(一番好きなのは、講堂でひとり盛り上がって部室に帰った時に
「ソン、やるよ」と言われて部室に入る際のソンの表情)
そして台詞。
学校の裏庭でボーカルをどうするか、悩んでる3人の所へ偶然やってきた凛子が言う
「それってやる意味があるのかな」。
今回の鑑賞で個人的にこの言葉が自分にとてつもなく響いた。
うん、意味?
意味ってなんだ?どういうものだ?
萌も「あんなに練習したのに意味のないものになった」っていってた。
大袈裟な言い方をすれば、
どんな【意味あるもの】でも
自分の思いも力も及ばない(さらに言えば無関係な)力によって
【意味ないもの】に一瞬で変わるのが今の時代だ。
例えば、ウクライナやガザのように為政者が起こす戦争
(核で一瞬で意味ある地球も消されないとも限らない)。
強引すぎる為政者の移民政策で思っていた日本が日本でなくなるかもしれない。
今、人はあまりにも不安定な世の中に生きている。
それでも「それってやる意味があるのかな」に
「意味なんてないよ」といいながらも、やる。
「だいじょうぶ?」と聞かれ
「だいじょうぶじゃない」といいながらも、やる。
人はそれしかできることはないのかもしれない。
ホントあまりにも大袈裟だけど、映画を見てそんなことを考えた個人的感想。
あ、あの子が主役だったんだ…
にやにやが止まらない
映画館で鑑賞中、ずーーとにやにやしてた。
公開当時は、映画館で観れてなくて。DVDで観ていた映画が、この歳になって映画館で観れる喜び。にやにや。
学校に忍び込んでの練習。やる意味ないなー。にやにや。
ピエールさん。にやにや。
先輩、酒飲んでんじゃん!笑
ずーと、にやにやです。
主人公達は一生懸命なのだが、間が抜けていてモラトリアムな空気感がとても好きな作品です。当時、『大体の高校生はこんな感じだろ!』って、思ってた。
熱くて、冷めてて、ふざけて、眠くて、色々とで。
私が同世代なので、共感しまくってるだけかもしれせん。
部活映画としてもとても良くて、練習をする事をきちんと映し出して、且つ映画を観ている人がやりたくなってしまう。この点も全く抜かりがありません。
クライマックスに向けて、言語の壁を超えたやり取り。日本語→わからない。韓国語→わからない。の積み重ねの末に、言っていることは言語としては伝わっていないけど、気持ちは通じ合っていると言うシーン。良かったなー。
そこからの、何だ?と言うファンタジックな場面展開。も忘れがたいです。
俳優さんのその時の輝きを切り取れてるだけでも勝ち確定なのに、ペドゥナさんの声が良いこと。
ロックで、ガールで、抜けが良くて、良い塩梅の未熟さもあって。
ライブ場面は、観客の盛り上がり方等含めて、現在の視点では少し古い感じもしますが、ブルーハーツ再ブーム世代としては。。。無くもない!
エンディングのキレの良さは、楽曲の良さあってこそ。
映像、音楽、物語、役者、全ての要素が合わさって、限りある青春を映し出している作品だと改めて映画館で観て思いました。
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