「にやにやが止まらない」リンダ リンダ リンダ tktさんの映画レビュー(感想・評価)
にやにやが止まらない
映画館で鑑賞中、ずーーとにやにやしてた。
公開当時は、映画館で観れてなくて。DVDで観ていた映画が、この歳になって映画館で観れる喜び。にやにや。
学校に忍び込んでの練習。やる意味ないなー。にやにや。
ピエールさん。にやにや。
先輩、酒飲んでんじゃん!笑
ずーと、にやにやです。
主人公達は一生懸命なのだが、間が抜けていてモラトリアムな空気感がとても好きな作品です。当時、『大体の高校生はこんな感じだろ!』って、思ってた。
熱くて、冷めてて、ふざけて、眠くて、色々とで。
私が同世代なので、共感しまくってるだけかもしれせん。
部活映画としてもとても良くて、練習をする事をきちんと映し出して、且つ映画を観ている人がやりたくなってしまう。この点も全く抜かりがありません。
クライマックスに向けて、言語の壁を超えたやり取り。日本語→わからない。韓国語→わからない。の積み重ねの末に、言っていることは言語としては伝わっていないけど、気持ちは通じ合っていると言うシーン。良かったなー。
そこからの、何だ?と言うファンタジックな場面展開。も忘れがたいです。
俳優さんのその時の輝きを切り取れてるだけでも勝ち確定なのに、ペドゥナさんの声が良いこと。
ロックで、ガールで、抜けが良くて、良い塩梅の未熟さもあって。
ライブ場面は、観客の盛り上がり方等含めて、現在の視点では少し古い感じもしますが、ブルーハーツ再ブーム世代としては。。。無くもない!
エンディングのキレの良さは、楽曲の良さあってこそ。
映像、音楽、物語、役者、全ての要素が合わさって、限りある青春を映し出している作品だと改めて映画館で観て思いました。
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