劇場公開日 2025年8月22日

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「歳とともに涙もろくなったのか」リンダ リンダ リンダ Mさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 歳とともに涙もろくなったのか

Mさん
2022年10月1日
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最後の(パーランマウムの)「リンダリンダ」では涙が滲(にじ)んできて困った。
ずっと、なぜ、よくわからないビデオ撮影のシーンを入れるのかと不思議だったのだけれど、「ああ、監督は学生の頃、こんな感じで映画を始めたのかも」と思いついた。そして、担当の先生に、今の(つまり作った当時の)自分を重ねていたのではないかと気づいた。
実際に、ゆるーくて、自由な学園祭や文化祭を経験した人は幸せだ。その人たちはこの映画を他の人の何倍にも楽しめたのではないだろうか。(逆に言うと、そうでない人たちにはこの映画のよさは伝わりにくかったのかもしれない、と他の人のレビューを読んで思った)
今回20周年ということで、リバイバルのこの作品を見て一番思ったことは、やっぱりもう一度、高校の頃を(今の自分のままで)経験してみたいなあ、ということ。

最初のレビュー
先生の昔ばなしのシーンが2番目に好きかも。
一番はソンさんが、みんなを紹介するシーン。
名作!!!

〈追記〉
4Kリバイバルされて3回目の鑑賞。先日とてもよい映画だったのに、引っ張りすぎて少し残念だった作品を見たので、この映画の完璧さに改めて感動。高校生達の表情や会話のタイミング、パーランマウムの「終わらない歌」からブルーハーツの「終わらない歌」のエンドロールまでの流れなど、監督が語っていた通り奇跡の一本なのかもしれない。

M
カールⅢ世さんのコメント
2025年10月31日

ソンさんにフロントマンの自覚が芽生えた一人だけのシーンはほんとに秀逸でした。本番ではやらなかったからこそ、あのシーンが引き立つんですよね。

カールⅢ世
TSさんのコメント
2025年9月30日

コメントありがとうございます。
私の高校時代はほとんどダルかった記憶しか無いんですよ。でもカラオケボックスで熱唱したリンダリンダはよく覚えています。彼女たちみたいな輝いた一瞬なんて一つもなかったですけどね。
それでは。

TS
かばこさんのコメント
2025年9月29日

Mさん

「タイミング」の意味が読み取れずすみませんでした。
そして、おっしゃること、私も同感です。
映画は監督、撮影、演者などなど、いろいろな要素が集まってできるいわば総合芸術なので、演じる俳優さんの、その表情、その声、姿の、その瞬間を捉えたこと、監督のコンディションがその状態にあったこと、そのような撮影ができていること、その曲を生み出せたこと、いろいろな要素がその形でその場に集まったのはそのタイミングだったから。そこからして奇跡ですよね。そういう奇跡を見られている私たちは幸運ですよね。

かばこ
かばこさんのコメント
2025年9月28日

「映画にとってのタイミング」とは、作品と観客が出会う(主に観客の方の)タイミング、ということですか?
そういう意味なら、私もつくづく思うことがあります。
「明日に向かって撃て」なんて、最近観たら刺さりまくって涙が出ました。何度か見ているけど、この年齢になって観たのが一番でした。意味がくみ取れていなかったらすみません。

かばこ
かばこさんのコメント
2025年9月28日

「奇跡の一本」
まさに、その通りと思いました。
私は機会に恵まれずに初めて見たのですが、劇場で観られて良かったです。

かばこ
トミーさんのコメント
2025年9月9日

共感ありがとうございます。
先日観たコロナ禍でのスターキャッチ同様、生徒たちの祭を支える先生方には共感と感謝しかないですね。

トミー
トミーさんのコメント
2025年9月8日

仲間たちが時間稼ぎするシーンにグッと。湯川潮音の歌唱力に圧倒されるソンさんも中々良かった。

トミー
ゆきさんのコメント
2025年9月8日

「天号作戦」でしたm(__)m

ゆき
ゆきさんのコメント
2025年9月8日

おはようございます。
お優しいコメントに気持ちが晴れました!
中々厄介な状況でして大変デス。
無理くり本作と関連付けたレビューにして、皆さんから励まして元気もらう作戦、成功ですw
Mさんありがとうございます♪
はい。お地蔵様でいきます(^。^)

「戦艦大和ノ最期」ですが、読み慣れない文体で大変苦戦中です。
加えて「天一号作戦」や臼渕巌氏についても調べたりと寄り道もあり、ゆっくりペースで進んでいます。
「敗れて目覚める」
とても衝撃的な発言でしたが、吉田先生の創作のようですね。
先生の強い思いが伝わりました。
私、今、「戦艦大和ノ最期」読んでるんだから!
こんな状況へっちゃらだわ!とも思えています。

ゆき
Freddie3vさんのコメント
2025年8月28日

コメントありがとうございます。リンダ(linda, 形容詞lindo の女性形?)はスペイン語で可愛いという意味があるそうです。4人組だとx4で リンダリンダリンダリンダ 少しくどいか

Freddie3v
YOTSUBAさんのコメント
2025年8月25日

私も同意見です!
高校生活はそれなりに楽しかったけど後悔もあるので、今の感じで戻ったら、2回目はもっと楽しくやれそうです。

YOTSUBA
YOTSUBAさんのコメント
2025年8月24日

共感、コメントありがとうございます。

確かに泣けます!
劇中で歌っている『僕の右手』の歌詞で、~今にも目からこぼれそうな涙の理由が言えません~って好きなフレーズがありますが、私はこぼれました。

そして私も高校生をもう1回やりたいなーとも思いました。

YOTSUBA
シネマディクトさんのコメント
2025年8月24日

共感&コメントありがとうございます。見逃していた作品なんで、やっと観られて嬉しかったです。
山下監督のコラムで、映画とか文化って、時代も国境もないって改めて感じました。

シネマディクト
Mさんのコメント
2023年8月27日

私にとってもとても心に残る作品になりました。
ただ、見ている最中、とにかく見ているのがきつくなって・・・。
あのペ・ドゥナさんもとてもよかったです。

M
NOBUさんのコメント
2023年8月27日

今晩は。
 今作は、絶対的な名作であり、若きペ・ドゥナさんの魅力が弾けていましたからね。
 山下監督は、如何にしてペ・ドゥナさんを知ったのかな。
 けれども、私は年を経た抑制した演技で悪(国の矛盾)を追求するペ・ドゥナさんの姿は素敵だったなと思いましたし、彼女がラスト零した涙のシーンは(実は)とても沁みたのですよ。では。

NOBU