劇場公開日 1987年11月21日

「ホラー映画に対する偏見を改めた」死霊のはらわたII うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ホラー映画に対する偏見を改めた

2025年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

「やたらと怖がらせる演出」「低予算」「有名スターが出演しない」「話が破たんしている」など、ホラー映画にはマイナスのイメージばかり先行していたのですが、たまたま見たこの映画で、その偏見を改めました。

悪霊が自分の左手にとりついたときに、自分の手と戦うブルース・キャンベルの究極の一人芝居。(右手だったかも)有無を言わせぬ怒涛の展開から、あっけにとられるラストまで、一気に見せてしまうスピード感。最後は思わず爆笑してしまいましたが、映画の中の価値観が一瞬で逆転してしまう展開は、鮮やか過ぎて、ほかのどの映画でも見ることが出来ません。

さらに、この先に『キャプテン・スーパーマーケット』へと続くので、ヒット映画として評価された証でしょう。

サム・ライミって、監督の名前で客を呼べる数少ない一人だと思うんですよね。最近はご無沙汰していますが、製作に関わった『ドント・ブリーズ』なんか、かなり面白かったですから。

うそつきかもめ
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