「記憶喪失か正気だったのか?」光の旅人 K-PAX kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
記憶喪失か正気だったのか?
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地球から1000光年離れたK-PAX。地球上の年齢で言うと337歳だ。彼プロートを看る医者はジェフ・ブリッジスで、典型的なアメリカ人だ。次第に周りの患者を癒していくプロート。7月27日に星に帰らなければならないので、なんとか彼が人間か異星人かをはっきりさせ、病気を治したいマーク・パウエル。5年前の記憶を探るため催眠療法を続ける。
「その患者がポーターだったとしても、事件は終りにしませんか?」という地元の警官の言葉に涙が出てきました。結局、地球人かK-PAX人かという命題よりも、記憶喪失か正気だったのかという謎が残る。繰り返される残酷な犯罪がなくなってほしいという願いの伝わる最後の言葉。
いくらでも悪いように考えることも可能だ。殺人を犯してしまったポーターは精神障害を装って罪から逃れるなど・・・こんな邪な考えを持ったら犯罪は無くならないよなぁ・・・
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