この世の外へ クラブ進駐軍のレビュー・感想・評価
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様々な要素がジャズを背景に詰め込まれた映画
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メンバーそれぞれの抱える問題が限られた時間で上手く詰め込まれていた。
挙げるとキリがないが、被曝者、戦争孤児、ヒロポン、パンパン、アカ、復員兵...
そこにアメリカ兵、そして黒人兵、PTSDなどアメリカ全体が抱える問題も加わる。
進駐軍が戦争が終わって日本に来たと思ったら朝鮮戦争に駆り出されたこと。
それらの問題がジャズを背景にして上手くまとまっていた。
I’ll be right back を「ちょっとそこまで行ってくる」と訳したのがとても印象的。
Out of this world 、とても心に響いた。
ただ、前田亜季の役は正直、いらなかった。バンドがアメリカ兵との交流の中で上手くなっていく印象だった中で彼女の歌が下手だったので本当に残念。
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