キンキーブーツ(2005)のレビュー・感想・評価
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オリジナルを!
TVのバラエティー番組を見ていた時に話に上がったキンキーブーツに興味が湧いて観てみました。
自信のない息子が突然会社を継ぐ事になるのですが経営難で継いですぐに職人15人を解雇することに。心は痛みながらもどうしたらいいのか分からずにいた所、首を切ろうとした職人の1人から「あなたは゛どうすればいい?゛ばかり」「自分で考えなさい」と指摘され、他人任せでいた自分に気付く。
そこからの目覚めが素晴らしい!
元々とても純粋で素直で優しい一所懸命な青年なのだと思いました。驚きはするものの偏見のない物の見方、取り組む姿勢が清々しくて格好いい。心があらわれました。
作中では「女は男のどこに惹かれると思う?」というのがありましたが、女性的な部分=思いやりだと言っていました。強く思いやりのあるドラッグクイーンのローラがとても素敵で、思いやりについて考えさせられました。
女装、はっきりしない性別、物つくりという…三点に共通するのは、芯の通った自分。偏見や嫌な事を言われたら傷つくのは当たり前で、だけども傷ついたとしても、自分の大切にするものや考えを見失わずにいたいですね。
良かったです!自分を一喝したい時にオススメな映画!
素敵
明るくて前向きになれる素敵な映画。
ただ、もう少し明るいトーンの方がストーリーに合ってるかなと思った。ローラのキャラでなんとか明るいかんじになっているけど、全体的に画面が暗めで辛気臭い感じがしてもったいなかった。
ニッチを攻めろ
今ほど性的マイノリティが認められていない時代と考えれば
先進的な作品と言えなくもないのかな。
革靴好きとしては目の保養になるシーンが(主に前半で)良かったけど
クライマックスへ近づくにつれて、キャラクターの行動原理が分からなくなっていった。
高いストーリー性❤️
普遍的テーマを抱えつつも、最後にみんながHappyになれるところが、とても好きです。
腕力とは裏腹なローラの繊細な心と思いやりに涙してしまう場面もありました。
どんな偏見を押し付けられようと、自分に誇りをもち、偏見を押し付ける人までも許すことができるか否かが、性別を超越した真の人間性だと感じさせられました。
できればいつかミュージカル版も舞台で観てみたいです。
このストーリーにダンス、メロディ、歌詞がつけば最強なんじゃないかな(*^^*)
順番が逆だったか?
もともと観たかったのに機会がないまま、先日ミュージカル版を観て感動!
そしてやはり観たくなってレンタル。
結果は…ミュージカルが元祖を上回った、か?
や、深く掘り下げているのはやはりこっちだと思うし、派手な歌やダンスや演出が少ないせいか、やや地味に感じてしまったのかも。
ドラグクイーンのローラ、あの映画(風をつかまえた少年)のお父さんだったとは!すごいな、本物のクイーンみたいで。しかもきれいというか、可愛く見えて。化粧の力?
ミュージカルのローラもすごいと思ったけど、個人的にこっちのローラが好きかも。
「せぇぇぇぇっくす」「れぇぇぇぇっど」が笑える。
それにしてもこういう工場の存続が難しいというのは本当に残念。起死回生の策を見つけて続けて欲しいものだ。職人さん達のためにも。
大好きなタイプのイギリス映画
(実際には米英共作)
笑いのツボはしっかりおさえ、思わず相手を傷付けてしまうようなシーンはほんとに痛いから、ただの軽い映画にはならないんだな。
展開は王道だけど、それでよし。
あったかい映画でした。
タイトルなし
父が急逝し倒産しそうな靴工場を
継ぐことになったチャーリー
ドラッグクィーンのローラと出会い
"特別"な靴を作る
.
高級紳士靴の生産地
イギリス ノーサンプトンにある
ブルックス社
実話を元に描かれた作品
ブロードウェイで大成功をおさめている
ミュージカル "キンキーブーツ" は
この映画から
.
15年ぶりに鑑賞
笑って泣けます
固着せず
相手の考えを聴いてみる
価値観が変わるきっかけになるかも
劇場版も観たい
日本版劇場版を観ることが出来ず、映像化も難しいという事でいつか他国の劇場版を観る前に映画版を見付けたので鑑賞
2時間弱の短い構成で見やすかった
エキサイティングだし劇場版で観たらどれだけ美しいだろうと思った
古い作品ですがおすすめです
逆転の発想に差別はいらない
倒産寸前の靴工場を相続した若社長とそれを新規事業改革でサポートするドラッグクイーンの黒人歌手との友情を描いたコメディ映画。脚本、演出、演技とすべて丁寧に創られた佳作。登場人物の人としての温もりと演出のサラッとしたタッチがいいバランス。イギリス映画らしい人生の応援歌としての良さもあり安心して楽しめる。導入部の語り始めの編集とタイトルバックの映像がいい。クライマックスのミラノの見本市のショーに結び付く話の流れも無理がない。役者では、ドラッグクイーンのローラを演じたキウェテル・イジョフォーのキャラクター表現が傑出していて、彼の存在が作品の品格を上げる。社長と従業員の関係性、社長と婚約者のすれ違い、解雇した女性社員とのエピソード、そして黒人歌手ローラに向ける男性社員の偏見と和解まで、脚本がやるべきことを忘れずキチンと拾っているのも好感が持てる。
おかまに対する偏見があるわけではないのですが
倒産しそうな靴工場の社長とおかまバーのダンサーの交流物語。
イギリスで流行した映画らしいですが、何に感動するのか、私には理解不能でした。
こんなのが、ミラノで、最先端のファッションショーでおかまのダンスが受け入れられるはずもなく、意趣返しといったところでしょうか、ファッションの最先端がイタリアであることに対する。
なぜか、おかまを必要以上に汚く描いて、偏見反対といっているようには感じられないのですが。
嫌悪感と違和感だけが残りました。
冒頭、黒人少女が赤い靴を履いて踊る
バカ息子!!女じゃなかったのか・・・なんだかとても印象に残るオープニング。靴工場が舞台といえば『ジュマンジ』とか『エリザベスタウン』とかしか知らない・・・「結婚は一足の靴」などという父親の名言もあった。
大人になったローラはハスキーボイスでジャズやポップスを歌う。これがまた似合っていて、踊りはともかく迫力がある。
ブーツ作りは腕相撲など男女の偏見によるすったもんだがあって、なんとかミラノで発表するまでこぎつけた。しかし、ちょっとしたことでチャーリーとローラがケンカ。今までビジネスパートナーとしてやってきたのに、なんだったんだろ・・・ミラノのステージに彼女が来ない。まぁ、お決まりのベタな終盤ではあるけど、その後が良かった。ローラの言葉「工場は建物ではなく、人で成り立っている」。こんな社長の下だったらしっかり従業員もついていくはず。
恋愛部分はおまけといった感じで、これも好感が持てる。ビジネス上の恋愛・・・ローラに対する熱き想いさえあればいいんですよね。
ドラッグクイーン
潰れる寸前の靴工場の息子とドラッグクイーンが手を組んで成功を収める話。
見るきっかけは三浦春馬と小池徹平がミュージカルやってたから。
LGBTの様々な問題があげられる今、偏見がある方に見てほしい。
ドラッグクイーン役の人強烈だけどかなり愛おしいキャラです!
銀座の靴屋さん
この映画、最高!音楽もいいです。
関係ない話ですが、私、女で、足のサイズが25.5cmです。
地元で大きい靴は売っていないので、銀座の靴屋さんの大きいサイズコーナーで買うのですが、明らかに女性でない方が多いです。
ミュージカル
印象に残ったのは、
女の人は男のどこに魅かれると思う?女性的なところよ。感受性、思いやり…
ってとこかなー。ローラの歌がよかった!
他の人のレビューで、
女装、はっきりしない性別、物つくり、の3点に共通するのは、芯の通った自分。
良い映画
公開当時、いろんな雑誌でベタ褒めしてあったから ずっと見たかった映画。
相当面白いコメディなのだろうと期待してた。
見てみたら、爆笑コメディではなくヒューマンドラマでした。
ヘタレだった主人公が、会社の皆に認められたシーンは感動。
ラストも主人公が直視できないほどカッコ悪いんですが、 その後のシーンは爽快すぎました。
良い映画だった!
王道の逆転劇にちょっと倒錯した登場人物というスパイス追加
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 80
ビジュアル: 65
音楽: 80
キンキーとは異常なとか倒錯したとかといった意味。そのとおりに女装の大男のためのブーツを作る話である。
その女装の大男の登場以外では工場の作業場やらしけた事務所やらでけっこう地味な映像だが、物語は王道。苦境に陥ったビジネスに苦悩しそれを立て直すために奮闘する姿が女装男と共に面白おかしく描かれる。
あまり日本では馴染みのない俳優たちたが、女装の男サイモンを演じるキウェテル・イジョフォーは存在感がある。イギリスではかなり評価されている俳優のようだ。音楽も面白い。
違いを理解してあげること
面白かったです。ちょっと泣けて、嬉しくなって、元気をもらえました。
ドラッグクイーン・ローラのインパクトと繊細さを見事に表現したキウェテル・イジョフォーと、カリスマ性まるで無しの四代目チャーリーを演じたジョエル・エドガートン、絶妙でした。
ローレンが美人すぎないのも大正解、一途で可愛かったです。
ローラが泊まってるホテルのおばちゃん、良かったです。違いを理解してあげることは差別とは違う、相手にも温かく伝わるんじゃなかな。ふっと肩の力が抜けた気がしました。
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