キンキーブーツ(2005)のレビュー・感想・評価
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オリジナルを!
TVのバラエティー番組を見ていた時に話に上がったキンキーブーツに興味が湧いて観てみました。
自信のない息子が突然会社を継ぐ事になるのですが経営難で継いですぐに職人15人を解雇することに。心は痛みながらもどうしたらいいのか分からずにいた所、首を切ろうとした職人の1人から「あなたは゛どうすればいい?゛ばかり」「自分で考えなさい」と指摘され、他人任せでいた自分に気付く。
そこからの目覚めが素晴らしい!
元々とても純粋で素直で優しい一所懸命な青年なのだと思いました。驚きはするものの偏見のない物の見方、取り組む姿勢が清々しくて格好いい。心があらわれました。
作中では「女は男のどこに惹かれると思う?」というのがありましたが、女性的な部分=思いやりだと言っていました。強く思いやりのあるドラッグクイーンのローラがとても素敵で、思いやりについて考えさせられました。
女装、はっきりしない性別、物つくりという…三点に共通するのは、芯の通った自分。偏見や嫌な事を言われたら傷つくのは当たり前で、だけども傷ついたとしても、自分の大切にするものや考えを見失わずにいたいですね。
良かったです!自分を一喝したい時にオススメな映画!
素敵
明るくて前向きになれる素敵な映画。
ただ、もう少し明るいトーンの方がストーリーに合ってるかなと思った。ローラのキャラでなんとか明るいかんじになっているけど、全体的に画面が暗めで辛気臭い感じがしてもったいなかった。
雰囲気が良い
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主人公は死んだ父親から、片田舎のつぶれそうな靴工場を受け継いだ。
ある時オカマの黒人と出会い、今後はオカマ用ブーツを製造しようと考える。
まずはミラノのファッションショーに出すことになった。
しかし製造過程での駄目出しに従業員はヘソ曲げたりし、順風満帆には行かない。
15人リストラしたが、これ以上従業員を切りたくないとの思いが強く、
何とか工場を立て直したいとの思いが高じて、家を抵当に借金までする。
付き合っていた彼女は不満をぶちまけるが、主人公は強く理解を求めた。
これを伝え聞いた従業員が頑張って、ショー前夜に製品が完成する。
今度こそは文句のつけようもない良い物が出来たのだった。
その夜オカマと共に食事に行くが、何でオカマドレスやねんって短気起こす。
ショー当日、モデルも兼ねてたオカマが来ない。
しゃーないから自分が出るが、履き慣れてない靴なのでまともに歩けない。
そこでようやくオカマ登場、ショーは成功に終わり工場を再生できた。
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実話がもとになった話らしい。
細菌を撲滅しながらやったんで、細かい部分は見れていないが。
それにしてもショー前夜、何でオカマに怒る前にキレたんかようわからんし、
その直前に落ちてたハイヒールがようわからんかった。
ってか、切れるなよ、大事な夜に。
元の彼女とはそのまま終わって、最後は部下みたいな女とデキてて驚いた(場)
ニッチを攻めろ
今ほど性的マイノリティが認められていない時代と考えれば
先進的な作品と言えなくもないのかな。
革靴好きとしては目の保養になるシーンが(主に前半で)良かったけど
クライマックスへ近づくにつれて、キャラクターの行動原理が分からなくなっていった。
懐かしい『魅惑のブギ』デスコテックで流れていたよ。
『そもそも男って?でも、勇気って事でなら、君は一人前の男以上だ。』
男らしさ、女らしさを否定的にとらえている。僕は、ドラッグクイーンでもゲイでもないが、共感できる。
しかし、ヒールはカチカチとうるさいのであまり好きではない。
老人なので、デッキシューズか、ビブラ○ソールの登山靴が一番だ。
高いストーリー性❤️
普遍的テーマを抱えつつも、最後にみんながHappyになれるところが、とても好きです。
腕力とは裏腹なローラの繊細な心と思いやりに涙してしまう場面もありました。
どんな偏見を押し付けられようと、自分に誇りをもち、偏見を押し付ける人までも許すことができるか否かが、性別を超越した真の人間性だと感じさせられました。
できればいつかミュージカル版も舞台で観てみたいです。
このストーリーにダンス、メロディ、歌詞がつけば最強なんじゃないかな(*^^*)
素敵☆
始まり方にも興味惹かれました。ただ赤い靴を履いて踊ってる子ども。お父さんに怒られて…なるほどそういう始まり(´-ω-`)って思いました。
ローラが素敵でした。モテる男とは、女の感性を持ってる男…納得です。繰り返しみたい映画です。
順番が逆だったか?
もともと観たかったのに機会がないまま、先日ミュージカル版を観て感動!
そしてやはり観たくなってレンタル。
結果は…ミュージカルが元祖を上回った、か?
や、深く掘り下げているのはやはりこっちだと思うし、派手な歌やダンスや演出が少ないせいか、やや地味に感じてしまったのかも。
ドラグクイーンのローラ、あの映画(風をつかまえた少年)のお父さんだったとは!すごいな、本物のクイーンみたいで。しかもきれいというか、可愛く見えて。化粧の力?
ミュージカルのローラもすごいと思ったけど、個人的にこっちのローラが好きかも。
「せぇぇぇぇっくす」「れぇぇぇぇっど」が笑える。
それにしてもこういう工場の存続が難しいというのは本当に残念。起死回生の策を見つけて続けて欲しいものだ。職人さん達のためにも。
大好きなタイプのイギリス映画
(実際には米英共作)
笑いのツボはしっかりおさえ、思わず相手を傷付けてしまうようなシーンはほんとに痛いから、ただの軽い映画にはならないんだな。
展開は王道だけど、それでよし。
あったかい映画でした。
タイトルなし
父が急逝し倒産しそうな靴工場を
継ぐことになったチャーリー
ドラッグクィーンのローラと出会い
"特別"な靴を作る
.
高級紳士靴の生産地
イギリス ノーサンプトンにある
ブルックス社
実話を元に描かれた作品
ブロードウェイで大成功をおさめている
ミュージカル "キンキーブーツ" は
この映画から
.
15年ぶりに鑑賞
笑って泣けます
固着せず
相手の考えを聴いてみる
価値観が変わるきっかけになるかも
赤い靴履いてた男の子~♪
日曜劇場の「陸王」も似たような老舗の足袋屋の復興ものでしたが希望とかチャレンジが絡む話は万人の胸打つ王道ですね、例えキンキーブーツづくりでも応援したくなるから不思議です、サイドストーリーの性差別問題も大上段に構えず露骨なメッセージ性は抑えてユーモアで包む演出も好感がもてました。
映画化のきっかけはプロデューサーのニック・バートンがBBCのドキュメンタリーで靴屋の再建の話を観たことでした、男性でも履ける婦人靴の依頼で活路を見つけたのは事実ですがドラッグ・クイーンのローラは実在せず脚本の賜物です。地味な工場と派手なショーパブのコントラスト、キャラクター設定とキャスティングの妙も秀逸です。
主人公チャーリーを演じたジョエル・エジャートンは気弱な若社長にぴったりですがなんといってもローラ役のキウェテル・イジョフォーのゲイ達者ぶりには目を見張るものがありました、歌に踊りに加え繊細さと男気を併せ持つ難しい役柄、全身脱毛とエステで見事に変身して魅せてくれました。おかま嫌いのドンとの、腕相撲で華を持たせるところなど心憎い演出、子供の頃の赤い靴のプロローグと長じてからの同じようなシーンの重なりも唸りますね、映像作家の手腕とはこういう所を言うのでしょう。
ヒール役がフィアンセというのも珍しいですがニコラ(ジェミマ・ルーパー)は性格と容姿が一致しており若社長の励まし役のローレン(サラ・ジェーン・ポッツ)と好対照、なんと分かり易いキャスティングでしょう。
真摯で熱意のある製作陣の取り組みも見事です。モデルになったW.J. Brookes Ltd社のあるノーザンプトンはロンドンから北へ車で2時間の片田舎ですが老舗のシューメーカーが集まった靴のメッカです。撮影は19世紀の建物が残る同業者のTricker’sの工場を三週間借り切って行われたようです。企画段階からプロデューサーや脚本家は熱心に工場に通い靴作りをくまなく見て回り構想を練ったようです、映画には実際の職人さんもエキストラで出ています。同様にドラッグ・クイーンたちのショーパブシーンも実際の女装趣味の人たちが客として参加し、感想や意見が多く演出に取り入れられたとのこと。このような真摯な映画作りの姿勢があってこそ見事なリアリティが描けたのでしょう。
劇場版も観たい
日本版劇場版を観ることが出来ず、映像化も難しいという事でいつか他国の劇場版を観る前に映画版を見付けたので鑑賞
2時間弱の短い構成で見やすかった
エキサイティングだし劇場版で観たらどれだけ美しいだろうと思った
古い作品ですがおすすめです
逆転の発想に差別はいらない
倒産寸前の靴工場を相続した若社長とそれを新規事業改革でサポートするドラッグクイーンの黒人歌手との友情を描いたコメディ映画。脚本、演出、演技とすべて丁寧に創られた佳作。登場人物の人としての温もりと演出のサラッとしたタッチがいいバランス。イギリス映画らしい人生の応援歌としての良さもあり安心して楽しめる。導入部の語り始めの編集とタイトルバックの映像がいい。クライマックスのミラノの見本市のショーに結び付く話の流れも無理がない。役者では、ドラッグクイーンのローラを演じたキウェテル・イジョフォーのキャラクター表現が傑出していて、彼の存在が作品の品格を上げる。社長と従業員の関係性、社長と婚約者のすれ違い、解雇した女性社員とのエピソード、そして黒人歌手ローラに向ける男性社員の偏見と和解まで、脚本がやるべきことを忘れずキチンと拾っているのも好感が持てる。
おかまに対する偏見があるわけではないのですが
倒産しそうな靴工場の社長とおかまバーのダンサーの交流物語。
イギリスで流行した映画らしいですが、何に感動するのか、私には理解不能でした。
こんなのが、ミラノで、最先端のファッションショーでおかまのダンスが受け入れられるはずもなく、意趣返しといったところでしょうか、ファッションの最先端がイタリアであることに対する。
なぜか、おかまを必要以上に汚く描いて、偏見反対といっているようには感じられないのですが。
嫌悪感と違和感だけが残りました。
冒頭、黒人少女が赤い靴を履いて踊る
バカ息子!!女じゃなかったのか・・・なんだかとても印象に残るオープニング。靴工場が舞台といえば『ジュマンジ』とか『エリザベスタウン』とかしか知らない・・・「結婚は一足の靴」などという父親の名言もあった。
大人になったローラはハスキーボイスでジャズやポップスを歌う。これがまた似合っていて、踊りはともかく迫力がある。
ブーツ作りは腕相撲など男女の偏見によるすったもんだがあって、なんとかミラノで発表するまでこぎつけた。しかし、ちょっとしたことでチャーリーとローラがケンカ。今までビジネスパートナーとしてやってきたのに、なんだったんだろ・・・ミラノのステージに彼女が来ない。まぁ、お決まりのベタな終盤ではあるけど、その後が良かった。ローラの言葉「工場は建物ではなく、人で成り立っている」。こんな社長の下だったらしっかり従業員もついていくはず。
恋愛部分はおまけといった感じで、これも好感が持てる。ビジネス上の恋愛・・・ローラに対する熱き想いさえあればいいんですよね。
劇場で見れば良かった
最近、ドラァグ・クイーンがらみの映画や番組を続けて見てて、だんだんと彼女たちを気持ち悪いと思わなくなった。むしろ、綺麗だと思う。
この作品のローラも、すごく素敵。
最初のへぼブーツ見た時の「レェェェッド」っていう所、すごく好きだ
イギリスの片田舎の頑固な人々が、次第に偏見を超えてLGBTの人達と友達になっていく(その時のおばちゃん・おばあちゃんの逞しさよ)というのは、黄金パターンになりつつあるのかな。と思ったり。
偏見を捨てて
LGBT映画で指折りの作品に入るであろう今作。
とても大好きな作品。
ブロードウェイ版のミュージカルも観たのだが、とにかくローラに惹かれていく。
ドンとの対決の時も、彼女の優しさがじんわり染みる。そして"偏見を捨てて" と彼に告げる。
"偏見を捨てる" それは意外と難しい事だ。自分が良しとしてきた事を、悪として見直さなければいけない。
ただ少し、理解をしようという気持ちを持てば
歩み寄れる。
多くの人は、おそらくドンよりだと思う。でもわドンは最後にはローラのブーツ作りを手伝い、笑顔を交わす。
一歩前進したのだ。
私たちの固定概念をなくし、さまざまな価値観、多様性を受け入れていこう。
わたしたちは同じ人間なのだから。
ドラッグクイーン
潰れる寸前の靴工場の息子とドラッグクイーンが手を組んで成功を収める話。
見るきっかけは三浦春馬と小池徹平がミュージカルやってたから。
LGBTの様々な問題があげられる今、偏見がある方に見てほしい。
ドラッグクイーン役の人強烈だけどかなり愛おしいキャラです!
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