勝利への脱出のレビュー・感想・評価
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スタローンはサッカーもお得意‼️
第二次大戦中、ドイツ軍の捕虜収容所を舞台に、ドイツ軍の将校チームと連合軍捕虜チームのサッカー親善試合、そしてそのどさくさに紛れた脱走作戦を描いた作品‼️戦争モノ、補助収容所モノに、スポーツ映画の醍醐味をプラス‼️スタローンが主役、連合軍側のマイケル・ケイン、ドイツ側のマックス・フォン・シドー、そしてペレをはじめとする当時の有名選手たちが夢の共演を果たしてる‼️スタローンを助けるレジスタンスの女性キャロル・ローレもホント魅力的‼️しかも監督はジョン・ヒューストン‼️スタローンのその後のキャリアを見ると、今作で巨匠の演出にもまれたり、演技派たちとの共演も何の役にも立ってなさそうですけど、サッカーの神様ペレのオーバーヘッドキックが観れるだけでも素晴らしい‼️
リバイバルで
1回観ただけだと思いますが、DVD持ってるし吹替でも何度も観ている。「トレーナーのハッチだ!」は吹替の方がしっくり来る。 スタローン、針の筵だったろうなと笑けてしまう。ケインにシドー、おまけに監督ジョンヒューストンですよ、もっとこういう現場を経験出来ればちょっとは違ったのかもね。 コロンブスタジアムが「炎のランナー」と被ってちょっとじーんとする。出だしの編隊飛行、ラストの赤文字V! スタローンより燃えるよ! ヒューストン!!
オーバーヘッドキック
さすがに、ペレは上手に決める。 思っていたような脱出劇ではなかった。 試合に熱くなると、勝利をそれほど渇望するのかな。 試合を発案したドイツ将校は、いい試合だから拍手したのね。後でまずくなるだろうけど。 レジスタンスももう少し事前に準備しておけばいいのに。 間に合わなかったらどうする。 腕を折られたキーパーもかわいそすぎる。 イギリス軍将校も傲慢だ。 この映画のモデルとなった戦時の試合があるというのは驚き。 だが、実際の試合で勝ったソビエト軍の兵士は処刑されたとは。まさにナチスドイツの所業。 午後ロード録画視聴にて。
一言「見てなかったけど、あれね!」。
ペレが出演してて、サッカー監修もしている。 聞いたことはあった。めちゃくちゃ美味しい役でした。 試合のシーンなんて、「サッカー翼」状態(多分)。 マイケル・ケイン(大大好き!)が、元サッカー選手で捕虜。 ドイツ軍は「プロバガンダ(宣伝)的に」ドイツ軍VS連合軍捕虜の試合が組まれて。 その試合の最中に、脱走しようと計画。 これだけの内容。わかりやすいし、なんとなく結末は予測できる。 なのにちょっと、ほろっと。 スポーツのフィールドでは、その国籍や政治情勢は、関係ない。 そこにあるのは、スポーツマンシップのみ。 (スタローンのキーパー役、熱い)。 最後「prayers」と、連合チームの選手紹介が出てきて。 あ、ペレ以外にもたくさんいろんな国の名選手がいた様子。 道理でうまいはずだわ。 なので、アラカン世代から上の方なら、もっと見応えあるかも。 面白かったです。見逃さずによかった〜。 ⭐️今日のマーカーワード⭐️ 「これから我々が見るのは、プロバガンダではなく、歴史的試合」
スポーツの熱さを感じる
結構面白かった。若きスタローンかっこいいなと思いながら前半観てたが、 最高に良かったのは、ドイツ代表と連合軍(捕虜)のサッカー親善試合で、 ハーフタイム時にチーム全員脱走計画のはずが、 チーム皆、自由よりも、試合に戻り、勝負することを選択した場面。 目先の利益より、誇りというか勝利への執念というか、まさかの展開だった。
なにげに傑作
スタローン、ペレ、マックスフォンシドー、マイケルケイン、スポーツの感動と民衆の力がナチスを突破するラスト、スタローンと、もう死ぬ人を見たくないという彼女が抱き合うシーンの音楽の展開。いろいろアラがあって、ヒットしなかった映画かもしれないが、そこは、のっていって感動しよう。よく見るとお金もかけてあるし、丁寧に作られている作品だ。あんまり知られていないカルト的ムービーだが、再評価されていい。
とても映画的な枷
北京オリンピック(2022)が面白い。いい意味でもわるい意味でも劇的で胸があつくなる。 世の中は出来レースだと思う。ことがある。 政治や経済。スポーツと文化。高野連。WHOの見解。ノーベル賞、映画賞、文学賞。地球温暖化。むろんオリンピックも。北京ではそれを裏づけるような策略や恣意がはっきりと見える。 その諦観が深化していくと、ひとによっては、どりょくが無意味におもえてしまったり、頑張るのはばからしいと投げやりに生きるのが常態化することがある。とりわけ新型コロナウィルス禍下にあって、せけんには自棄的な気分/気配がただよっている。 ところが。策略と恣意によって圧制されているはずなのに、スノボのハーフパイプの彼は、前人未踏の大技をやってのけ金をとった。体制側のたくらみをくつがえしてしまった。そんな不屈の精神を「世の中は出来レースだ」と諦観をきめこんでいる厭世論者は反証できるだろうか。 いうまでもないが、自分で自分の身をそこなうと、それまでのことになる。ひとはたんなる生き物にすぎない。だめにするならだめにするなりのことが起きる。 じぶんはどちらかといえば偏屈なので岡村孝子の歌詞みたいな希望に満ちた話はきらいだし、そもそもそんな玉じゃないが、基本てきに、やらなければ、はじまらない。戦ってみなければ何者であるかを証明できない。 『1942年8月に第二次世界大戦下のウクライナで行われた、ディナモ・キエフの選手を中心に編成された「FCスタルト」対ドイツ空軍の兵士により編成された「フラッケルフ」との親善試合(死の試合 )をモデルとしている。史実では2試合が行われ5-1、5-3とスタルトの勝利に終わるが、面目を潰されたドイツ軍は報復としてスタルトの選手達をバビ・ヤールなどの強制収容所(スィレーツィ強制収容所)へ送り、多くの選手達が処刑されている。』 (ウィキペディア「勝利への脱出」より) 負けなきゃころされる。だけどやるならプライドがある。その劇的なダイナミズムをすくいとっている。映画は史実から取材しているものの、かんぜんにエンタメに寄せている。ジョンヒューストンの大胆な、ありえない話になっている。 (ヒューストンは)雄々しさに特長がある。骨太、勇壮、毅然。映画版ヘミングウェイ。それでいて俗っぽかった。ぜったいに大衆的であろうとしていた。文芸域に入らないようにバランスしていた。その頂点が王になろうとした男や本作だったと思う。 いま見ると大味だが、大昔見たとき(ものすごく)胸が熱くなったのをおぼえている。映画に対する評がその当時の興奮と渾然一体化している。 マイケルケインとスタローンという呉越も楽しかった。記憶ベースだが、むかし勝利への脱出は語り草の名画だった。学校で「(昨日の洋画劇場の)勝利への脱出見た?」「ああ見た!見た!」という会話を交わした記憶がある。 オリンピックが(禍下で弱った民衆に)夢と希望をあたえる──てな感じの調和論調がだいきらい。だけどドラマはある。それは映画的だ──という話。
芸は身を助く
ドイツ軍捕虜収容所で、マックスフォンシドー扮するシュタイナー少佐は、マイケルケイン扮するコルビーにドイツ軍とサッカーの試合をしないかと持ちかけた。シルベスタースタローン扮するロベルトハッチは、脱足する案を考えていたが、サッカーチームには入れてもらえなかったけれどもトレーナーとして入り込み単独で脱走したが、チームに脱走案を知らせるためにまた収容所に戻った。果たしてハッチの苦労は報われるのか? やっぱり欧州ではサッカーのためなら何でも優遇される風習なんだろうね。芸は身を助くとはこう言った事なんだろな。
素晴らしかった
大昔テレビで見て以来2回目。スタローンが若くてかっこいい。
ナチスの捕虜収容所なのだけど、捕虜だからかユダヤ人の収容所より待遇がいい。せっかく脱獄したのにスタローンが、また収容所に戻るのがつらい。
地下からスタジアムの控室に穴を掘って脱出させようとするのだけど、一人でも控室に監視員がいたら無理じゃんと思っていたのだけど、最後は地下関係ない。
特にサッカーシーンがとても見ごたえがあって試合展開も最高だし、何より脱出よりも勝利にこだわるところが熱い。
前半、ゆるゆるの捕虜生活に驚いた。あんな軽々に脱走なんて考えられる...
前半、ゆるゆるの捕虜生活に驚いた。あんな軽々に脱走なんて考えられるのか。 後半、試合。すごい選手たちが実際に出演しているらしい。私はペレしか分からず。そのペレが華麗に…やや忖度を感じるが(笑) そしてもちろんラストのええとこは主役スタローンに。素人感丸出しやん。まあ若くてかっこいいので許せるか。 ところで苦労した脱走計画は何だった(笑) 映画のモデルとなった実際の試合の選手たちは悲惨な運命だったようですね。心が痛みます。
私これ好き
この映画初めてみたときから何年もたちますが!いまだに忘れられない映画です!第二次世界大戦を深く知る教材の一つにもなったし!シルベスター・スタローンは流行りの映画だけじやないんです!かなりの映画にもたくさんでています!その一つがこれですよね!
●脱出だ!!
スタローンが若い。ペレがイカす。 30年ぶりくらいに見たんじゃないかな。 ストーリーはいたってシンプル。 ドイツvs連合軍捕虜でサッカーする。 試合と脱走とどっちとるって話。 ラストがいいよね。 冷静に考えると、って話は抜きにして。
うまくはないのに、なんだか楽しい
いや、その、サッカーシーンとか、あんまり迫力ないんですよね。ペレのところとかは決まったねぇという感じではあるんですけど、スタローンのところとか、すごいあっさりしているように感じちゃいましたよ。省エネ撮影かっ!ってぐらい、サクッと撮ってる感じなんですよね。ジワジワ盛り上げる気がまったくなしというね。 しかし何だか面白いのがジョン・ヒューストンらしいなぁって思いました。だって第二次世界大戦におけるドイツ国内の捕虜収容所が舞台で、脱出モノですよ。それだけで楽しそうじゃないですか。しかもサッカーの試合がそこに絡んできて、パリのレジスタンスも登場! まぁ、地下組織なわけですから、地下に潜るわけですよ。そしてサッカースタジアムでのパリの大観衆の捕虜側への声援まである、と。どの要素を取ってみても、それだけで楽しそうですもんね。 言ってみれば、ジョン・ヒューストンって、すごい素直なんだろうなという気がしましたね。素直に映画を撮ってる気がします。まぁ、その素直さ、アフリカの大地で解放されちゃったりするわけですけどもね・・・
登場人物たちですら想像できなかった結末
総合:75点 ストーリー: 75 キャスト: 75 演出: 80 ビジュアル: 70 音楽: 70 ドイツびいきの不公平な審判が配置されていて、ペレ相手にサッカーではなくボクシングの試合をするドイツ選手がいて、それなのに味方は一人抜けて10人しかいない。そんな状況でも点を取り返すとかは絶対有り得ないとは思わないけれど、ちょっと信じ難いなあとも思う。ハーフタイムで意地と誇りをかけて試合の継続をすることになったとき、試合の経過が気になると同時に選手たちの脱出が出来なくなってどうなるのだろうと考えた。 しかし現実性はとにかくとして試合は劇的な動きを見せるし、しかも選手たちのその後の運命に関して最後には誰も計画していないし想像もしていない状況が流れとして起こるし、こういうことになるとは意表を突かれた。ドイツの支配に苦しむ観衆がフランス国家を歌い緊張と熱気が盛り上がった後で一気に流れ込む情熱が、とても爽快な結末を見せてくれた。
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