「映画の楽しさ」亀は意外と速く泳ぐ talkieさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の楽しさ
決して「魂を打ち震わせるような感動巨編」というわけではない(失礼!)のですが、言ってしまえば「どうでもいい」(重ねて失礼!)ストーリーを、豪華な俳優陣が、しかも一生懸命に演じていることが、とても、とても、とても素敵な一本でした。
本作は、いわゆる「脱力系コメディ」ということなのですが、「精神的な」…というようなムツカシイ言葉ではなく、むしろ「気持ちのうえで」という、より身近な意味で、こういう「余裕のある作品」を観るというのも、映画の楽しみ方の、大切な一つの局面なんじゃあないかと思います。
本作も十二分に楽しめましたし、また、次回作が楽しみにもなった一本でした。評論子には。
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