ジュラシック・パークIIIのレビュー・感想・評価
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前2作に比べてゴリゴリのサバイバルもの
前2作に比べてゴリゴリのサバイバルものになった。新しい恐竜も登場したので新鮮。看板恐竜ティラノサウルスを軽く凌駕するスピノサウルスは迫力満点。あの巨体で水陸両刀とか隙が無さすぎる。ラスボス感あって良かった。
大人しいイメージのあったプテラノドンが意外と獰猛で驚く。そしてデカいしよく見たら顔が怖い...あんな鳥が目の前に居たらチビりそう。卵盗んだ戦犯ビリーは、後半プテラに特攻したから惚れ直したぜ。
ひとつ気になったのは、エリックが2ヶ月も1人で島で生き残れたこと。ちゃっかり食糧も調達してるし、ガス弾まで作ってる。サバイバル術の達人だったのか、よほど運が良かったのか...エリックの扱いだけご都合主義に感じて違和感が残る。
サクサク見ることができる
タイトル通りこの規模の映画にしては90分と少し短めになっており、サクサクとみれるので気構えることなく鑑賞することが出来た。
内容に関しては、もちろん1作目の超大作を超えることは無理だったが個人的には展開が早く途中で中弛みすることなく楽しめた。
そしてグラント博士は相変わらずの超トラブル体質により、騙されて恐竜相手にサバイバルを強制敢行させられる始末。
今回の事の発端の夫婦は恐竜よりも質が悪く、連れていった助手は恐竜の卵を窃盗という愚行から、当たり前のように恐竜に狙われる。
今作最大の目玉はプテラノドンだと思う。あれくらいの大きさの空飛ぶ恐竜に襲われたら一溜りもないと想像したらゾッとした。
一応ナンバリング作品ではあるけど、前作を未鑑賞の方でも楽しめる作品だと思う。
2作目よりは面白いが・・・・。1作目が良かったので、残念な作品
たぶん2回目の鑑賞
ただし1回目の記憶はほとんど残っていない
人間によるコントロールを失い
恐竜が野生化してしまった島、通称サイトB
パラグライダーを楽しんでいた二人がアクシデントに会い
恐竜の島(サイトB)に不時着してしまう
不時着した息子を助けるため、グラント博士にガイドを依頼し
島へ向かう両親と博士とスタッフの物語
大ヒットした1作目だが
2作目はハッキリ言って失敗作だった
なぜ3作目を作ったんだろ?
2作目もそうだが、
普通なら、人間のコントロールが及ばない恐竜の島へ行く理由はない
でも、続編を作るには、何か島へ向かう理由が必要
その理由が不自然だから博士以外の人を応援できない
1作目は登場人物みんなが無事に逃げ切って欲しい
と思いながら鑑賞したが
2作目以降は博士以外を応援できない
そもそも危険なことを知っていて
パラグライダーで島に近づいたのだから
島に不時着しても同情できない
(子供は可哀そうかもしれないが、一緒にいた母親の彼氏(?)が悪い。母親も含めて自己責任)
博士をだまして、島にやってきた両親もそう
とくにティア・レオーニ演じる母親はギャーギャー騒いでうるさいし
(ディープ・インパクトでは良い役を演じたのに、この作品で、こんな役は可哀そうだ)
この人たちが一人ずつ食べられてる間に
博士が逃げればいいのにと思ってしまう
原因を作った親子三人は無地に生還したが
救出作戦に付き合ったスタッフは
博士と助手以外は食べられてしまう
一人を助けるために、何人も死んでしまう
アメリカ映画時々見かける
後味の悪い映画だった
モンスターvsモンスター・ペアレント、夢の対決。頼むから静かにしてくれ。
恐竜パニック映画『ジュラシック・パーク』シリーズの第3作。
『1』の主人公であるアラン・グラント博士が再び登場。研究費用捻出の為、とある大富豪のツアーガイドを引き受けることになったグラント博士だったが、彼らに誘拐される形で、無理やりイスラ・ソルナ島へと連れて来られてしまう…。
『1』『ロスト・ワールド』で監督を務めたスティーヴン・スピルバーグは、本作では監督を降板し製作総指揮を担当している。
実は今回が初観賞である『Ⅲ』。
あまり評判が芳しくなかったので、さほど期待せずに観賞してみたのだが、結論から言えば結構楽しかったっ!😆
そりゃあ大傑作の『1』とは比べ物にならないけど、二つの映画を無理矢理くっつけたような出来だった『ロスト・ワールド』よりは、断然良い作品だと感じました。
まず本作はランタイムがちょうど良い!
『1』と『ロスワー』がどちらも120分以上の長尺だったのに比べ、本作のランタイムは90分程。
このコンパクトなランタイムは本作の背丈にピッタリと合っており、最後までダレる事なく、一定以上の緊張感を維持したまま走り抜けてくれた。
ランタイムが短いこともあり、スピード感はシリーズ随一!💨
本作の目玉でもある、新恐竜スピノサウルスvsティラノサウルスのガチンコバトルを、出し惜しみする事なく序盤から見せてくれたのは好印象。
その後もテンポ良く映画が展開していくので、退屈している暇がなかった。
パニック映画として、このくらいのテンポ感&スピード感は理想的だと思う。
恐竜たちの怖さも、本作はかなり真に迫っていた。
やはり今回の見所はスピノサウルスでしょう!!
ティラノサウルスを即殺してしまうほどの戦闘能力を有している上、水中を移動することも出来るという間違いなくシリーズ最強のモンスター!🦖
無線電話を飲み込んでしまった為、近づいてくると♩♪♫〜♪♫と音がする。
まんま『ピーターパン』のチクタクワニのオマージュなんだけど、やっぱりこの設定は秀逸。
まずは音によって恐怖感を煽りっておいて、いざ振り向いてみるとそこには…😱という古典的ながら最強のホラーフォーマットを、本作は上手く扱いこなしていたと思う。
スピノサウルス以上に怖かったのは、こちらも初登場となる(モブとしては過去作にも登場していたけど)翼竜プテラノドン🐤🪺
プテラノドンの顔ってめちゃくちゃ怖くないですか!?
何考えているかわからないし、なんかヌルッとしているし、めっちゃデカいし、飛ぶし…。
ひ〜〜〜っ!!何から何までキモい!怖い!!
霧の中からプテラノドンがのっしのっしと現れてきたら、自分だったら気絶しちゃう。
とにかく、本作はこのプテラノドンのキモ怖さが全開になっており、非常にハラハラドキドキすることが出来ました。
ジョン・ウィリアムズ先生のテーマソングのおかげでなんか壮大な感じになっていたクライマックスシーンだけど、冷静に考えるとプテラノドンが外の世界へと飛び立っていったのって無茶苦茶ホラーじゃないっすか!?
『鳥』ならぬ『プテラノドン』という映画が一本作れそうである。
パニック映画としてはとてもとても楽しめました♪
…が、人間サイドのパーティーメンバーにイライラが募る…💢
スピルバーグ映画で必ずと言って良いほど描かれる「家族愛」。
今回もバッチリ描かれており、それを主軸として物語は展開してゆく。
いやいや、ちょっと待て。自分の子供可愛さに何人の人間を巻き込んだんだこのクソモンスター・ペアレントはっ!?
何から何まで自業自得な上に、ギャーギャーと大声をあげまくるし、誘拐してまで連れてきたグラント博士の言うことを一切聞かんし、マジでなんなんだこの夫婦!?
特にオカン!このオカンはアカン!
美人だということ以外、何一つとして好感が持てなかった😅
早く喰われないかなこのアマ…、と思っていたら最後まで生き残りやがった!SHIT!!
脚本もどうなんだこれ?
大前提として、プロのハンターの一軍が壊滅してしまうほどにやばい島であるイスラ・ソルナ島を、子供一人だけで2ヶ月間も生き延びられるのか?
子供が生き延びられる程度のヤバさなんだったら、『ロスト・ワールド』での阿鼻叫喚はなんだったのか。
最後に海兵隊が助けに来るというのも…。
じゃあ最初から子供を救出する為に出動してくれよ!!
そもそも、『ジュラシック・パーク』って『1』で完結している物語である。
その後の物語を描いても蛇足になるだけだし、どうしてもマンネリ感が出てしまう。
この『Ⅲ』も、確かに恐竜パニック映画としては楽しめるのだが、お話の焼き直し感は半端ないし、無理矢理に付け足された人間ドラマパートは茶番にしか思えない。
『1』では大いに驚かされたCGIやアニマトロニクスも、『Ⅲ』にもなると新鮮味は失われてしまう。
というか、今回あんまりCGの出来が良くなかったような気がする…。
ボックスオフィスを見てみると、本作は9,300万ドルの予算に対して3億6,000万ドル以上を稼ぎ出している。
今回も大ヒットしているのは間違いないが、この作品で『ジュラシック・パーク』シリーズは一旦休眠状態に入る。
やはり製作陣も、このままシリーズを続けていくことに限界を感じていたのだろう。
個人的には今回も楽しめたが、まぁこの辺りが潮時だろうな、と素人目線でも思ってしまいます。
さて、この後は『ジュラシック・ワールド』シリーズ。
これから先は一体どうなっているのか!?
『ジュラシック・パーク1』のような新鮮な驚きは待ち受けているのか!?
楽しみに観賞してみまーす🙋♂️
面白い!
自宅PCにて、amazon prime videoで視聴しました。
ジュラシックシリーズの新作を見るため、前作を見返している最中であります。
恐竜たちのいる島で消息を絶った息子を探す夫婦。彼らに半ば騙される形でその島に連れてこられたグラント博士らは、飛行機の墜落により帰る手段を失ってしまいます。そしてまた、恐竜のいる島からの脱出を目指す、という感じのストーリーです。
今作の目玉はやはりスピノサウルスですかね。特徴的な背ビレと長いクチバシを持ち、T-レックスさえもねじ伏せるパワーを兼ね備えています。T-レックスとスピノサウルスが戦うシーンは大迫力で、かなり興奮しました。また、雷雨が降り注ぐ中スピノサウルスに襲われるシーンも、スピノサウルスのかっこよさ、恐ろしさが表れていて、素晴らしい演出だったと思います。
また今作には、前2作にはほとんど出てこなかったプテラノドンが出てきます。空中から何匹ものプテラノドンが襲いかかってくるシーンは、逃れようのない恐怖を植え付けてきました。空中という新たなステージを生み出せるのは、プテラノドンにしかできない芸当だと感じます。
全体的に、前作よりかなり好きな作品です。理由としては、前作より尺が短い分分かりやすいからかなと感じます。ストーリーも前より単純で、恐竜の恐ろしさ、かっこよさ、そしてサバイバルのスリルなどに重点をおいて見られる点に惹かれたのだと思います。
登場人物がひどい……
特にヒロイン、アマンダにイライラする。生き残れますようにと固唾を呑んで見守られるべきヒロインだが、死ねばいいのにとさえ思う。狙っているのであればすごいとしか言えない
まさかのカービー○○○○○店(笑)
シリーズは全部大好きです! 3作目のポスターは1番好きかも(笑) グラント博士再び! エリーが他の人と結婚しちゃってる(涙)・・・それからDVDの吹き替えだとエリーがグラント博士に敬語で話してるのはなぜ? 名前も呼ばずに「先生」と呼んでるし・・・英語ではちゃんと名前で読んでるのかな? 確認してみるか(笑) 1作目では恋人だったのに、2人の間に壁があるみたいで寂しいです・・・最新作ではマルコム博士と共に全員集合(^-^)! 実は塗装タイル店だったカービー夫妻(笑) ティア・レオーニ綺麗だなあ~(^-^)
怪獣映画としては良く出来ている。でも恐竜映画としては全くデタラメ。
①2020.03.31. 再鑑賞(2回目)②映画としては御大スピルバーグの前作・前々作(特に「ロスト・ワールド」は酷かった)より良く出来ているくらい。先ず尺が短いのが良い。直ぐ本題に入って恐竜が出てきて暴れるし、普通途中でよく入ってくるごちゃごちゃした人間のドラマも最小限に抑えられている。③話もマイケル・クライトンの原作から全く離れている訳ではなく、前作・前々作で削られていた部分を取り入れている。『ジュラシック・パーク』(原作)からは翼竜ドームのところ、『ロスト・ワールド』(原作)からは卵を若い助手が卵を盗むところ。④しかし、恐竜映画としては全くデタラメである。「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド」シリーズに出てくる恐竜像自体が既に現在の恐竜学からは時代遅れになっているので揚げ足を取るのも今更ながら、1.スピノサウルスは魚食恐竜で人間を喰うとは思えないし、図体はデカイが歯は頑丈ではないので、とてもではないがティラノサウルスの首をへし折れる筈がない。2.ラプトルは現在では羽でモフモフであったことが定説になっている。マイケル・クライトンが原作を書いた時はそこまで恐竜学が進んでいなかったので、復元像は仕方ないとしてヴェラキラプトルはあんなに大きくない。3.プテラノドンは体重が30kgくらいしかなくて、とても人間を掴んで飛べるない。等々…
愚かでちっぽけな人間
相変わらず恐竜🦖の迫力が全面に押し出され、
人間の愚かさ、ちっぽけさがよく分かる。
冒頭1時間くらいの、恐竜が人間の死体を利用して人間をおびき出し喰らおうとするシーンは見ものだった。
2ヶ月も恐竜の島で生き延び、博士を救ったエリック少年の逞しさには感嘆した。
博士がラプトルの卵を盗んだ青年に言った
「人間は開発のためと言って何度も過ちを繰り返した」という言葉が強く印象に残った。また、天文学者と宇宙飛行士の違いの比喩表現が納得できた。
本物の恐竜を何度も体験した人間とそうでない人間の言うことは違うなと、博士やエリックを見て感じた。
さすがに3作目ともなるとマンネリ化が否めない。
またまたラプトルに焦点が当てられているので、より一層それを助長させている感じがある。
2018年夏公開のジュラシックワールドIIに期待。
恐竜島の決戦 スピノ対ティラノ
"ジュラシック・パーク" シリーズ第3作。
"金曜ロードSHOW!" で久しぶりの鑑賞。
1作目の主人公、グラント博士がシリーズにカムバック。原点回帰なサバイバル・アクションが展開されました。
これまで恐竜の王様の名を欲しいままにして来たティラノサウルス・レックスを上回る最強恐竜と云う触れ込みで、半円形の背びれとワニのような口が特徴的なスピノサウルスが新登場しました(本作を契機に知名度が急上昇した気がします)。
ティラノサウルス・レックスとの対決は、非常に短い時間ながらも、恐竜好きには堪らない胸アツ必至の展開でした。
非常に獰猛且つ執念深い性格で、人間たちをどこまでも追い掛けて来る。果たして逃げ切れるのか。ハラハラしました。
三たび、人間の傲慢さが炙り出されましたが、二番煎じ感が激しく、真新しさが無いのが難点だなと思いました。
単なるモンスター・パニックになったと云う指摘に納得ですが、怪獣映画好きとしては無条件に楽しめたのでした。
[以降の鑑賞記録]
2020/05/27:WOWOWシネマ(字幕)
2022/06/11:金曜ロードショー
※修正(2022/04/26)
原点回帰?の3作目
うーん微妙・・・。
やってることが1作目とかぶるからクオリティの差が歴然としてしまう。
あと映画の象徴をスピノサウルスにバトンタッチしたのは失敗でしたね。誰あいつ?ってなるし正直デザインもかっこよくない。ラスト付近でようやく「あ、あいつが今作のラスボス恐竜だったんだ!」と気づきました。
マンネリ化
1と比べてメッセージ性が薄い。というか皆無。
ただ新しい恐竜を出して人が食われて逃げるだけのパニック映画だった。
結局最後はラプトルが襲ってきて命からがら脱出するお決まりのパターンである。
グラント博士が再登場するので期待し過ぎていたせいもあるかもしれないが、1が良かっただけになんだかとても残念な気持ちになった。
天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ
映画「ジュラシック・パークIII」(ジョー・ジョンストン監督)から。
またまた「大丈夫よ、心配ないわ」という台詞から始まり、
「まさか、こんなことになるとは・・」が繰り返されてしまう。
「自業自得」という四字熟語が頭に浮かぶほど、
現代人の危機感のなさが、大きな事件に繋がってしまうことを、
この作品を製作する人たちは、伝えたかったのだろうか。
逆に「危険」と判っていても、時には足を踏み入れることが必要だ、と
メッセージを残しているのだろうか。
こんな会話をメモして、気になっている。
「男の子には、2つのタイプがある」という台詞で始まり、
「天文学者になりたい者と、宇宙飛行士になりたい者だ」と続く。
そのあと「天文学者や古生物学者は、安全な場所で驚異の物を研究する」
「(でも)宇宙には行けない・・・」「そのとおり」
宇宙に行きたかったら、危険と隣り合わせの「宇宙飛行士」になるしかない。
恐竜について知りたかったら、今も恐竜が住む「ジュラシック・パーク」に
足を踏み入れるしかない・・と、若者の冒険心を煽っている気がする。
映画と判っているけれど、やはり「ジュラシック・パーク」は閉園。
恐竜たちは、絶滅させた方がいいな、と妙に真剣になってしまった。(汗)
シリーズ第一作に、こんな台詞があったのを記憶している。
「恐竜は、森林破壊やダム建設で絶滅したのではない。
地球上での生息期間を全うして、自然淘汰された生物だ」
この映画のコンセプト・軸は、どこを向いているのだろうか?
また行くんかい
ジュラシックパーク1から時は進み、もう懲り懲りなサムニール扮するグラント博士と、あーんなに勇敢だったのに、今は結婚出産して二児に恵まれて穏やかに暮らしているローラダーン扮するエリー!グラント博士と結婚しなかったんだなぁ。。
2人が出てきた!それだけで嬉しいです。
その後は信じられないほどのKY夫婦に、グラント博士が研究費のために嫌々無理やりまたあの島へ連れてこられて、実は目的が行方不明の子供探しで、、そこからはいつもの展開。ラプトル満載。
スピノサウルスから鳴るピッチ、ピッチを取り返すため糞を探るシーンは、その糞食べられた人からできてるのに〜、と余計なところでガクブルでした。
プテラノドンが沢山出てきて良かったのですが、少し窮屈そうでもっと飛び回って欲しかった!
グラント博士とエリーの絆は最後まで健在。
エリー、サイトBと言われただけでピンと来て陸軍を即座に派遣、本当に素晴らしい。
KY夫婦、前年に離婚したようで、母親は、ひとり息子を彼氏とグライダーに行かせて、恐竜育成島サイトBに不時着する事態となり、行方不明の息子を探しに島に着いたら大声でワーワーと名前を呼び恐竜を呼び寄せみんなを危険に晒す。そのせいで1人死亡。彼氏はネットに引っかかり白骨化。息子を探す親としてどれだけ心配でどれだけパニックになるかはわかるのだが、恐竜環境においては迷惑でしかない。
夫側はパッとしない性格だし、タイル塗装店なのにまるで大金持ちかのように振る舞い偽装小切手でグラント博士を無理矢理島に連れてくるし、パイロットや狙撃要員も早々に食べられてしまうし、ただの大嘘つき。
息子は2ヶ月も1人で島で生き延びていて、おそらく知識をグラント博士の本から得ていたから。
今回は、前作まで肉食頂点と思われていたティラノサウルスよりも強く巨大なスピノザウルスが食べまわる。
更に、コンピーも少しチョロチョロ。
ラプトルは、研究が進み、人間よりはるかに優れた知能で仲間同士言葉も持ちながら狩りをしていた事が判明。昔のグラント博士のように発掘と研究を行うビリーが、ラプトルの頭蓋骨を復元。オカリナのように、頭蓋骨を吹くと音がする!その復元レプリカが最後にラプトルから助かる伏線となるのだが、ビリーは研究目的とはいえラプトルの習性をわかっているのに卵を持ち出して、みんなが危険になるのを省みず、罪滅ぼしかのように、再開した夫婦の子供がプテラノドンに襲われるところを助けに行くが、その際は息子達が不時着に用いたグライダーをみんなで使おうとしていたのに無断で1人で使用。とにかくどうしようも無い。。昔遭難した時にリュックのフックが引っかかって助かったらしく、リュックを持ち歩いていて、自然の危険性はよくわかっているはずなのに。KY夫婦も昔遭難したらしく、人に迷惑をかけて迎えに来てもらう経験はあるのに、なぜ同じような事が2度も3度も起こるのか、真剣に反省して欲しい。
グラント博士の言うように、安全なところから研究する天文学者タイプと、自ら危険を顧みず乗り込む宇宙飛行士タイプが人間にはいるらしいが、KY夫婦の息子、せっかく生き残れたのに宇宙飛行士タイプが正解だよね?!と真顔で、、あぁこの子もしっかりKY夫婦の血を引いている、また何か起こるわと心配。
前作の子供を探すティラノサウルスに続き、沢山ある中から2つ卵が盗まれても気が付き卵を探しに来るラプトルと、子供に餌を与えるために相手が人間でも果敢に狩りをするプテラノドン。
子がいなくなったら気が気でなくなる母性本能は人間も恐竜も共通なんだな、人間同様会話能力もあったなんてと驚き。食べる前に、殺した人間を放置しおとりに使って、他の人間が探しに来たところを更に狙おうと罠をはるシーンなんて、驚愕。怖すぎ。
でも、エリーが出てくるだけで嬉しくなるラスト。
観客人気が高いキャラクターなことを、製作側が掴んでいるんだろうなぁ。
プテラノドン怖い
シリーズ3作目で確かにマンネリ感は否めませんが、それでも十分スリルを楽しめました。
1、2に比べてインパクトのある殺戮シーンはなかったような。
ただ今まで目立ってなかったプテラノドンがとても恐ろしく描かれてた。あの細い顔がこっちを見るところ、ゾッとした。
けどエリーとグラント博士が別れてたのがショック。なぜ別れさせたんだろう。3ではグラント博士と弟子のやりとりに注目させたかったから?
グラント博士が助けを求める相手がストーリー上必要だったから??
1でせっかく子供嫌いなおったのに、、ちょっと寂しかったです。
映像だけはいい
総合:55点
ストーリー: 25
キャスト: 65
演出: 70
ビジュアル: 80
音楽: 75
シリーズ三作目だが、映像は相変わらず素晴らしいものの、それ以外に特に目新しさはない。そして残念ながら物語はかなりひどい。
ティラノサウルスより大きなスピノサウルスが今回の目玉として出てくるが、研究によると肉食と言っても魚を食べていたらしく、ちょっとくらい大きいからといって命の危険を冒してティラノサウルスに挑みかかっていくかと言われれば疑問がある。現代においても大型肉食動物が餌をかけて相手を倒すまで命懸けで戦うことはまれである。
たくさんあるラプトルの卵をたった二つ盗んだ人間を群れが追いかけてくるが、その他の残された卵を危険にさらしていいのかと思うとこれも不自然。その後の彼らの人間に対する対応も、人間を襲えるのに襲わず卵を取り返すとさっさと引き上げていく。そのやり方は、恐竜というよりもまるでどこかの未開の地に住んでいる人間のよう。だいたい盗まれた卵をしつこく野生動物が追いかけてくるなんて話を自然界で聞いたことがない。
そしてとどめが新しい世界を目指して飛んでいくプテラノドン。おいおい、いいのか、そんな笑顔で彼らが島を離れて飛んでいくのを見送っても。さっきまで彼らに襲われていたばかりだろうし、どこかで繁殖をして人間を襲いだすかもしれないのに放っておく気か。
このようなあまりのずさんな物語にはかなり呆れた。物語を盛り上げるためにはどんな無理でも恐竜にさせてしまおうというその真っ直ぐな心意気に、製作者の人使いならぬ恐竜使いの荒さを感じた。
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