I am Sam アイ・アム・サムのレビュー・感想・評価
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安易にコメント出来ない
ような複雑な感情が湧きます。
多分親子を引き離そうとする人達だって全然悪い訳ではないだろうし、誰もがルーシーの未来の為に動いて行こうとする映画なので。
やっぱり現実世界には善悪でくくれないことが沢山あって、色々なことを考えさせられます。
ビートルズの曲とダコタファニングの表情だけで涙が出るようなそんな作品です。
裁判のシーンを見てるとそんなに完璧なら親がこの世界のどこにいるんだと憤りを覚えるとともに、子供にとっての幸せがなんなのかを本気で考えさせられます。
上手く書けませんが色々なことを考えさせられる、本当の名作だと思います。
いろんな意味で忘れられない❓複雑な感傷が残る映画でした‼️
ダコタファニングのルーシーを観て、ビートルズを聴くだけで、涙が止まらなくなります。
そして、偏見や、社会の構図について、深く考えさせられます。
でも、ショーンペンの演技とゆうか、演出には、疑問をかんじました。
知的障害者イコール、ピュアな存在にしていて、とても違和感が。
それに引き換え、ミシェルファイファーの弁護士には、とても共感を感じた。
苦しみながら、爆発しながら、生きてく、それが人生だ、そう思います。
それにしてもダコタファニング、恐るべし、観てるだけで、涙がとめどなく流れて、脱水症状になりそうです。
人間関係は理屈じゃない、愛こそ全て、そう教えられた、改めて。
なんだか、この映画に救われた、そう思いました。
人間関係に悩んでいる、そんな人は、是非。
ショーン・ペンの振る舞いはとても演技とは
とても演技とは思えないほど、自然で、リアルな芝居をしています。そして、ダコタ・ファニングも当時の年齢からすれば、驚異的な演技力を発揮しています。そんな二人が、無理解の周囲と闘うストーリーは、感動的で、涙なしでは見れません。あたたかくて、切ない親子の愛があふれている一本。今見ても色あせていません。それは、劇中に使用されるビートルズのナンバーの効果もあるでしょう。
2017.5.30
こうして生きていれてることに感謝です
大好きな一本です。
公開当時、劇場に観に行きました。
あれから20年くらい経っています。
久しぶりに観て、当時は感じなかったことが
今は感じれるようになりました。
記憶していたよりも幸せを感じれる映画でした。
この映画には悪役はいないんですね。
それぞれの人が、
自分の与えられた環境の中で、誰もが不安を抱えながら一生懸命に生きています。
生かされています。
そこには良いも悪いも無いです。
人としてとても大切なものは何かを再認識させられる
とても良き作品だと思います。
あと、仲間の大切さ、人と人との繋がりの大切さ、
大切な人との絆。
そこを再認識しました。
日々の生活に行き詰まった時にまた観てみたいと思います。
【”こんなパパでごめんね、大丈夫、他のパパは一緒に遊んでくれないから・・”幼き子供を育てる際に真に大切な事を教えてくれた、ビートルズのカバー曲の数々も印象的な作品。】
ー 久方ぶりに鑑賞。内容は巷間に流布しているので、シンプルな感想を記す。-
■感想
1.今作には、悪人は出て来ない。心に傷をもっているからこそ、知的障害のあるサム(ショーン・ペン)に優しく接する人々。それは、隣人でピアノ教師のアニー(ダイアン・ウィースト)に代表される。又、サムの知的障害を持つ友人達の優しき表情、姿。
2.サムが、愛娘ルーシー・ダイヤモンド・ドーソン(幼くも、可愛らしさ爆発の、ダコタ・ファニング)を深く愛する姿とは対照的に、サムを弁護することになったリタ(ミシェル・ファイファー)や、里親になったランディ(ローラ・ダーン)の夫は、一切出て来ない。
- 今回、再々鑑賞して気付いたのだが、演出の妙であろう・・。-
3.サムが”親権を獲得できるか”の審議の場で述べた事。
・(子に対する接し方が)不変である事。
・忍耐強き事である事。
・只管に子を愛する事。・・・
4.サムの姿に、逆に学んでいく負けなしの弁護士リタの言葉。
・息子は、私の言う事を聞かない。
・憎しみに満ちた息子の眼。
ー 夫の愛を失った彼女は、必死に息子を育てているのに・・。そんな彼女にサムは優しく言う、”別れた方が良いよ・・”-
そして、リタがサムに語る言葉”私の方が、貴方から学んでいる・・”
<今作からは、本当にイロイロと学んだ。
子供を育てる際に眞に大切なことを・・。それは、無垢な気持ちで子供を慈しみ、変な期待をかけずに、出来るだけ子供の傍にいて、子供が話す言葉を遮らずに聞く事。
どの様な人に対しても優しくあるべき、という視点に立った今作の制作陣の心意気と、それに見事に応えたショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダイアン・ウィースト、ローラ・ダーンの演技。そして、無垢な可愛らしさ全開の幼きダコタ・ファニングの姿は、忘れ難い作品である。>
永久保存版🙆♂️
親子の絆は愛で築かれる。誰もが劣等感を抱えて生きている。人間の優劣は学歴とか地位とかお金では測れない。そんな事を教えてくれる素敵な映画。世界中の全員に観て欲しい。そうすればもっと平和で穏やかな世界になるかも。
泣いてしまう
あんまり泣かないほうだけどこの映画では泣いてしまいます。
学生の頃観たときも泣けましたが、子供ができてから見返してみると初めてみたころよりも泣けました。
ありきたりな感想だけど、子供のことや障害をもっている人のこと、親子のありかたなどを考えさせられます。
ずっと大好きな作品。
障害を持ちながら娘を育て、その困難と娘との強い絆が感じられる素敵な作品。また、ビートルズが好きな方にオススメです。まだ子供が居ない頃に観たのですが、子供ができて観ると、また違った方向から観れ新鮮でした。毎回、観る度、泣いてしまう…。
親子愛に感動!
知的障害を持つ父サムと一人娘のルーシーをとびっきりの愛情で育てる。しかし、娘を取り上げられ、障害を持つが故に親権が奪われそうになり、夫と息子との関係に悩む弁護士リタに助けを求める。
知的障害を持つ人が子供を育てられるのか?というのが一つのテーマ。
親と子が互いに愛情を持っているのに、障害があることでその関係が引き裂かれる。やはり観ていて辛かった。能力が無いから引き裂くのではなく、周りが寄り添い補ってあげる。
そういう人、制度を充実させて欲しいなと思った。
でも、やはり今作は親子愛が一番。不器用ながらもひたすら愛情を捧げる姿に感動した。ブランコに2人で乗るシーンが関係性がよく表れてて好き。
ルーシーを演じたダコタファニングが可愛くて最高だった。
ただ、わざとなのか知らないがカメラのブレや不自然なズームだったりが気に入らなかった。
ペンさんの演技に引き込まれる
再鑑賞。小さな子どもの作品にはめっぽう弱いので、わかっていても号泣してしまう。ペンさんは恐ろしいマフィアのイメージが強いけど、それが覆される演技力。ダコタちゃんは本当に天才子役でしたね。可愛いペンさんを観たい方にお勧め作品。
心が洗われる
観る前は「ただただ悲しいお話だったらどうしよう?」と危惧しておりましたが、登場人物みんなサムの人間性に心奪われていてすごく暖かい世界観となっております。
現実はそうじゃないと思う方も居るとは思いますが、ビートルズの美しい曲と美しい世界がマッチしてとても芸術的で煌びやかなのです。
心をリセットしたい方におすすめです。
観るのに神経を使うが良作
知的障害を持つ主人公が周りの支えに助けられながらも、必死にもがく姿が描かれ続ける。
ただ、その演技力が故に、周りの言うことが理解できない主人公や、言うことが伝わらない周囲の負の感情も感じられてしまい、感情移入するほどに辛くなってしまう。
映画の中での問題の答えは明確に答えは出されず、観賞後もスッキリできるかと言えばそうでもないが、この映画について誰かと意見を交わしたくなる、そんな一本であった。
また、ダコタファニングの演技は圧巻。
子役の完成度としては今まで見た映画の中で群を抜いていた。目線だけでこれほどまでに感情を表現できる子役がこれまでいただろうか。
一見の価値あり。
ショーン・ペンの演技はさすが!
サムとルーシーの家族の繋がりがすごい!この映画は感動できる映画だし、名作と言われるのも納得できる映画だと思った。
ダコタ・ファニングがめちゃめちゃかわいいし、ショーン・ペンの演技はさすが!
自分も、似たような気持ちになった事がある。
私は、なかなか人の気持ちに気付けなくていつ間にか傷つけてしまったり、グループの輪に入れなくて高校生の時に苦労をした。その時は、自分は何か心身に障害があるのでは無いかと思っていた。
記憶するのが下手だから、頭の働きが遅いから皆んなと仲良く出来ない、話が上手くいかないと思っていた。
だけど、この作品をみて問題は自分が持っていない頭の能力の問題ではなくて、人をきちんと愛する事なんだ。と気づかせてもらった。
どれだけの知識があろうが地位があろうが、愛があって人に接しなければ人は動かないし、幸せになれない。
私は、毎年七夕には「私の周りの人が、健康で幸せに笑顔で過ごせますように」と書いている。
でもそれは書く事がなくてただ単純に何も考えずに書いているだけなのでは無いのか⁇
普段の生活の中でも愛を感じる事が出来たらいいなと思った。
人生は障害だらけ
冒頭、女性ホームレスの逃走に驚く。
両親と比べてかなり知能が高そうな娘がそれでもサムを必要とする姿と出来ることを精一杯やって娘に愛情を注ぐ父親。
昨今の日本ではすぐに悪いイメージのニュース沙汰でサムにバッシングが集中しそうだが、作品では裁判になる。
作品としては、甘く作られた感はあるがその甘さこそがこの作品の良さと思う。
この内容でただただ厳しい現実を突きつけるだけの内容なら誰が観たいと思うだろう。
出てくる様々な問題を抱えた人たちが、それでも「こう在りたい」と支え合う姿は、心の琴線に触れる。
ビートルズの歌が流れてくるだけで、つい思い出す作品になります。
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