「【”こんなパパでごめんね、大丈夫、他のパパは一緒に遊んでくれないから・・”幼き子供を育てる際に真に大切な事を教えてくれた、ビートルズのカバー曲の数々も印象的な作品。】」I am Sam アイ・アム・サム NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”こんなパパでごめんね、大丈夫、他のパパは一緒に遊んでくれないから・・”幼き子供を育てる際に真に大切な事を教えてくれた、ビートルズのカバー曲の数々も印象的な作品。】
ー 久方ぶりに鑑賞。内容は巷間に流布しているので、シンプルな感想を記す。-
■感想
1.今作には、悪人は出て来ない。心に傷をもっているからこそ、知的障害のあるサム(ショーン・ペン)に優しく接する人々。それは、隣人でピアノ教師のアニー(ダイアン・ウィースト)に代表される。又、サムの知的障害を持つ友人達の優しき表情、姿。
2.サムが、愛娘ルーシー・ダイヤモンド・ドーソン(幼くも、可愛らしさ爆発の、ダコタ・ファニング)を深く愛する姿とは対照的に、サムを弁護することになったリタ(ミシェル・ファイファー)や、里親になったランディ(ローラ・ダーン)の夫は、一切出て来ない。
- 今回、再々鑑賞して気付いたのだが、演出の妙であろう・・。-
3.サムが”親権を獲得できるか”の審議の場で述べた事。
・(子に対する接し方が)不変である事。
・忍耐強き事である事。
・只管に子を愛する事。・・・
4.サムの姿に、逆に学んでいく負けなしの弁護士リタの言葉。
・息子は、私の言う事を聞かない。
・憎しみに満ちた息子の眼。
ー 夫の愛を失った彼女は、必死に息子を育てているのに・・。そんな彼女にサムは優しく言う、”別れた方が良いよ・・”-
そして、リタがサムに語る言葉”私の方が、貴方から学んでいる・・”
<今作からは、本当にイロイロと学んだ。
子供を育てる際に眞に大切なことを・・。それは、無垢な気持ちで子供を慈しみ、変な期待をかけずに、出来るだけ子供の傍にいて、子供が話す言葉を遮らずに聞く事。
どの様な人に対しても優しくあるべき、という視点に立った今作の制作陣の心意気と、それに見事に応えたショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、ダイアン・ウィースト、ローラ・ダーンの演技。そして、無垢な可愛らしさ全開の幼きダコタ・ファニングの姿は、忘れ難い作品である。>
おはようございます😸
こちらにレスしますね。この映画はビートルズの曲、トゥ・オブ・アスが印象的でした。後期の隠れた名曲ですね。
ダコタちゃんは超可愛いのですが、まさか妹のエルちゃんの方が売れるとは・・・
桜は満開になりました🌸