劇場公開日 2002年6月8日

「観るのに神経を使うが良作」I am Sam アイ・アム・サム tiso jackさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0観るのに神経を使うが良作

2019年10月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

萌える

知的障害を持つ主人公が周りの支えに助けられながらも、必死にもがく姿が描かれ続ける。

ただ、その演技力が故に、周りの言うことが理解できない主人公や、言うことが伝わらない周囲の負の感情も感じられてしまい、感情移入するほどに辛くなってしまう。

映画の中での問題の答えは明確に答えは出されず、観賞後もスッキリできるかと言えばそうでもないが、この映画について誰かと意見を交わしたくなる、そんな一本であった。

また、ダコタファニングの演技は圧巻。
子役の完成度としては今まで見た映画の中で群を抜いていた。目線だけでこれほどまでに感情を表現できる子役がこれまでいただろうか。
一見の価値あり。

tiso jack