「王道中の王道作品」シャイニング としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
王道中の王道作品
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久しぶりにTVにて観賞。いやあ、ホラーは原作ももちろんだが、音楽から雰囲気、演技、メイク、セットや全ての環境が大事だなあ。まあ、キング+キューブリックの化学反応をご覧くださいって感じでしょう。とても30年前の作品とは思えない、なんとも言えない味わい、ひたひたと迫り来る恐怖の迫力がありました。エレベーターからの大量の血だとか不気味な双子の少女や腐った死体等この作品は後の全てのホラー作品に多大な影響を与えたと言える。ジャック・ニコルソンのとりつかれた表情やドアから顔を出すシーンは余りにも有名過ぎて、特に言及する必要はないだろう。個人的に好きなシーンは迷路の模型上で動く親子。ラストシーンの暗示と斬新なカットです。キングの原作と少し違っていて作者が大激怒したとか、いろいろ逸話が有りますがキングの長編作品を忠実に映像化するなんてドラマ化されないと無理だし、今でもキングの映像化No1はこの作品でしょう。個人的にはペットセメタリーのリブートやトータルリコール(これもリブートされたなあ)なんかは好きなんだけどもやはりあまーりヒットせず製作者泣かせの原作者なんでしょうね。
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