劇場公開日 2006年9月26日

「希望を持つ人々に、何度も涙し何度も感動する。」フラガール 星組さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5希望を持つ人々に、何度も涙し何度も感動する。

2023年10月27日
PCから投稿

少しホコリっぽい時代に生きる人たち。
なんとなく生きていたってしょうがない。
地場産業の頭打ちに生活への不安もある。
何かやろう、でも自分に何ができる?
すたれる地元への危機感から …
「手探りで始まった大きな町おこし」

制作スタッフは物語作りの素材を揃え、
キャスト達は人物を精一杯演じた。
感情を最大限に出して演じた。

映画として明るく楽しく見せてはいるが
実際の関係者は見えぬ未来に苦しんだはず。
隣近所の分裂、足を引っ張る者も多くいたはず。
誰もがダメかも知れないと何度も思ったはず。

それが明るい映像になって写し出される。

だから何度観ても涙する。
何度も感動してしまう。

上手く映画として整えた。

星組