「ハウルの秘密の蠢く城」ハウルの動く城 akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
ハウルの秘密の蠢く城
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宮﨑駿の男気。
帽子屋ソフィー。まだ若い。荒地の魔女の意地悪な魔法で一瞬で老女に変えられてからは、住み込みの家政婦(掃除婦)としてハウルの動く秘密の城で働く。
この城が主役と言っていいだろう。この城は、ハウルと秘密の契約をしている火の妖精(悪魔)カルシファーが魔法で動かしている。
小さな暖炉がなんとも言えずいい。
蒸気を吹き出しながら
巨大なビルがのっしのっしと
鳥の脚のような細い脚でゆっくりだが、ぎこちなく歩く様子がなんとも言えない。
ストーリー的には、特になにもないかもしれない。
戦争が起きており、夜な夜なハウルは、闘いに出かける。
なぜ始まったかは分からず、ただ消耗するだけの日々。
戦争があっても、人々の経済活動は、行われるし、生活の営みはある。
人は、魔法によらなくても、年をとる。
荒地の魔法使いのように魔法で、多少年齢をごまかすこともできるが、本当の年齢はごまかせない。
王宮への昇り階段を、ソフィとヒンと荒地の魔女が頑張って登るシーンがなぜか好きだ。ソフィは、荒地の魔女に対して敵意しか持ってないはずなのに、みなに対して優しい。
ソフィは、若い頃は、地味でたいして可愛くもなかったが、老婆になってからは、どうにかして元の姿を取り戻そうと、ハウルの城に住む。
マルクルという魔法使いの弟子がおり、カブ頭というかかしがおり、火の妖精がおり、心は若い女性の老婆ソフィがいて、美形の魔法使いハウルがいる。
そこに魔法の力を失った荒地の魔女と
犬のヒンが加わる。
湖。
街。
荒地。
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