ヘドウィグ・アンド・アングリーインチのレビュー・感想・評価
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この映画と一緒に私は仕切り直し
LGBTで、ドラァグクイーンで、東ドイツで、壁崩壊で、著作権問題で、なんで大事なブラを乾燥機に入れるのよ!で、涙でマスカラがドロドロになって、曲がすべて良くて、最後はすっぴんで、私の心もすっぴんになりました。
DVD買って繰り返し見て、友達にも宣伝しました。ミュージカルも、三上版、山本版、両方見ました。それぞれ役者の個性が生かされてた。映画に雰囲気が近いのは山本版だと思いました。
渋谷の、今はもうなくなってしまった映画館で見ました。スタッフの人が、シャンプーハットみたいなのを頭につけていて(Hedwigのヘアスタイルを模したやつ、だと思う)、それで盛り上がろう!のつもりなんだろうけれど、全くそういう雰囲気でなかったので、スタッフの人達が、気の毒でした。客席ガラガラだったし。
でも、良かった。この映画を見た年から、私は仕切り直しが出来たのでした。
ロック!
去年のトニー賞でのパフォーマンスで知ったこの作品、やっと観ることができました!
どの曲も他のミュージカルにはないROCKな曲ばかりで、ミュージカル大好きな私にとってもとても新鮮で面白く、また歌詞や衣装もすばらしかったです!
ヘドウィグ 魂を歌に込めて
良かった!
普段、好んでみる感じの作品ではなかったけれど、冒頭のステージシーンから惹き込まれた。魂を歌詞とメロディーに乗せるロックの嵐。晒す感じ、個人的、リアリティーあるから心掴まれるのだろう。
生がベルリンの壁崩壊を挟む激動の世代、渡米もあり 、場所も人も流動的、幸せな時間は常に儚くて、パンチの音楽とは裏腹な人生を駆け抜けてきたのだろう。
彼は切り刻まれたツギハギの体を沢山のデコレーションで覆っていた。でも、ラスト救われる。彼は薄汚れた街の薄暗い曲がり角が怖くなくなったから。
受け入れられる前には自爆が必要だった。欲していた愛、貰うことに飢えていた彼の心に灯火をくれたのはかつての彼を裏切ったロックスター。ヘドウィグは与える愛の安らぎ歓びを初めて感じられたのかもしれない。
派手で自我や個性を押し出すファションや化粧も似合っていたけれど、渇いていた思いが満たされた時、かつらを捨て、ありのままの自分を肯定して、外の世界に新たに歩き出せたのだろうと思った。
愛の起源、哲学的。アニメーションもストーリーにマッチしていた♫
どの曲も良かったが “深夜のラジオ”泣けてくる。
多分、また観たくなる作品。
ORIGIN OF LOVE♪
初めましての耳にも すんなり入る とてもとても catchy な楽曲、そして心を鷲掴みに される素晴らしい歌詞──。
当時 劇場で観た時の感動、そして その感動を誰かに誰かに伝えたい気持ちは未だに冷め遣らぬ!!!!
毎年の如く数回 観ている本作品、観る時の私の“環境”に依って感情移入の矛先が揺れ動くのが嗚呼もう堪らんっっ喜/涙/熱
細かい genre、性的嗜好 は扨措き(サテオキ)、rock が好きなら是非ともオススメの作品っっ♪♪
愛はベルリンの壁どころの話ではなかった
美しいロックミュージックに触れた感覚がすごくありました。
そして、愛とは優しく残酷なんだなぁと感じました。
ベルリンの壁みたいに壊せば無くなるものなら楽なのにね。
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