劇場公開日 2000年9月2日

「興味深い作品」17歳のカルテ ももせさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0興味深い作品

2021年5月5日
iPhoneアプリから投稿

こういう世界のお話はなかなか知ることができなかったりするのでそういう意味で見始めました。

印象的になセリフでどこに行っても(辛さ)は同じ
というようなことをセザンヌが言っていました。

看護や介護、保育する側や保護者や家族などは
病気を治して欲しくて施設や病院に行ってもらうけど
本人からしたら隔離されるとか、孤独だとか、変人扱い、病人扱いをされていると感じたり
より辛い気持ちになるのだろうなと思う。

「帰りたい」と言う気持ち,
病院や施設は家ではないから
帰るためのリハビリなんだよっていうことをとても感じさせられる。

施設や病院などに入居している人たちは「かわいそう」とか
偏見を持つのではなくて、それぞれがその場所で楽しく辛く生きている。

ももせ