シザーハンズのレビュー・感想・評価
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美しき哉、ウィノナ・ライダー‼️
数あるティム・バートン監督作品の中でも5本指に入る作品‼️エドワードは人造人間。だが、完成直前に博士が急死し、両手がハサミのままこの世に残されてしまう。彼を引き取った化粧品セールスウーマン、ペグの娘キムに恋してしまったエドワードだったが・・・‼️エドワードが両手のハサミを巧みに使い、植木の剪定やヘアカットに独自の才能を発揮‼️エドワードが植木を刈り込んで生み出すのがゴジラ、犬、ペンギンなど、バートン監督の趣味全開なのがイイですね‼️みんなの人気者になったはイイんだけど、周りに人が集まってくると、ハサミで人を傷つけてしまうというジレンマに陥る‼️エドワードとキムは惹かれ合うが、エドワードは両手がハサミのために愛するキムを抱くことが出来ない‼️でも心の中ではしっかり結ばれてる‼️ホントにおかしく、哀しく、美しいラブストーリー‼️クリスマスの夜にエドワードがキムの氷像を彫る傍で、氷雪を浴びながらキムが踊るシーンの美しさ‼️その詩的で夢幻的なタッチがホントに素晴らしいです‼️バートン映画のキテレツな主人公が抱えるコンプレックス「自分は何故みんなと違うのか?」これは人間なら誰もが抱える悩み‼️そんな悩みに「みんながみんな世の中に適応してるわけじゃないよ」と、勇気と励ましを与えてくれるバートン映画が私は大好きです‼️
不条理物語
ファンが多い作品なのは知っているので辛口すみません…🙇♀️
①山から連れ出したのは母の同情心&好奇心からやよね。勝手に山から連れ出しておいてトラブルになったら手に負えなくなり、やはり元の場所に戻そう!ってあんた無責任すぎるやろう…
髪切ってもらうのもちょうどええわ〜って感じでほんまやることがせこい😡この作品の一番罪深い人やと思う。
②ありがちなのが、本人の話をよく聞かんと自分の考えで説教するシーン。これは父親やけど、お金を見つけたらどうする?なんて質問ええから、ちゃんとエドワードがなぜそんな行動をしたのか話を聞きださなあかんやろ!!とイライラ。
③ヒロイン!ちゃんと説明せえへんから殺人まで起きてるやない!中途半端な態度のせいで、エドワードも傷つくし騒動大きくしたのはあなたの責任重いよ!自宅侵入の件も恋人には怒っていたけれど、結局親に説明してへんし、悪者になりたくない偽善者。
④ファンタジーにはつきものだが、現実ではあり得ないこと(人の手がハサミになっている等)を周りの人がごく当たり前に受け入れている、ほとんど前触れなく恋に落ちるなどご都合主義というかなぜそうなるのかが理解できない。家主が亡くなった後手続きはどうしたのか?とか最後見逃した警察官は上にどう報告するんやろ?とかそんな無粋なことを考えてしまう…そんな細かいところ気になるやつがファンタジーみたらあかんのやろうな😅
観終わった後も感動ではなく、もっと上手く対処できたやろというイライラモヤモヤしか残らないそんな作品やった。
(追記)
とはいえ、長々と書いた後にふと思う。あれ?私、エドワードにめっちゃ感情移入してへん!?ここまでエドワードに感情移入してるのって…監督の術中にはまってるんちゃうか!?笑
古き良きアメリカの町で繰り広げられる
切ないラブストーリー
郊外にある典型的なアメリカの町
古き良き時代のオールディーズが聞こえてきそうな町。
そんな明るくポップな家並みと対比する
バートン得意の暗い悪魔的な城
明るい町に住む明るい人たち
城に住む悪魔のような風貌のエドワード
光と闇
正と邪
一見そう見えるものは、真実なのか?
暗闇の中にある一筋の光と
それを見つけた人の物語
鋏から人間の手に変えてもらう寸前に
博士が死に
その哀しみを胸に美しい彫刻を作り
町に雪を降らせる最後のシーンが
哀しくも美しい。
エドワードの心には
愛をくれた人たちと、そしてキムが居る
チョキチョキチョキ
シザーハンズって怖い話だと思っていました!
冬のおすすめ映画と勧められて視聴。
最初やっぱり怖い〜〜と思いながら観ていくと、結構ハートフルなお話!
あのお城に1人で営業しに行くなんて、なんて肝っ玉座ってるんだ!
そしてあんなにハサミな人(?)が出てきても逃げずに、しかも連れて帰るなんて!すごすぎる
服を着せるシーンは、上から着るなんてちょっと無理あるだろう〜と思いながらも今まで観たことない映画のストーリーで止まらず視聴!
スタンドバイミーのような雰囲気を感じました!
特に髪の毛チョキチョキして、髪が舞っているシーンとか!
ちょっと恋愛要素もあったりして、手がハサミなので抱きしめられないところ、ぐっときました🥺
人のおすすめは自分で観ないものがたくさんあっていいですね〜〜!!
若かりし頃のジョニーデップ、エドワードがちょっと陰のキャラクターてこともあってよりアンニュイな感じーー!
さすがイケメンですー!!
悲しいメルヘン
ティム、バートンファンの私なのに、なぜかこの映画は最近(2023年)に見ました。なんと共演が若い時のウィノナ・ライダーだったのですね。
彼を悪魔の使いと言った女性を除けば、中盤までは意外にも彼に対して好意的な人がほとんどだったので、逆に後半はきっと悲劇になるのではないかと思い、見続けるのが切なかった。
案の定、悲劇となったが、最悪の事態とはならず、メルヘンチックにまとめたのはさすがティム・バートンだ!
いずれにしてもツッコミどころ満載なので、好き嫌いが分かれる映画だと思う。もちろん私は好きです。
エドの純粋さが心に突き刺さる、美しく儚い王道の悲恋…。
2022.55本目
観てから30分くらい大号泣。
世の中はキラキラしててカラフルで綺麗にみえたけど、実際は汚かったねぇエド😭
エドの心が綺麗過ぎて、純粋無垢だからこそ、人の悪意に耐性がなくて、、、
報われない世の中を呪いたくなった😭
エドのそのままを受け入れてほしいけど、やっぱりうまくいかない。
「周りとは違う人」に対して、最初は「ユニーク」としてうけいれられても、少し違和感を感じたり害性を感じたら排除しようとする、そんな昔ながらの社会を生々しく描写している気がした。
社会のあり方や町の人々の反応は全部否定できないけど、現実を見せつけられたような気がしてただただ悲しい。
彼の小さな世界の中に、大事な場所ができて、友達だと思っていた人たちに、大切な人たちに誤解されて、気持ちを想像するともう耐えられない😭
エドを持ち上げて持て囃していた人たちが、手のひらを返していくのは、やっぱりか、という気持ちもありつつも、見たくなかったなぁ😭
前半の、街での日常が微笑ましくて、エドの優しく愛おしい仕草にいやされて、だからこそ後半の展開が効いてきたんだと思う。エドへの感情移入がハンパではない。
映画の全体として、
・現実でありながら昔話であるかのような不思議な雰囲気が良かった。随所でのティムバートンみにちょっと笑ってしまったり。(オープニングやお城の雰囲気、謎のクッキー工場の描写等)
・昔話のような雰囲気があるのに、現実の生々しさや人間の嫌な部分をこれでもかと描写しているのが良かった。
・女優さんが美しかった。
・最初の語りと最後の語りの繋がりが、美しい構成だった。伏線回収も綺麗だった。
・カラフルな街と、モノクロの城と雪…絵としての、意味としての対比が美しかった
・愛しているけれども傷つけてしまうから別れる…王道でありながらも美しく儚い悲恋…。心に突き刺さりました…。
タイトルなし(ネタバレ)
ほっこりと切ないラブファンタジー。
ティムバートンらしさ全開の世界観で、手がハサミという変わった人物をジョニーデップが演じる。
序盤は街の人達にあっさりと受け入れられすぎていてリアリティがなく、後半の反応が自然だと思う。しかし、利用するだけ利用したら自分の都合のいいように罪をなすりつけるのは腹が立った。その疑惑は晴れないまま、罪を背負い城での孤独な生活に戻るわけで浮かばれないなと。犯罪を被ってもらった後に殴るなんてよっぽど肝が据わっている。最後は彼女と愛し合うことができ、ハッピーエンドでもあり、バッドエンドでもあり。
かなりキツい人たちが多い街だったので、優しい人たちが多い街に行けていたら、また結果は違ったのかなと思い、切なく感じた。
愛は素晴らしい
「シザーハンズ」今から30年ほど前の作品を今鑑賞しました。切なくも美しい映画でした。
主人公のエドワードは、特にたくさん喋るわけでもなく、演技が簡単そうに見えますが、微妙な表情の変化や話し方の違いが見えたりしていて、ジョニーデップさんの素晴らしい演技が輝いていました。愛を知らないエドワードは、自分に親切にしてくれる、家族のような存在や友人ができ、愛というものを知ります。人の役にたち、みんなから愛される存在となりました。そうして彼は好きな人が出来た、でも自分の手はハサミで好きな人を抱くことができない、大切な人を自分の手で傷つけてしまうのではないかと思い、彼女のため1人で生きていく選択をするというなんとも悲しい物語でした。ラストはお洒落な終わり方で感動が待っていまひた。
タイトルなし(ネタバレ)
エドワードが可愛い。
男よりも早々に信用することをやめ自身の立場を守るため執拗に追い詰めようとする近所の人々に腹が立った。
エドワードは 友達 としてみていたのに、結局その人たちは 道具 としてしかみていなかったことが容易に想像できた。
切なくも美しい映画だった。
切ない
聞いたことあるけど観たことない映画、というわけでレンタル。
ティム・バートンとジョニー・デップの初共演作らしい。
前半はペグの底抜けの優しさに感動。映画史に残る素敵な母親。後半はエドワードの純粋さとその境遇にグッとくる。キムへの思いが真っ直ぐすぎて泣ける。最後、善悪の基準がない中で、ただキムのことを思って下した決断と思うと、胸にくる。
異質なものに対して世間は盛り上がったり、かと思えば手のひら返しで糾弾したり、そういう人の悪い部分も描いてる。
この雪は彼が降らせている
閉塞された街の中で、エドワードが少しずつ打ち解けてきて、誤解が生まれたり、愛を覚えたりと、短い映画時間の中でスムーズに話が進んでいた。街に来た経験はエドワードにとって一生の宝物になったと思う。ただただ切ない。
20151228 名作です。
ずっと昔に観たことがあり、大号泣した映画でした。主人公・エドワードの恋がせつなくて、哀しい。久しぶりにその感動を味わいたく観ました。やはりすばらしい作品です。キムがダンスをするシーンが美しく大好きなシーンでした。ファンタジックなストーリーの中に、人間の自分勝手な部分がよく描かれています。ぜひ、今の若い世代にも観て欲しい作品の一つですね。
単純そうに見えて奥が深いんじゃ…?
全て見終わった後にまず思ったのが、
「難しい役柄なのに、よくジョニデはやりきったなあ」…
…若きジョニデと侮るなかれ!
人間社会?に馴れるにつれ少しずつ社交性が出てくるエドワードは見ていて微笑ましかったです。
見た目は完全に悪なのに純粋な心を持つエドワードと無神経な人間たちの悪の対比が見ていて考えさせられる映画です。
最後に、エドワードが死んだとキムから告げられ、後を去る人たちの中で、「レイプされた」と嘘を振り撒いたおばちゃんが何とも言えない顔で、のそのそ去っていくのが印象的でした。
もう一度じっくり見たい映画です。
素朴
エドが街に降りた時から
最後は不本意なことで
皆に追い出されるんだろうな
〜って薄々思いながら
みてたけど、それでもこの
作品の昔ながらの純粋さが
あって、とても良かったと思う
街の人たちは
最初は気味悪がるけれど
受け入れてくれる。
でもひょんな事で
すぐに手のひら返して
一気に邪魔者扱い。。
奥様方のリーダー的存在の人がいて
その人がnoといえばnoみたいな
かんじだったから、学校のいじめとか
そんなんに似てるなぁと思った
キムも最初は気味悪がるけど、
エドの心優しさを知り
最後にはエドをみんなから
命がけで守った。。。
やっぱり人のことは
近くで時間をかけて
理解していかないと
本当の部分は偏見とかが
相まってわからないんだろーなー
とか考えたり。。まー
いい映画でしたね!
素敵でした。
主人公の台詞が少ないにも関わらず
あのジョニー・デップの目には
エドワードの素直さ、健気さ、愛らしさ、時に恐ろしさを感じさせられました。
本当に目が印象的でしたね。心情が素直に表れていました。
最後の、
「今までこの街には雪は降らなかったの。
でも彼が去ってから毎年、雪が降るのよ」ってもう、
おいおいおいおい、素敵すぎか、と。笑
いやこれはもう完全に私の好みなんですが。笑
他人から見えてるものと、そのものの本質は違うんです。ってことをこの映画は言いたかったのかなと感じました。
感情や出来事のあらすじだけに翻弄される
近所の方々を見て、ムカムカされた方も多かったのではないでしょうか。
世論の身勝手さや、いかに物事の経緯だけで翻弄されているのか、またメディアに左右されているのか、そんな私達にもグサリとくる描き方でしたよね。
確かに経緯だけを説明するとこうなんだけど、でも実際に起きたこと(事件)はニュアンスを含めると随分違ったりする。目に見えない、他人には伝わりづらい出来事のの要素だってすごく重要なんだ、と改めて思わされました。
他にも色々な風刺のようなものも込められていた気がして面白かったです。
昔話を聞いたような感覚でした。
オチが…
もっとハッピーエンドがよかった…
ものすごくもやもやしています。
なんだかエドワードが報われていないような気がして。
主人が死んで孤独になり、やっと人に出会えて愛する人と結ばれたのにまた孤独になるのか?!悲しすぎる!!まぁあれはあれで切なくて良いのでしょうけど…
街の人達にもいらいら。ヒロインにもなんでエドワードもっとかばわないんだといらいらしてしまいました。
ジョニーデップの演技はいいですね。目が印象的です。セリフはあまりないのに目で気持ちが伝わってきます。
話や雰囲気、演技は良いと思いましたがところどころいらいらしてしまうのとオチが嫌いなので3.5です。完全に好き嫌いの問題ですが。
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