シザーハンズのレビュー・感想・評価
全27件中、1~20件目を表示
不条理物語
ファンが多い作品なのは知っているので辛口すみません…🙇♀️
①山から連れ出したのは母の同情心&好奇心からやよね。勝手に山から連れ出しておいてトラブルになったら手に負えなくなり、やはり元の場所に戻そう!ってあんた無責任すぎるやろう…
髪切ってもらうのもちょうどええわ〜って感じでほんまやることがせこい😡この作品の一番罪深い人やと思う。
②ありがちなのが、本人の話をよく聞かんと自分の考えで説教するシーン。これは父親やけど、お金を見つけたらどうする?なんて質問ええから、ちゃんとエドワードがなぜそんな行動をしたのか話を聞きださなあかんやろ!!とイライラ。
③ヒロイン!ちゃんと説明せえへんから殺人まで起きてるやない!中途半端な態度のせいで、エドワードも傷つくし騒動大きくしたのはあなたの責任重いよ!自宅侵入の件も恋人には怒っていたけれど、結局親に説明してへんし、悪者になりたくない偽善者。
④ファンタジーにはつきものだが、現実ではあり得ないこと(人の手がハサミになっている等)を周りの人がごく当たり前に受け入れている、ほとんど前触れなく恋に落ちるなどご都合主義というかなぜそうなるのかが理解できない。家主が亡くなった後手続きはどうしたのか?とか最後見逃した警察官は上にどう報告するんやろ?とかそんな無粋なことを考えてしまう…そんな細かいところ気になるやつがファンタジーみたらあかんのやろうな😅
観終わった後も感動ではなく、もっと上手く対処できたやろというイライラモヤモヤしか残らないそんな作品やった。
(追記)
とはいえ、長々と書いた後にふと思う。あれ?私、エドワードにめっちゃ感情移入してへん!?ここまでエドワードに感情移入してるのって…監督の術中にはまってるんちゃうか!?笑
古き良きアメリカの町で繰り広げられる
切ないラブストーリー
郊外にある典型的なアメリカの町
古き良き時代のオールディーズが聞こえてきそうな町。
そんな明るくポップな家並みと対比する
バートン得意の暗い悪魔的な城
明るい町に住む明るい人たち
城に住む悪魔のような風貌のエドワード
光と闇
正と邪
一見そう見えるものは、真実なのか?
暗闇の中にある一筋の光と
それを見つけた人の物語
鋏から人間の手に変えてもらう寸前に
博士が死に
その哀しみを胸に美しい彫刻を作り
町に雪を降らせる最後のシーンが
哀しくも美しい。
エドワードの心には
愛をくれた人たちと、そしてキムが居る
人の醜悪さが際立ち、再鑑賞をためらう気持ちと、クッキーマシン等に惹かれる気持ちの葛藤。
ヒロインが、良い人っぽくなっているけれど、一番醜悪。
小学生だって、もっとましな道徳観を持っている。
エドワードを思っているように描かれているが、エドワードを利用しようとするジムを非難して、一見、善人なのだが。
自分が逮捕される、犯罪者として見られるのが嫌だから、エドワードの冤罪を晴らさない。エドワードに「逃げて」とうやむやにする。
その時の気分に流されて行動するだけの、超自己中。
街の人たちの勢いに押されて言えなくても、ジムの問答無用のハラスメントに対抗できなくても、両親に告げることはできるはずだ。そのチャンスはあった。
だのに、やらない。やれない気持ちは理解できる。
でも、その罪悪感を愛と勘違いし、かばってくれた優しさに漬け込む。
最悪なのが、キムは自分のその醜悪さに気づいていない。
エドワードに合わせて「拾ったお金でプレゼントを買う」ことの正当性を主張する。
盗んだお金で買ったプレゼントを喜べない私とは価値観が違う。というか、価値観が違うで済ませてよい問題なのだろうか?
ジョイスも醜悪。
自分の思い通りにならぬからと言って、虚偽の噂をばらまく。
でも、これは一般社会でもよくあること。エドワードに事実を皆に暴露されて、自分が責められないように、先手必勝。
街の住民だって、長年知っているジョイスと、知り合って間もないエドワードの言うことのどちらを信じるか。長年知っていて、かつ敵に回したくない方の言い分を認めるふりをするのは、社交的なスキルの一つ。それを知っていて、やっているジョイス。
そして、エドワードの駆逐に一番熱心になるのもジョイス。自分の汚点を知っている人は排除したい気持ちも共感はできるが。
そして、すべて自分の欲求耐性の無い、問題解決スキルの無い、人への思いやりもないジム。
パワハラ男がそうであるように、自分より上と思う人には逆らえない。
ついでに、キムの想いが、エドワードに移ったことを認められないストーカーぶりも披露する。キムへの愛と言うより、自分のもので自分を飾るアクセサリーだったものを取られたから取り返す。
街の人の反応をひどく言うレビューが多いが、ジョイスを除いて、私にはごく普通。
街の人は、”セキュリティを壊して家宅侵入した”エドワードを見ている。裏事情は知らない。
街の人は、怒りに任せて、街のオブジェを切り倒しているエドワードを見ている。
街の人は、ケビンの顔を傷つけているエドワードを見ている。それが、本当は助けようとしたとしても、実際には傷ついている。
最近、不審者情報がメールで送られてくるようになった。
たとえ、それが知り合いでも、情緒不安定で、よく切れる刃物を振り回している姿を見たら、安全を確保してほしいと願うのは、いけないことなのだろうか。当然の反応かと思うが。
それでも、魔女狩りのように積極的に排除しようとする人々と、ことの成り行きを見守ろうとする人々が混在して…。
それに対して、エドワードを街に連れてくるペグ。
この妻にして、この夫ありのビル。
そして、素直な反応で、たぶん、一番エドワードをニュートラルに見て受け入れていたケビン。
自分たちの常識の壁はなかなか破れないし、ちゃんと事実を確認せずに勝手に決め込んだりするが、その中で、みんなWinWinになるように、心を砕き、方法を探し、行動する。
そして、エドワードを心配する警官。
エドワード。
手が鋏というハンディキャップが目立ちやすいが、本当に、エドワードを社会から疎外させているのは、その知識の無さ。イノセントと言えば、ファンタスティックだが、社会ではやっていけない。
社会で生きていくためのルールや、感情のコントロールや、マナーを知らない。問題解決スキルもない。ジョイスが仕掛ける罠だって、街で暮らすティーンエージャーなら、気が付いて防御できるだろうに。あの修理屋のように。
創造主は、自分の趣味のスタイルで、エドワードを教育するが、エドワードに合わない。
マナーを学ぶのなら、実技だろうに!
エドワードがかわいいのは画面から溢れてくるが、自分が死んでから、エドワードがどのように暮らすのかは考えていない。必要な躾は行っていない。
エドワードを見ているうちに、本人の特性に合わない教室にいて、本当に学ぶべきことを学べない子どもたちを思い出してしまう。
人生に大切なのは偏差値・学歴だけではない。ワークシートをこなすばかりで人生経験が足りず、生きる力がない。
見通しを持って行動できないから、その場の気持ちで、損な役目を押し付けられてしまう。
自分を認められて大切にしてもらう感覚がないから、信頼できる人・信頼できる行動をとれる人を見極められずに、利用されやすい。そして、貧困や犯罪に堕ちていく。
そして、エドワードは引きこもる。
世にたくさんいらっしゃる引きこもりしている人達ともかぶる。現実に引きこもっている人達も、エドワードのように、世間からどれだけ傷つけられているのか。
そこに、ペグやビルやケビンのような人がいれば、まだ、一緒に暮らせるのか。でも、最終的にペグも、近所の人たちの動向に、「どうなるか考えなしに、やっぱり連れてくるんじゃなかった。」と言っていた…。
街ははパステルカラー。家のインテリア・エクステリアも、女性たちの衣装も、基本、パステル色調の、ワンカラーか、バイカラーが主流。家具等には最小限の差し色はあれど、服に飾りや模様等の差し色はない。
エドワードが住む城との対比かと思い、最初はその色合いにもファンタジーの世界観と思っていたが、物語が終盤になるに従って、パステルカラーが、内に醜悪なものを隠し、表面だけ美しく見せている象徴に見えてきて、異臭を放つような醜悪なものに見えてきてしまった。
監督は何を描きたかったのだろうか。
ハンディキャップがあるもの/コミュ障の純粋さ?傷ついた心?
盗んだお金でプレゼントすることを、あれだけ尊いと主張されても、それを純粋な気持ちとは思いたくない。尤も、エドワードには落としたものを使う=盗みとは思えないだろうけれど、少なくともキムにはその判断は欲しかった。
社会で、やっていい悪戯・ズルと、やってはいけない悪戯・ズル。
聖人君子では生きられないが、それでも、人が人と一緒に生きていくためには、その線引きはあるはずだ。
人柄が良いから好きになるわけではないところが妙ではあるが。
それでも、エドワードのように、自分を傷つける人を好きになると、こういう結果になる。
そして、キムが、自分がどれだけエドワードを窮地に陥れているのか、それを解消する方法があるのに取らないでいる自分の卑怯さに気が付かずにいるところが悲しい。
★ ★ ★
それでも、心くすぐられるシーンは多い。
誰が掃除するの?と突っ込みながらも、見ていて楽しいクッキー製造マシーン。
鋏の手で皿の料理を食べようとするエドワードは、ギャグの演出?ナプキン使いまであって、”マナー”をおちょくっているのだろうか?
そして、ペグを演じるウィーストさん。声、ふるまい、お姿。あのスーツと帽子も、おとぎ話の世界を作り出してくれる。
ビルを演じるアーキン氏の包容力がありながらもすっとぼけた常識。強いお酒を「レモネード」と言って、ストローで一気に飲ませる父!
創造主を演じるプライス氏。エドワードがかわいくって仕方がない表情。クッキーマシンを見ているときのわくわく感。こちらも楽しくなってくる。
チョキチョキチョキ
シザーハンズって怖い話だと思っていました!
冬のおすすめ映画と勧められて視聴。
最初やっぱり怖い〜〜と思いながら観ていくと、結構ハートフルなお話!
あのお城に1人で営業しに行くなんて、なんて肝っ玉座ってるんだ!
そしてあんなにハサミな人(?)が出てきても逃げずに、しかも連れて帰るなんて!すごすぎる
服を着せるシーンは、上から着るなんてちょっと無理あるだろう〜と思いながらも今まで観たことない映画のストーリーで止まらず視聴!
スタンドバイミーのような雰囲気を感じました!
特に髪の毛チョキチョキして、髪が舞っているシーンとか!
ちょっと恋愛要素もあったりして、手がハサミなので抱きしめられないところ、ぐっときました🥺
人のおすすめは自分で観ないものがたくさんあっていいですね〜〜!!
若かりし頃のジョニーデップ、エドワードがちょっと陰のキャラクターてこともあってよりアンニュイな感じーー!
さすがイケメンですー!!
悲しいメルヘン
ティム、バートンファンの私なのに、なぜかこの映画は最近(2023年)に見ました。なんと共演が若い時のウィノナ・ライダーだったのですね。
彼を悪魔の使いと言った女性を除けば、中盤までは意外にも彼に対して好意的な人がほとんどだったので、逆に後半はきっと悲劇になるのではないかと思い、見続けるのが切なかった。
案の定、悲劇となったが、最悪の事態とはならず、メルヘンチックにまとめたのはさすがティム・バートンだ!
いずれにしてもツッコミどころ満載なので、好き嫌いが分かれる映画だと思う。もちろん私は好きです。
エドの純粋さが心に突き刺さる、美しく儚い王道の悲恋…。
2022.55本目
観てから30分くらい大号泣。
世の中はキラキラしててカラフルで綺麗にみえたけど、実際は汚かったねぇエド😭
エドの心が綺麗過ぎて、純粋無垢だからこそ、人の悪意に耐性がなくて、、、
報われない世の中を呪いたくなった😭
エドのそのままを受け入れてほしいけど、やっぱりうまくいかない。
「周りとは違う人」に対して、最初は「ユニーク」としてうけいれられても、少し違和感を感じたり害性を感じたら排除しようとする、そんな昔ながらの社会を生々しく描写している気がした。
社会のあり方や町の人々の反応は全部否定できないけど、現実を見せつけられたような気がしてただただ悲しい。
彼の小さな世界の中に、大事な場所ができて、友達だと思っていた人たちに、大切な人たちに誤解されて、気持ちを想像するともう耐えられない😭
エドを持ち上げて持て囃していた人たちが、手のひらを返していくのは、やっぱりか、という気持ちもありつつも、見たくなかったなぁ😭
前半の、街での日常が微笑ましくて、エドの優しく愛おしい仕草にいやされて、だからこそ後半の展開が効いてきたんだと思う。エドへの感情移入がハンパではない。
映画の全体として、
・現実でありながら昔話であるかのような不思議な雰囲気が良かった。随所でのティムバートンみにちょっと笑ってしまったり。(オープニングやお城の雰囲気、謎のクッキー工場の描写等)
・昔話のような雰囲気があるのに、現実の生々しさや人間の嫌な部分をこれでもかと描写しているのが良かった。
・女優さんが美しかった。
・最初の語りと最後の語りの繋がりが、美しい構成だった。伏線回収も綺麗だった。
・カラフルな街と、モノクロの城と雪…絵としての、意味としての対比が美しかった
・愛しているけれども傷つけてしまうから別れる…王道でありながらも美しく儚い悲恋…。心に突き刺さりました…。
タイトルなし(ネタバレ)
ほっこりと切ないラブファンタジー。
ティムバートンらしさ全開の世界観で、手がハサミという変わった人物をジョニーデップが演じる。
序盤は街の人達にあっさりと受け入れられすぎていてリアリティがなく、後半の反応が自然だと思う。しかし、利用するだけ利用したら自分の都合のいいように罪をなすりつけるのは腹が立った。その疑惑は晴れないまま、罪を背負い城での孤独な生活に戻るわけで浮かばれないなと。犯罪を被ってもらった後に殴るなんてよっぽど肝が据わっている。最後は彼女と愛し合うことができ、ハッピーエンドでもあり、バッドエンドでもあり。
かなりキツい人たちが多い街だったので、優しい人たちが多い街に行けていたら、また結果は違ったのかなと思い、切なく感じた。
愛は素晴らしい
「シザーハンズ」今から30年ほど前の作品を今鑑賞しました。切なくも美しい映画でした。
主人公のエドワードは、特にたくさん喋るわけでもなく、演技が簡単そうに見えますが、微妙な表情の変化や話し方の違いが見えたりしていて、ジョニーデップさんの素晴らしい演技が輝いていました。愛を知らないエドワードは、自分に親切にしてくれる、家族のような存在や友人ができ、愛というものを知ります。人の役にたち、みんなから愛される存在となりました。そうして彼は好きな人が出来た、でも自分の手はハサミで好きな人を抱くことができない、大切な人を自分の手で傷つけてしまうのではないかと思い、彼女のため1人で生きていく選択をするというなんとも悲しい物語でした。ラストはお洒落な終わり方で感動が待っていまひた。
タイトルなし(ネタバレ)
エドワードが可愛い。
男よりも早々に信用することをやめ自身の立場を守るため執拗に追い詰めようとする近所の人々に腹が立った。
エドワードは 友達 としてみていたのに、結局その人たちは 道具 としてしかみていなかったことが容易に想像できた。
切なくも美しい映画だった。
切ない
聞いたことあるけど観たことない映画、というわけでレンタル。
ティム・バートンとジョニー・デップの初共演作らしい。
前半はペグの底抜けの優しさに感動。映画史に残る素敵な母親。後半はエドワードの純粋さとその境遇にグッとくる。キムへの思いが真っ直ぐすぎて泣ける。最後、善悪の基準がない中で、ただキムのことを思って下した決断と思うと、胸にくる。
異質なものに対して世間は盛り上がったり、かと思えば手のひら返しで糾弾したり、そういう人の悪い部分も描いてる。
この雪は彼が降らせている
閉塞された街の中で、エドワードが少しずつ打ち解けてきて、誤解が生まれたり、愛を覚えたりと、短い映画時間の中でスムーズに話が進んでいた。街に来た経験はエドワードにとって一生の宝物になったと思う。ただただ切ない。
20151228 名作です。
ずっと昔に観たことがあり、大号泣した映画でした。主人公・エドワードの恋がせつなくて、哀しい。久しぶりにその感動を味わいたく観ました。やはりすばらしい作品です。キムがダンスをするシーンが美しく大好きなシーンでした。ファンタジックなストーリーの中に、人間の自分勝手な部分がよく描かれています。ぜひ、今の若い世代にも観て欲しい作品の一つですね。
単純そうに見えて奥が深いんじゃ…?
全て見終わった後にまず思ったのが、
「難しい役柄なのに、よくジョニデはやりきったなあ」…
…若きジョニデと侮るなかれ!
人間社会?に馴れるにつれ少しずつ社交性が出てくるエドワードは見ていて微笑ましかったです。
見た目は完全に悪なのに純粋な心を持つエドワードと無神経な人間たちの悪の対比が見ていて考えさせられる映画です。
最後に、エドワードが死んだとキムから告げられ、後を去る人たちの中で、「レイプされた」と嘘を振り撒いたおばちゃんが何とも言えない顔で、のそのそ去っていくのが印象的でした。
もう一度じっくり見たい映画です。
素朴
エドが街に降りた時から
最後は不本意なことで
皆に追い出されるんだろうな
〜って薄々思いながら
みてたけど、それでもこの
作品の昔ながらの純粋さが
あって、とても良かったと思う
街の人たちは
最初は気味悪がるけれど
受け入れてくれる。
でもひょんな事で
すぐに手のひら返して
一気に邪魔者扱い。。
奥様方のリーダー的存在の人がいて
その人がnoといえばnoみたいな
かんじだったから、学校のいじめとか
そんなんに似てるなぁと思った
キムも最初は気味悪がるけど、
エドの心優しさを知り
最後にはエドをみんなから
命がけで守った。。。
やっぱり人のことは
近くで時間をかけて
理解していかないと
本当の部分は偏見とかが
相まってわからないんだろーなー
とか考えたり。。まー
いい映画でしたね!
素敵でした。
主人公の台詞が少ないにも関わらず
あのジョニー・デップの目には
エドワードの素直さ、健気さ、愛らしさ、時に恐ろしさを感じさせられました。
本当に目が印象的でしたね。心情が素直に表れていました。
最後の、
「今までこの街には雪は降らなかったの。
でも彼が去ってから毎年、雪が降るのよ」ってもう、
おいおいおいおい、素敵すぎか、と。笑
いやこれはもう完全に私の好みなんですが。笑
他人から見えてるものと、そのものの本質は違うんです。ってことをこの映画は言いたかったのかなと感じました。
感情や出来事のあらすじだけに翻弄される
近所の方々を見て、ムカムカされた方も多かったのではないでしょうか。
世論の身勝手さや、いかに物事の経緯だけで翻弄されているのか、またメディアに左右されているのか、そんな私達にもグサリとくる描き方でしたよね。
確かに経緯だけを説明するとこうなんだけど、でも実際に起きたこと(事件)はニュアンスを含めると随分違ったりする。目に見えない、他人には伝わりづらい出来事のの要素だってすごく重要なんだ、と改めて思わされました。
他にも色々な風刺のようなものも込められていた気がして面白かったです。
昔話を聞いたような感覚でした。
オチが…
もっとハッピーエンドがよかった…
ものすごくもやもやしています。
なんだかエドワードが報われていないような気がして。
主人が死んで孤独になり、やっと人に出会えて愛する人と結ばれたのにまた孤独になるのか?!悲しすぎる!!まぁあれはあれで切なくて良いのでしょうけど…
街の人達にもいらいら。ヒロインにもなんでエドワードもっとかばわないんだといらいらしてしまいました。
ジョニーデップの演技はいいですね。目が印象的です。セリフはあまりないのに目で気持ちが伝わってきます。
話や雰囲気、演技は良いと思いましたがところどころいらいらしてしまうのとオチが嫌いなので3.5です。完全に好き嫌いの問題ですが。
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