「過酷な運命をたどる夫婦の悲劇」シェルタリング・スカイ エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
過酷な運命をたどる夫婦の悲劇
ベルナルド・ベルトルッチの未見の作品の嬉しい再映。
終戦間もない1947年、ニューヨークの作曲家ポート(ジョン・マルコヴィッチ)と妻で劇作家のキット(デブラ・ウィンガー)が訪れたのは北アフリカの砂漠地帯。治安も衛生事情も劣悪な彼の地で終焉に向かわんとするが如き夫婦の旅。
二人がたどる過酷な運命は思わぬ悲劇で座礁した。
切ない悲劇となった。
ベルトルッチの盟友ヴィットリオ・ストラーロの余りにも美しい映像と坂本龍一さんの代表作のひとつとなった楽曲が激しく感情を揺さぶる。
ちなみにウィンガーのふさふさなヘアーとマルコヴィッチのイチモツにハッとする無修正のR18+も評価したい。
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