「特異な設定は終わらせ方が難しい・・・」フォーガットン よしさんの映画レビュー(感想・評価)
特異な設定は終わらせ方が難しい・・・
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息子を亡くした母親が、父親を始めとした周囲が息子の存在を忘れる中、息子の存在と生存を確かめる為に奔走する物語。
周囲が息子の存在を忘れてていき、写真さえもなくなっていくシチュエーション。特殊な設定が興味を深めます。しかし、その設定を上手にラストに繋げられなかったようです。
正直、この展開は興ざめしました。
異星人の登場・・・だけならまだしも、主人公が「忘れない」だけで、吹き飛ばされる異星人。
主人公だけでなく、他の母親も同じような状況になったのであれば、「母子の絆」という趣旨がはっきりとしたように思います。或は、この母子の特別な絆とか・・・
このストーリーでは、「この主人公だけが特別」っで終わってしまい、「興ざめ」感だけが残ってしまいます。
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