劇場公開日 2002年3月9日

「 「ビル・ゲイツはペルーよりも金を持っている」というウンチクもあっ...」エネミー・ライン kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0 「ビル・ゲイツはペルーよりも金を持っている」というウンチクもあっ...

2018年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「ビル・ゲイツはペルーよりも金を持っている」というウンチクもあった。退役願いを出すクリス(ウィルソン)だったが、反戦思想ではなく、戦争状態じゃないことが不満だったためだ。

 セルビア人を虐殺シーンなどを盛り込んで完全に悪の側に描いていますが、米軍、NATO軍が空爆によって自然破壊を行ったことを隠蔽してしまいそうな内容。広島に原爆を落としたことを正当化することと同じなのであろう。ちょっとは反戦の雰囲気もあるのだが、アメリカから見た一方的な反戦であり、『ブラックホーク・ダウン』と同じく賛否両論になるだろうなぁ。それにアメリカ万歳色は隠せない。救出劇を美談として取り扱う映画が多すぎる。

 そして、最終的には無茶苦茶にセルビア兵を殺していく。しかも軽快な音楽にのせて・・・後味最悪だ。

kossy