ザ・バニシング 消失のレビュー・感想・評価
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これが、サイコパスか
88年製作の映画でこれは衝撃だと思う。2019年の今、映画表現は多用になったけどサイコサスペンスにおいてこんなに明るく日常的に異常を描いてるのは当時異質だったのではないだろうか?と思った。
今見ると肩透かしに感じるのは私がもっと残酷でもっと衝撃的な結末を望んでいたんだと気づかされた結果だと思う。
自分にも起こりうる事件だと思うとゾッとするどころではいられない。
犯人の異常さは時に滑稽で笑いさえ起こる場面もあるけれど、本人は至って大真面目でそんな思考の人間が現実にも間違いなくいるのだろうなと思わせるくらい軽い。
これを見て全然怖くなかった。意味わからないと思った場合は間違いなく過激表現の映像作品に毒されて続けた結果だと思う。私も見終わって「あれ?これで終わり?」と思った側の人間なのだ。
気持ち悪いとはこういうこと
正直、ラスト10分の手前まではさほど怖くないし、あれこれまだるっこしく、カメラワーク含めて古くさい映画だなーとしか思わなかったのですが……
このラストは……
ヤバし。
いやはや、(映画的なキャラ造形って意味での)本物のサイコ野郎だったら、確かにここまでやるんだろうな、と。
振り返って思い出すと、隅々まで細々と【気持ち悪い】ことに気づく仕組み。
怖いんじゃなくて、 ひたすら気持ち悪い。
殺しの手口と、動機と、準備と、殺し終わったあとの状態が気持ち悪い。
シンプルクール
実録物風ミステリーファンはみておいたほうがいい。すごくクールに気持ち悪い話が端的に着地する。
被害者と被害者のフィアンセ、犯人、つまるところ異常な男と異常な状況に追い込まれた男の話なのだけど
キューブリックのコメントは事実だろうか? 既に鬼籍に入ってるから確...
キューブリックのコメントは事実だろうか?
既に鬼籍に入ってるから確認のしようもないがキューブリックはこの手のスリラーを好むのかな?
この映画の落ちなんだけど、昔テレビドラマのヒッチコック劇場で視たことあるな、結構衝撃的だったからこの歳になっても覚えているんだよね。
立ち見で観た云々のコメントがあったのが以外だった。私は渋谷で観たが空き空きで劇場の空調が薄ら寒くて仕方なかった(決して映画のせいで寒いのではない)。
お立見
シネマート新宿、平日昼の回。
チケット買うとき既に残り三席しか無く、へぇ~なんてびっくりしたが、開演時に見たら満席ではなくお立見。
えっ、今時でも立ち見ってあるんだーと二度びっくり。
大昔は確かにあったの知ってたけど
今は休日の混んでる時には行かないので
知らなんだ。
しかし立ち見の人も料金同じなんだろか。
余計な話ししちゃいましたが
映画はとても良かったです。
つまらないという人の気持ちもなんかわかりますが
わたしは面白かったな。
真実を知りたいって気持ちはすごいわかるし
でも、いくら愛し合ってても一緒に生活してても
結局相手の本当の姿ってわからないのかも。
人間って怖い。
好意的に見たのにガッカリ
立ち見客ができていて、ややムンムンするくらいな熱気。
ほお、今日見る映画とは、そんなに面白いのかと、劇場に着いてからワクワクが高まりました。
ラストのラストでとんでもない結末が待っているのだと大きな期待をもって終盤まで堪え続けたのですが、何もなかった。
"キューブリック"
リメイク版はK・サザーランド目当てでレンタルされた時期に観ていたが、ホボ憶えていない!?
ラストは「キル・ビル」や「プリズナーズ」なんかを思い出してみたり!?
何度か練習して試す件は失敗する訳で、その描写が滑稽で笑えたりして怖い?映画を観ているのを忘れてしまう感じになる。
アイツは手を差し伸べる?だけで、車に乗ったのも、コーヒー飲んじゃうのも、自らの選択での行動な訳で何とも言えない悪循環。
まぁ、最後まで動機が解らないのがサイコ野郎と呼ばれる所以なのかなぁ!?
緊張感はラストまで
主人公は二人の男だか、どちらも消失した女性に絡んでジリジリとした緊張感が続きます。
フランスとオランダの合作で1988年作品という異色作。サイコサスペンスと言える題材だがラストまで見るとオチは個人的にはかなり衝撃で微妙。
何度か伏線はあるのですが、流石に今の時代だとありえないラストです。
消失した妻が可愛くて魅力的でした。^_^
3.6
ハネケのファニーゲームのように目立った残酷描写があるわけではないのに、気持ち悪いと思わせるストーリーとカット割りがお見事
なぜ日本で公開出来なかったのかは分からないが、好き嫌いが分かれる作品なのは間違いない
私は大好物だった
何も得るものがない
そこがいい
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