劇場公開日 2004年2月21日

「床に白線で町を描いただけの狭い空間で展開される物語。 最初はなんだ...」ドッグヴィル 省二さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0床に白線で町を描いただけの狭い空間で展開される物語。 最初はなんだ...

2023年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

床に白線で町を描いただけの狭い空間で展開される物語。
最初はなんだこりゃ?と困惑するが、「狭い町」であることが分かりやすいので、慣れてくると逆に良い。
ギャングから逃げてきた女性を匿う町人たちが、最初は善良ぶっていたが、次第に人間の本性を現してくるのが生々しい。
若く美しい女性の弱味を握っている男たちが何を考えるか、この映画がR-15指定であることからも容易に想像がつくというもの。
ラストもあれが一番よかったと思う。

省二