劇場公開日 2004年2月21日

「ああもう本当に最悪…」ドッグヴィル JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ああもう本当に最悪…

2023年10月7日
スマートフォンから投稿

トリアーの底意地の悪さが出た本作
徹底的にヒロインは痛い目に合い、
誰もが彼女を人間として扱わない

「ダンサーインザダーク」の何倍も痛い
ただその分、何倍かは進んだ結論になる

『親切なクムジャさん』や
『かぐや姫の物語』を想起したのだが、
本作の結末が本当にこれで良かったのか、
は定かではない。
カタルシスが不足している気がした。
それは裏を返せば、
私自身が殺された村人だったからなんだけれど。

JYARI