キューティ・ブロンドのレビュー・感想・評価
全45件中、21~40件目を表示
いまみても元気をもらえる超最高映画でした。
まず始まりが“男に侮辱されて見返すために強くなる”ってのが素晴らしいよね。
あと、好きだったのが、宿敵ヴィヴィアンとの仲良くなり方が、ほんとうに女性のそれだったこと。
ヴィヴィアンが「わたしばかりコーヒー汲みを頼まれる」と愚痴り、エルが「男って役立たずだから」と返す。女性性という共通点で繋がる感じがあーリアルだなーとなりました。
この映画が2001年に作られていたことが素晴らしいし、普段気づかずに女性軽視してたことを世間に知らしめるいい映画になったと思う。(今でもコーヒーを注いでいる女性はいるのだろうけど)
もちろん全編が都合よく進むのだけど、どれでもエル自身の愛嬌と優しさの部分でカバーされているのがいい。
誰もが彼女に憧れる!そして、こんな社会が現実になればいいのにね。
ただし、1点思うのは、現代だったら絶対にリースウェザースプーンをエル役として配役しないこと。
顔もスタイルも良くてっていう女性に、こういう役はやらせてないよね。今や太った女性や、コンプレックスを抱えた女性がこういう役で主役をやっている。すごい時代になったもんだ。
楽しい意外性
身上や地位を打開するとき感動がある。落ちこぼれが難関大学に合格したり、ヤンキーが議員になったり、意外な仕事に就いている美女を「きれいすぎる~」と形容するのにも驚きと面白さがあるからだ。
意外性は売れる。人はそれを知っている。ハーフになりたかったキャスターもいた。聾を主張した作曲家もいた。風呂絵師になったひともいたしカイロ大卒がほしかったひともいる。
一時期アイドルだったジェシカシンプソンは、派手なティーンが意外なことをする映画をいくつか撮った。ワーキングブロンド(2007)とかミリタリーブロンド(2008)とか。タイトルだけで、だいたい想像できてしまうが、当たらずといえども遠からずである。
ジェシカシンプソンは日本ではあまり人気が出なかったが、むこうでは公私ともに話題が多かった。
ワーキングブロンドの英題は「Blonde Ambition」。
ブロンドに野望がある。
それで映画がつくれる。
意外性は売れる──のである。
キューティーブロンドもその地続きにある。
というより、ブロンドもの(そんな「もの」があるか知らないが)の発端をつくった功労作だと思う。
エル(リースウェザースプーン)は明るくておしゃれ好きの女子大生だが、彼氏にフラれたのをきっかけに一念発起しロースクール行きを決意。猛勉強して見事ハーバードに合格し、法律事務所の実習生になる。
弁護に立った法廷のアリバイくずしが面白い。
考え抜かれた楽しいコメディだった。
リースウェザースプーンというひとは何となく憎ったらしい。セールスポイントが生意気にあって柔和がない。
かつて海外では「あたしをだれだとおもってんの」と罵倒したというゴシップニュースがけっこう話題になり、一時消えていた。
だがThe Good Lie (2014)やWild(2014)を観ると印象が変わる。低迷から這い上がってくる映画人も意外性だと思う。
DVD200円ゲットシリーズ。ピンクが眩しい。 女、女、女ムンムン...
元気が出る映画
 典型的な軽薄アメリカンコメディだと思って見たら、大間違いだった。タイトル通りキューティなブロンド娘が、見かけによらず勉強に集中し、感の良さを見せ付ける。明るい性格の主人公なのに、努力と根性でコメディタッチに進むストーリーと、ファッションスクールの経験を活かした独特の推理力で法曹界にも乗り込んでいくといった突飛な内容の気持ちいい作品です。
 女の子に受けそうな主人公なんですが、男である私にも共感できたし、勉強等で落ち込んだときに見ると元気が出る映画だと思うなぁ。しかし、個人的にはヴィヴィアン役のセルマ・ブレアを推します。上目遣いの表情なんて最高。目で語れる女優ですね。
続編のハッピーMAXも楽しみです♪
ソクラテス
可愛くて強い女の子
かわいくてかわいくてかわいい
可愛い!!
情熱もとが大事
全45件中、21~40件目を表示

 
  












