「このくらい軽やかに生きたい。」キューティ・ブロンド ティム2さんの映画レビュー(感想・評価)
このくらい軽やかに生きたい。
このくらい軽やかに生きたい。
頭の悪い女の子が劇的に変わって驚くものとして、ビリギャルを思い出した。
ビリギャルはリアルな受験映画で努力を描いているが
この映画はそんなにリアリティは求めてなくて、彼女の楽観的な行動力が魅力だった。関係なさそうなファッションとかの今までの彼女の得意分野だった能力が活きてるのも面白かった。
どちらの映画も自分を信じて行動すれば変えられると勇気をくれる。
ワーナーが賢い子をパートナーに選びたいというのは少し驚いた。パートナーには戦力になる女性を求めてて、アメリカは進んでるなと思った。(この映画は2001年)
はじめは主人公を捨てるのは残念だったけど、ワーナーは女性に知性を求めてるのいいなと思った。
主人公の家は金持ちそうで結婚相手として悪くないと思うけど、そういう打算をしなかった。
賢い男性は賢い女性に脅威を感じないからだと思ったけど、ワーナーはそんなに賢くなかったことが途中でわかって、女はバカな方がいいという考えがそもそもないのかぁとなった。
でも、彼は彼女とたしか4年くらい付き合ってて、彼女の可能性とか行動力とか全然わかってなかった。わからなくても仕方ないとは思うけど、遊び相手と割り切ってたかも。
リース・ウィザースプーンは好きな俳優。
ドラマ リトルファイアーでみて今回のもみて、どちらも典型的なブロンド白人の役でどちらもすごく上手いと思った。
典型的な偏見通りの人を演じるのは、嫌だったりバランスが難しかったりすると思う。
どちらの作品もなぜそういうキャラクターなのか理由があってメッセージがあるから彼女は出てると思う。
彼女は見た目からこういう役が来やすいのかもしれないが、出てる。
制作に関わることもある彼女、
制作に名前があるとみたくなる。