「長ければ大作というワケではない」山中傳奇 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
長ければ大作というワケではない
雰囲気から古い映画だと思っていたが、1975年制作の映画。
この頃までには優れた映画が多く制作されているので、見本には困らなかったはず。
本作品は3時間12分の長編となっているが、ストーリー構成からすると短時間で
充分な内容に思える。
元々は短編が公開されていたらしく、そちらで充分だっただろう。
ノーカット版らしきものを公開したかったのだろうが、評価にはマイナスだろう。
本作品の長さは必然的になのではない。何度も同じようなシーンを繰り返した結果
退屈させる間延びした構成となった。
さらに雰囲気を壊しているのが演出の「爆薬」
牧歌的な雰囲気の映画に派手な演出はそぐわない。
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