劇場公開日 2005年8月6日

「「バスケットボールを通じて、皆に平等な明るい未来を提供する」そんなSDGsに則ったメッセージも組み込まれている素敵な映画です。」コーチ・カーター 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「バスケットボールを通じて、皆に平等な明るい未来を提供する」そんなSDGsに則ったメッセージも組み込まれている素敵な映画です。

2022年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

腐敗したバスケットボール部を復活させるために
元有名選手がコーチとして関わることになってから起きる様々な出来事を通じて
選手たちの成長を描くHUMAN STORYです。

卒業生の大半が刑務所に行くという学校の生徒にも明るい未来を・・・と、
コーチが意図を散りばめて一生懸命に関わる様には、心動かされます。

バスケットボールを通じて
勉強、道徳、仲間意識、与えあうことetc.
多くのことを教えていきます。

最初は、生徒の保護者からも非難されたりしますが、
信念を貫き通して、期待通りの成果に仕上げていく展開は、見応えがあります。

「ただスポーツが上手な人」ではなく、
「社会で活躍し豊かな未来を手にする人」を育てようとする情熱には学ぶべきものがあります。

実話に基づいて作られた歴史「HISTORY」に残りそうな映画です。

SDGsへの取組みに近いメッセージも組み込まれていて、
経営者、指導者、教育者などを仕事としている方は、必見の作品です。

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向山雄治