「一風変わった傑作スポ根映画」コーチ・カーター tさんの映画レビュー(感想・評価)
一風変わった傑作スポ根映画
日本にも名作の学園スポーツ漫画はたくさんあるが、バスケといえばスラムダンク。この手のスポ根漫画は最終的に主人公がプロを目指す実力をつけてプロを目指すことで終わる。それが当然だよね。だってスポーツをやっている人は誰でもプロを目指すじゃん。
しかし、このコーチカーターは違う。
どん底の生活を抜け出す手段(大学進学の手段)としてバスケを生徒に教え、その中で人生について説いて行く。
その点がすごい。
日本のスポ根漫画が幻想だとすると、コーチカーターはリアルな極めてスポ根映画と言える。
勝者でありたければ常に勝者の振る舞いをしろ・・・・か。
巷の自己啓発本に良く書かれている胡散臭いセリフも、コーチカーターが言うと全然違うね。
「自分の光り輝く可能性を怖がってはならない」か。
そうなんだよね。自分には可能性があると思うことを恐れてはダメだよね。
すごいわ。
スポ根を超えた哲学映画だな。
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