「二つの真実を明かした」39 刑法第三十九条 アサシンさんの映画レビュー(感想・評価)
二つの真実を明かした
まずは、精神医学は医学としての体裁すらなく、科学的でさえないこと。
昔、府立医大の精神科教室の助教授が、精神科の診断及び治療は占いのようなものだと。当たる事もあれば、外れる事もある、いずれにしろ根拠がないのだと。現在のところも、残念ながら進歩していない。
根拠のない薬物治療で犠牲者は多数
次は、裁判。裁判官は常識が無く、人員不足で多忙なため、まともな人間関係が築けず、本人の偏見による予断に満ちた事実認定が多発している。
作品としては、ストーリーに無理があるが、真実を炙り出すには、この方法しかないと思はせるものがある。
鈴木京香、堤真一、岸部一徳、やるやると見ていたが、ここまで役になりきるとは。
樹木希林は、ズルくて嘘つきなところは、地が出てるとゆう事で、演技ではない。
監督は、要らない描写を間に入れて、セリフのシーンが短くなって良くない組み方だ。
カメラワークも意味なく揺らしたりして、独り善がりだ。
しかし、破綻のない筋書きで、演技も素晴らしい。
サスペンス、社会物好きな人は必ず見るべきだろう。
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